札幌市西区で14日、走行中の車からタイヤが外れ女児(4)に衝突した事故で、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで現行犯逮捕された同区の会社員若本豊嗣容疑者(49)が「運転中、ハンドルのぶれについての違和感があった」との趣旨の話をしていることが16日、北海道警への取材で分かった。 車は知人名義だった。道警は車の不調を認識していたとみて、改造の有無などを捜査。16日、若本容疑者を送検し、関係先を同容疑で家宅捜索した。 近所の住人によると、事故直前、若本容疑者とみられる人物が現場近くで車を降り、その後脱輪する左前部のタイヤを点検する様子が防犯カメラに写っていた。 事故は14日午後1時35分ごろ発生。下り坂を走行中にオフロード走行用タイヤが外れ、約70メートル先の歩道を家族と歩いていた女児に衝突した。女児は全身を強く打ち意識不明の重体となった。
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