夢は形になる。 ひとりの頭のなかで始まった夢が、わずか4年でひとつの大きな実を結んだ。 「鎌倉インテル(正式名称:鎌倉インターナショナルFC)」は、神奈川県社会人リーグ2部に所属するサッカークラブ。日本のトップリーグであるJリーグ1部(J1)から数えると8つ目のカテゴリー、いわば「J8」という「底辺」のクラブである。大きな組織をバックにするわけではない市民のクラブだが、なんと、自前の「スタジアム」を完成させた。 古都・鎌倉市の北部にある深沢地区に10月17日、「みんなの鳩サブレースタジアム(通称、鳩スタ)」がオープンした。約1億円の建設資金のうち、どうしても足りない3000万円をクラウドファンディングで集めて、完成にこぎつけた。神奈川県を代表する銘菓である「鳩サブレー」の豊島屋にネーミングライツを引き受けてもらったが、「みんなのスタジアム」は、文字どおり市民の力で形になったものだ。 湘南モ
市総合公園内のShonan BMWスタジアム平塚(大原1の1)で昨年10月から進められていた観客席の増設工事が完了した。これによりバックスタンド中央部分に462席が加わり、収容人数は1万5732人となった。 これまでバックスタンドはスコアボード棟を境に南北が分断されていた。今回の改修により中央部分に背もたれ付きの462席が加わった。観客席の増設は2015年〜16年にメインスタンドの170席が設置されて以来、およそ1年ぶり。 新設された座席下の1階部分には器具庫が建設中で、完成は5月15日。市総合公園課によると陸上競技の備品などが収納される。 器具庫の建設も含めた総工費はおよそ1億3千万円で、すべて市が負担した。 落合克宏市長は先月25日の会見で増席について「平塚市にとってスポーツ振興の宝であるベルマーレにこれからも残ってほしいという思いがある。(増席により)収益を確保してもらうと同時に観戦
サッカーJ2・湘南ベルマーレの新スタジアム建設を目指して地元経済関係者らが設立した「湘南スタジアム研究会」の初会合が20日、平塚市内で開かれた。 研究会には藤沢、茅ヶ崎、平塚、小田原、大磯の4市1町の商工会議所や商工会の幹部のほか、サッカーやラグビー関係者ら計10人が出席。重田照夫・大磯町商工会長を座長に選出した。 研究会は、新スタジアムの候補地や資金調達の方法などを今後5回ほどにわたって話し合い、12月末にベルマーレに最終答申する予定。重田座長は「競技場が小さいと収入も少ないため、大きな施設が必要。候補地がいくつ出るかは未定だ」と話した。 ベルマーレが本拠地としている平塚競技場は1987年にオープン。1万5200人収容でJリーグの基準は満たしているものの、老朽化や屋根面積の少なさなどが指摘されている。 平塚市やJリーグなどは2015年から改修を検討しており、市は20年までの照明増設、21
湘南が新スタジアムへの本拠地移転を検討していることが28日、分かった。候補地として、大手コンサルタント会社から神奈川・平塚市、藤沢市、茅ケ崎市などから複数リストアップされているという。完成は早くても22年以降とみられるが、民活プロジェクトで2万人以上収容のサッカー専用スタジアムの建設を目指している。10月末には、第三者委員会が設置される。 移転の狙いは、タイトルを取るためのクラブ規模拡大だ。現在、湘南は年間順位17位と降格圏に沈む。苦戦の背景には、主力が引き抜かれる現状がある。今季も昨季主力として活躍したDF遠藤(浦和)MF永木(鹿島)GK秋元(東京)らの穴が埋められていない。営業収入は浦和の約4分の1となる約15億円。クラブは2025年までにタイトルを取る青写真を描いており、真壁会長は「今のクラブ規模では限界がある。(営業収入を)倍の約30億円にしないといけない」と話していた。 現在のB
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