日本損害保険協会は1月12日、「全国交通事故多発交差点マップ」の最新版を発表した。2020年の人身事故件数ワーストは大阪府の「法円坂交差点」と福岡県の「針摺交差点」だった。 マップは、人身事故の半数以上が発生する「交差点」「交差点付近」での交通事故の防止・軽減を目的に、全国の地方新聞社、各都道府県警察の協力を得て、都道府県ごとの事故多発交差点ワースト5(人身事故件数)について交差点の特徴や事故要因、予防方策などを紹介している。 2020年の交通事故データによると全国の人身事故件数自体は大幅に減少しており、10年前と比べると57.4%減の30万9178件だった。「交差点」「交差点付近」での事故も減少しているものの、事故全体に占める割合は約55%とほぼ横ばいで推移している。 2020年の人身事故件数ワーストは大阪府の「法円坂交差点」と福岡県の「針摺交差点」がともに22件で1位だった。3位は大阪