世界中で“電卓”は1年間に1億3000万台も売られているそうだ(JBMIA=一般社団法人 ビジネス機械・情報システム産業協会のデータをもとにシャープが予測)。スマートフォンの影響で減少していると思いきや、リーマンショックの影響はあったもののその後は堅調とはいかないが横ばいに近い市場だ。しかも、中国製など大手メーカー品以外の市場規模は正確にはつかめていないようだ。 ↑2005年にIEEE(米国電気電子学会)マイルストーン受賞した記念電卓『EL-BN691』と著者。 その代表メーカーであるシャープの電卓が50周年を迎え、“お客と作る 50周年記念電卓”というキャンペーンを展開する。 電卓といえば、エレクトロニクス機器における「小型・薄型化」、「低消費電力化」技術を推進する原動力となった。シャープにとっても同社の半導体事業や液晶、太陽光パネルといったその後の屋台骨を支える技術を育てることとなり、
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