政府の産業競争力会議の大学改革などをテーマにした会合が開かれ、安倍総理大臣は関係閣僚に対して、全国の国立大学を、卓越した教育や研究を推進する大学や地域のニーズに応える人材育成などを推進する大学など、3つに分類する改革の具体化を指示しました。 この中で下村文部科学大臣は、日本を世界で最もイノベーション=技術革新に適した国にするには国立大学の改革を進める必要があるという考えを示しました。 そのうえで下村大臣は国立大学を、▽世界トップの大学と肩を並べて卓越した教育や研究を推進する大学、▽分野ごとの優れた教育や研究の拠点となる大学、それに▽地域のニーズに応える人材育成や研究を推進する大学の3つに分類する方針を示しました。 また、規模などに応じて全国の国立大学に毎年度合わせておよそ1兆1000億円配分している運営費交付金に、来年度からメリハリをつける考えを示しました。 これを受けて、安倍総理大臣は「