YouTube上で学問の知識や教養、お金のやりくりについて教示する動画コンテンツがブームになっている。そうしたコンテンツはなぜ「大学」という名前を冠しているのか。視聴者たちは、なぜそうした動画に熱狂しているのか。フリーランスのライターとして、ポップカルチャーやネットカルチャーについて取材・執筆を続けてきた藤谷千明が迫る。 第4回は、マネーリテラシーをメインに動画コンテンツ、書籍、オンラインサロン、イベントで一大ブームを起こしている「両学長のリベラルアーツ大学」について。前回連載(2023年8月4日掲載)からさらに拡大している「リベ大」は、なぜここまで大きな規模のメディアとなったのだろうか。 ■今日も元気よく拡大しているリベラルアーツ大学 「資本主義の終わりより、世界の終わりを想像するほうがたやすい」とは、イギリスの批評家マーク・フィッシャーの言葉ですが、一方この極東の島国では「『お金なくて

