慶應義塾は11月5日付で北里研究所と包括的連携協定を締結しました。 協定締結式は11月10日に慶應義塾大学三田キャンパスにて執り行われ、本学からは伊藤公平塾長、北川雄光常任理事が、北里研究所からは小林弘祐理事長、島袋香子学長、川瀬惠史理事長特命補佐が出席しました。 慶應義塾創立者の福澤諭吉と北里研究所創立者の北里柴三郎は、我が国の医学発展のために共に尽力しました。福澤と北里の親交は深く、慶應義塾創立60年を期に新設された医学科の学科長(後の医学部長)に北里が就任、初代病院長も務めるなど慶應医学の礎を築き、支え続けた歴史もあります。 今回の協定は、その歴史的背景を踏まえ、これまでの協力関係をより一層強化、発展させるとともに、両法人の特色とリソースを活かした包括的・継続的な連携を推進し、実学の精神をもって、未来に向けた教育・研究・医療活動の充実と質の向上に寄与、社会貢献することを目的としていま