大学が「博物館」の整備に力を入れている。少子化が進み学生の獲得競争が激しさを増す中、所蔵品や研究資料を紹介して魅力をアピールする狙いがある。多くが入館無料。展示品の中には歴史的な価値がある「お宝」も少なくない。 「大学は敷居が高いと思われています。どなたでも気軽に立ち寄って」。同志社大の小枝弘和・社史資料調査員は、京都市上京区のキャンパスに昨年11月にオープンした「同志社ギャラリー」への来館を誘う。 1890年に完成した国の重要文化財の建物「ハリス理化学館」の1、2階にある。創立者の新島襄が米国に密出国する直前の肖像画や、愛用の聖書など約150点を展示。昨年はNHK大河ドラマ「八重の桜」で新島に脚光が当たった。
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