例えばこの「むしくいさま」という作品は、ページをめくっていくとところどころ穴の空いたページがあり、繋げていくとまるで虫がページを食べていくかのように見えるという仕掛けが施されています。 イラストも可愛いのでなんかほっこりしてしまう。 クリスマスの足音 「もうひとつの研究所」シリーズで僕が一番好きなのがこれ。 「クリスマスの足音」という作品なのですが、これに施されたギミックがもう可愛いすぎて…。 パラパラとページをめくっていくと最後のページに本物の鈴が現れ、ページがめくれる力で「チリン」と音が鳴る。 クリスマスの夜の静かだけど何処かわくわくする雰囲気を絵と音で表現した作品です。 世界観が可愛い。 作品を演出しているのは、ギミックや絵柄だけではありません。このシリーズがスゴイのは「もうひとつの研究所」という完成された世界観。これがあるからこそ、作品にさらなる深み・可愛さが出てくるんですね。 会