電子書籍やインターネット書店など、本の購入に“足”を必要としなくなって久しい。便利になった一方、街から次々と書店が姿を消している。驚くことに全国には、地域に書店がない“書店ゼロ”の市町村が332(5月1日調べ。日本書籍出版協会資料より)もあるという。この事実に対して、全国の読書家からは嘆きの声と共に、書店の独自性を理由に「致し方なし」とする声が多いようだ。 2015年9月1日(木)、東京都内に3店舗を展開する書泉が、“書店のメッカ”千代田区神田神保町にある老舗書店・書泉ブックマートを、9月30日(水)をもって閉店すると発表した。1967年に開店した同店は、近年では2階を「少女コミック・同人誌・ティーンズラブ(TL)をメインにした少女向けフロア」に、3階を「ボーイズラブ(BL)・女性向小説をメインにした大人女子向けのフロア」にし、人気を博していた。広報担当者は「近くに書泉グランデがあり、経営
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