「「ニコニコ現実」のプロトタイプとしての「ニコニコ大会議2008」 - 濱野智史の個人ウェブサイト@hatena」について。 本文末尾では、「ニコ動文化圏を否定したくて書いたのではありません。どれだけ、ニコ動文化が、くだらなくて低能で能天気なものにしか見えなかったとしても、僕は基本的にそれを擁護するつもりです」とあるんだけれども、実は、その「擁護」というのは本文のどこにもありません。ただ、次のように書かれています。 ……だから僕には、いいか悪いかの判断は別として、もうそれは避けることができないと思っています。しかし、だからこそ、「ニコニコ現実」的な仕組みがいつか本当に訪れたとき、私たちはどうなるのか/どうすればいいのかを、いまからシミュレートして考えておいても、それほど無駄ではないと思うんですね。 元々の議論は、「ニコニコ現実」の評価をめぐってなされていたはずです。かたや「新しいコミュニケ