経済産業省およびジェトロが主催する「スタンフォード流イノベーターコース」が、8月26日から米国のスタンフォード大学ハッソ・プラットナー・インスティテュート・オブ・デザイン(dスクール)のキャンパスで始まった。IT分野での起業を目指す学生を対象としたこのプログラムは、シリコンバレーで起業家精神について学び、「デザイン思考(注)」のスキルを習得しながら、自身の事業案を構築することを目的としている。 プログラムでは、シリコンバレーを拠点とするアクセラレーターのUSマーケット・アクセスセンター(USMAC)が、講義やグループ活動、メンタリングを通して、実践的な起業支援を提供している。また、スタンフォード大学dスクールからは、創造力を開発する「デザイン思考」に関するカリキュラムが提供され、アイデアの発想を変革、構築する支援が行われる。さらに、同プログラムは、スタンフォード大学米国アジア技術経営センタ