「太陽の罠」 NHK総合、土曜午後9時 男女7人組グループ「AAA(トリプル・エー)」のメーンボーカルとして活躍し、NHK紅白歌合戦にも過去3度出場した。一方、園子温(そのしおん)監督の映画「愛のむきだし」や蜷川幸雄演出の舞台への出演で注目が集まる若手俳優でもある。今回挑戦しているのは、大手家電メーカーの太陽光発電技術をめぐり、「特許マフィア」との攻防を描いたサスペンスドラマだ。 「物作りの『権利』をめぐる駆け引きを描いた社会派ドラマですが、同時に『愛』が大きなテーマ。仕事への愛や男女の愛に向かい合う、人間同士の関係やひずみがストーリーに刻み込まれています」 演じる若手社員の長谷川は、情報を横流しした産業スパイの疑いをかけられ、さらに殺人未遂事件への関与を警察に疑われる。特許マフィアとつながる澤田(塚本高史)が暗躍する中、長谷川は、訴訟対策に奔走する濱(尾美としのり)や刑事の三浦(吉田栄作
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