現在位置 トップ > 政策・審議会 > 審議会情報 > 調査研究協力者会議等(研究振興) > 「2030デジタル・ライブラリー」推進に関する検討会 > オープンサイエンスの時代にふさわしい「デジタル・ライブラリー」の実現に向けて~2030年に向けた大学図書館のロードマップ~
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研究者の歩きかたセミナー「大学発ジャーナルのDXに向けた連続セミナー」(2024年5月30日、6月27日、7月25日)(終了しました) 本連続セミナーでは、研究者や図書館員など大学の出版活動にかかわる人々が場を共にし、ダイヤモンドオープンアクセス(OA)としての大学発ジャーナルの意義を再考し、またその持続可能性や評価の向上に向け利用が期待できるオープンソースのツールや仕組みについて3回に分けて学びます。 昨年、内閣府より「統合イノベーション戦略2023」が示され、日本でも2025年度の公募分より公的資金による研究成果はオープンアクセスでの即時公開が求められることになりました。世界では即時OA実現の手段として、投稿料も購読料も必要としないダイヤモンドOA出版への関心が高まっています。 紀要をはじめとした日本の大学や研究機関で刊行される多くのジャーナルは、まさにダイヤモンドOA出版といえます。
現在位置 トップ > 会見・報道・お知らせ > 報道発表 > 令和5年度 報道発表 > 令和5年度「学術情報基盤実態調査」の結果報告について-大学における大学図書館及びコンピュータ・ネットワーク環境の現状について- 文部科学省では、国公私立大学の大学図書館やコンピュータ・ネットワーク環境の現状を明らかにし、その改善・充実への基礎資料とするため、平成17年度から学術情報基盤実態調査を毎年実施しています。 このほど、令和5年度の調査結果を取りまとめたので、お知らせします。 調査結果の主なポイント 大学図書館編 令和4年度の図書館資料費は718億円であり、前年度より13億円増加。そのうち、紙媒体の資料(図書と雑誌の合計)に係る経費は221億円であり、前年度より10億円減少した。また、電子媒体の資料(電子ジャーナルと電子書籍の合計)に係る経費は378億円であり、前年度より21億円増加した。 オープ
オープンサイエンス時代の大学図書館員像<報告> 東北大学附属図書館・三角太郎(みすみたろう) 2023年12月12日、令和5年度国立大学図書館協会シンポジウム「オープンサイエンス時代の大学図書館員像:これからの<人材>構築にむけて」が、東北大学の会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催され、400人を超える参加があった。本稿ではその概要を紹介する。 国立大学図書館協会(JANUL)は2021年に策定した「国立大学図書館協会ビジョン2025」のもと、大学図書館の新しい在り方について議論を進めてきた。ビジョンでは、「知の媒介:知の交流を促す<人材>の構築」を重点領域の一つとし、人材の確保を求めている。また、2023年に文部科学省が公開した「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議のまとめ)」でも、人材の問題の重要性が強調されている。JANULでは、人材委員会を中心に、
大手学術出版社のシュプリンガーネイチャーは、同社の学術論文雑誌(ジャーナル)の利用が少ない日本の大学向けに、新たな転換契約を始めた。一橋大学、明治大学、千葉工業大学、埼玉医科大学といった単科大学や私立大学など13校が参加した。以前からある研究大学向け契約の参加大学数も21校に倍増した。2種類の契約を合わせた日本での同社のオープンアクセス(OA)論文は、2024年に約1900報と前年比倍増になる見込みだ。 各大学が出版社と結ぶ転換契約は、従来のジャーナル購読料に対し、購読者以外も論文閲覧ができるOA出版料を組み合わせた料金体系に転換するもの。契約した大学の所属研究者は、同社の2000誌以上のジャーナルで発表した論文を各大学の資金支援によってOA化できる。政府は未購読の大学の研究者や一般人が研究成果にアクセスできるようOA化を推進している。 シュプリンガーネイチャーは23年1月に日本で転換契約
2012年10月にレジストリサービスの提供を開始したORCID(Open Researcher and Contributor ID)は,世界中で各種の学術情報システムやサービスに広く実装され,総登録者数は2020年末までに1,000万人を超えている。本稿では,運営組織としての非営利団体ORCIDや,研究者情報基盤としてのORCIDの特徴と提供サービスについて概観し,1,000を超える機関メンバーや23のコンソーシアムによって支えられるORCIDコミュニティの現況について解説する。
2023年11月30日、米・マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)が、オープンアクセス(OA)出版に関する白書”Access to Science and Scholarship: Key Questions about the Future of Research Publishing”を公開しました。 全体は2部構成で、パート1では、これまでのOA出版の概観がなされています。パート2では、学術出版におけるOAに関する新たな方針の影響の理解、検証、その影響に対する最善の準備のために、更に調査を進めるべき重要な課題について、6分野(アクセスとビジネスモデル、研究データ、プレプリントの出版、査読、研究者と大学のコスト、インフラストラクチャ)に分けて提示しています 。 New white paper “Access to Science and Scholarship: Key
目次 参加メモの前提 情報リテラシー教育支援の現状 : 東北大学附属図書館の事例 / 堀野 陽子(東北大学附属図書館工学分館整理・運用係長) | 9:30-10:45 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における目録実務とその周辺 / 川本 真梨子(慶應義塾大学メディアセンター本部 リソースマネジメント担当) | 11:00-12:15 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館における資料保存 / 小島 浩之(東京大学経済学部資料室講師) | 13:15-14:30 | 75分(うち質疑15分) 図書館等公衆送信サービスの開始と今後の展望 / 髙木 晃子(千葉大学附属図書館利用支援企画課利用支援企画グループ図書系職員) | 14:45-16:00 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 16:15-17:30 | 75分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文
目次 参加メモの前提 はじめに 開講式 | 9:30-9:45 | 15分 あいさつ / 久保田 壮活(東京大学附属図書館総務課長) 事務連絡 大学図書館の現状と課題 / 大山 努(東京大学附属図書館事務部長) | 9:45-11:00 | 75分(うち質疑15分) 大学図書館職員のスキルアップ法 / 中村 健(大阪公立大学学術情報課図書情報担当係長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 効果的なグループワークのデザインとファシリテーション / 栗田 佳代子(東京大学大学総合教育研究センター副センター長・教授) | 13:30-16:20 | 170分 海外研修経験から見えた大学図書館 / 冨田 千夏(琉球大学附属図書館情報サービス課保存公開係長) | 16:30-17:15 | 45分(うち質疑10分) 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考
目次 参加メモの前提 はじめに 東京大学総合図書館見学 | 9:30-11:00 | 90分 電子コンテンツ導入・提供の現状と課題 / 井口 幸(法政大学図書館事務部多摩事務課長) | 11:15-12:30 | 75分(うち質疑15分) 学術コミュニケーションの動向 / 岩井 雅史(信州大学附属図書館副課長/情報システム・学術資料(雑誌)グループリーダー) | 13:30-14:45 | 75分(うち質疑15分) グループ討議 | 14:55-17:30 | 155分 関連記事 関連リンク 参加メモの前提 全体のバランスや文脈は考慮せず、自分が興味・関心を持ったところを中心にまとめています。 敬称略。 はじめに 机と椅子を1日目終了後に講義形式に並べ替え、受講者番号順に座るようになりました。 9時過ぎから研修が始まるまでの時間で、ある程度人数が集まってから、この研修のメーリングリスト(G
大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE=ジャスティス)とオランダの大手学術出版社エルゼビアは、学術研究論文のオープンアクセス(OA)促進に向けた転換契約の提案に合意した。JUSTICE会員の大学図書館のうち57大学からなる交渉チームが、同社との議論を経て日本での枠組みを構築した。転換契約は国内大学とワイリー、シュプリンガーネイチャーとの間で始まっており、これで大手3社が出そろった。 転換契約は出版社に対して大学図書館などが払ってきた論文雑誌購読料を、研究者が払う論文掲載料(OA出版料、APC)へシフトし論文を無料で社会発信することを認める流れに乗ったものだ。購読とOA出版を組み合わせることで、大学・研究者が負担する金額を低くした転換契約を結び、大学のニーズを満たす出版ビジネスに変える取り組みだ。 合意した転換契約の実施期間は2024年から3年間。今後は提案をベースに、希望する大学が個
帝京大学出版会を創設しました 2023年10月1日(日)、帝京大学は、2026年に創立60周年を迎える本学の記念事業の一環として帝京大学出版会を創設しました。 帝京大学出版会は、本学の掲げる「自分流」の教育理念と「実学」「国際性」「開放性」といった教育指針を追求し、「知の発見・探究・創造・発信・共有」に貢献します。また、本学教員による研究成果を広く社会に還元する場として、帝京文化を涵養します。出版の機会提供は本学教員に限定せず、帝京文化と親和性のある文化人・研究者らにも広げます。 内容の難易度に応じて帝京新書、帝京選書、帝京学術叢書 の3つのシリーズを2023年12月から順次刊行します。第1弾は4冊同時刊行する帝京新書に加え、帝京大学先端総合研究機構に所属する19人の教授らが書き下ろす共著の選書「(仮)未来を拓く「自分流」研究:帝京大学の挑戦」のラインナップになる予定です。新しい知の物語の
多様な人が研究成果を活用できる「オープンアクセス」(OA)に向けて、大学と世界的な論文雑誌の出版社の間で「転換契約」が進みだした。雑誌の「購読料」と、他の場での発信も可能な「掲載料」という、二つのサービス・費用による仕組みだ。伝統的な出版ビジネスや研究者評価に影響があり、先進大学の取り組みから国を挙げての戦略に変わりつつある。サービスの利用者、提供者、そして一般社会の賛同が得られるよう注視が必要だ。(編集委員・山本佳世子) 若手研究者の支援急務 学術論文は研究者(著者)が研究成果を原稿にまとめ、出版社の論文雑誌に投稿し、専門家の査読によって品質を吟味されて受理となる。元々は印刷された論文雑誌が大学などの図書館に並び、所属の研究者が閲覧・引用していた。現在はオンラインで読む電子ジャーナルが大半だ。 有力雑誌への掲載は研究者の評価を高めるため、ブランドがある出版社は力が強く値上げがしやすい。近
内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)は誰もが無料で学術論文を読めるオープンアクセス(OA)の普及に向け、国際的な出版社と交渉するオールジャパンの体制を整備する。購読料を論文掲載料にシフトしてOA出版を可能にする転換契約などを促す。秋にも政府のOAの基本方針を策定する方針で、関係省庁や大学などと調整に入った。大学・研究機関の論文コスト負担増の解決に乗り出す。 論文雑誌の出版社は寡占状態で、購読料や論文掲載料は高騰している。対策として、先進7カ国(G7)の広島首脳コミュニケ(共同声明)、科学技術大臣コミュニケでOAを推進する方針が示された。日本政府は論文雑誌の価格交渉を各大学と各出版社に委ねており、欧米に比べて対応が遅れていた。2022年秋からのCSTIの議論とG7を経て、「政府の競争的研究費によって主成果を出した論文は、25年度新規公募分から即時OAとする」方針を公表。公募要
慶應義塾大学商学部准教授 塾員(2013商)。2018年東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻博士課程修了。東京大学博士(経営学)。明治学院大学経済学部専任講師、東京大学大学院情報理工学系研究科客員研究員、慶應義塾大学商学部専任講師を経て、2022年より現職。 横山 最近本が売れなくなっているとよく言われます。この春は都内大型書店の一時休業が話題になりました。一方でセレクト型書店の開店が各地で活発となっている状況もあります。 デジタルコンテンツが飛躍的に増大する中で、読書のかたちも変化していると思うのですが、あらためて「本」の魅力はどこにあるのか。今日は現場の方々にお聞きしたいと思います。 近年はSNSでライトノベルを発表し、ファンがついてデビューするといったように、売り手や書き手のあり方もどんどん変わってきています。また、小林さんのようにご自身で書店を立ち上げる方もたくさんいますし、
東北大学は学術論文雑誌の電子ジャーナルの購読料を、論文掲載料(APC)に転換する契約に関する支援策を9月に拡充する。国際的な大手出版社2社の対象論文誌を対象に、研究者のAPC負担をより抑えられるようにする。ジャーナルランキングのスコアが高い、他の論文誌への掲載に対する支援も始める。いずれの場合も若手研究者に対してはAPCの全額を支援する。転換によりインターネットでの論文無料公開を可能にし、研究成果の発信力を高める効果が見込める。 転換契約は論文の講読・閲覧(リード)に当たり大学図書館が出版社に支払う費用を、著者(研究者)が払う発行(パブリッシュ)費用であるAPCに転換。あわせて著者が無料発信することでオープンアクセスを可能にするものだ。東北大など国内の複数の大学は、大手学術出版社のワイリー、シュプリンガーネイチャーが発行する多数の論文誌パッケージに対して、この「リード&パブリッシュ」の契約
第46回日本神経科学大会の大会企画として「オープンアクセス化とその課題から紐解く科学と論文の未来」と題するシンポジウムを企画しました。サムネイル画像は共催していただいた東北大学附属図書館職員の方に撮影いただきました。 3S10m オープンアクセス化とその課題から紐解く科学と論文の未来 共催:東北大学附属図書館 ※このシンポジウムは日本語で行われます 日時:8月3日(木)08:45-10:45 会場:第10会場(展示棟1階) オーガナイザー: 大隅 典子(東北大学大学院医学系研究科) 林 和弘(科学技術・学術政策研究所) 演者: 林 和弘(科学技術・学術政策研究所) 指定討論者: 水島 昇(東京大学医学研究科) 上口 裕之(理化学研究所脳科学研究センター) 豊泉 太郎(理化学研究所脳科学研究センター) 奥山 輝大(東京大学定量研) 第46回日本神経科学大会HPより林先生に論文の歴史からオー
琉球大学出版会の設置について 琉球大学は、2023年7月5日(水)付けで、研究成果としての学術書、教育資源としての教科書を刊行することにより、本学の研究・教育・学修に寄与すること、また、研究成果普及のための教養書を刊行することにより、本学の学術成果を広く社会に還元することを目的として、琉球大学出版会を設置しました。 学術的な価値が認められるにも関わらず、販売見込等の理由で刊行に至らないということがあります。また、既存の刊行物に本学の授業内容に適合したものがないといったこともあります。このようなことの解消への寄与を目指します。 さらに、「琉大トランスフォーメーション(RX)」の一環として、教科書のデジタル化、さらにはデジタル化された教科書を利用した教育のDXの支援なども視野に入れた活動を目指します。
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