第三セクターが地域経済の中核 第三セクターと言えば、全国の自治体のお荷物になっているケースが圧倒的に多い。そんな中で、「攻め」の経営で地域経済の中核企業体になろうとしているところがある。岩手県岩泉町の「岩泉ホールディングス」だ。 岩泉町は盛岡の東に位置し、太平洋岸にまで広がる人口1万人ほどの町。鍾乳洞の龍泉洞が有名だが、最近では「岩泉ヨーグルト」で知られる。「岩泉ホールディングス」の名前の通り、それまで4つあった三セクを子会社化し、持ち株会社として今年、1月末にスタートした。 バラバラだった三セク会社を一体運営することで効率化を進める一方、積極的な設備投資に乗り出し、町の中核企業体として成長させることを狙っている。三セクを持ち株会社化したのは全国で初めてという。 ホールディングスの傘下で子会社化したのは乳製品製造販売の「岩泉乳業」、道の駅などを経営する「岩泉産業開発」、キノコ製造販売の「岩
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