いすゞ自動車(東京都品川区南大井)は創立80周年を迎える2017年をめどに、藤沢工場(土棚8)の隣接地に車両開発の歴史を紹介する展示施設を建設することを明らかにした。同社が展示施設を建設するのは初めて。 広報部によれば、新施設は3階建てで、これまでの車両開発の歴史や技術、現状の取り組みなどを一般の人に広く見てもらう場を目指すという。 展示車両などは未定だが、年代物のトラックや乗用車、エンジンなどを展示するほか、車両づくりの現場を再現したジオラマなどを配置する予定。子どもから大人までが楽しめる場にしたいとしている。 同敷地内には、社員が整備技術を研修する「ものづくりサービストレーニングセンター」を建設し、今年1月に稼働したばかり。また、技能五輪に向けた技術教育を実施する職業訓練学校「いすゞ自動車高等工業学校」も移管するほか、国内や海外の研修者向けの宿泊施設も建設するなど、いすゞの技術開発施設