(CNN) 世界最大級の航空機とされる「エアランダー10」の組み立てが完了し、英ロンドン北部の格納庫でこのほど披露された。地上で入念な点検を行った後、200時間の試験飛行を経て、本格運用が開始される。 エアランダー10は飛行船とヘリコプターと飛行機を組み合わせた航空機で、全長は92メートル。胴体は炭素繊維製で、3万8000立方メートルのヘリウムガスで浮上する。 325馬力のV8ディーゼルエンジンを4基搭載し、時速148キロまでの加速や垂直離陸も可能。積載容量は10トンあり、機体下部に格納できる空気式の着陸装置を使って陸地や砂地、水面や氷の上にも着陸できる。 ジェット機に比べると消費燃料は大幅に少なく、騒音も小さい。高度は最高6100メートルまで到達でき、5日間の継続飛行が可能。偵察や積み荷の投下、遊覧飛行などの用途に適しているという。 高度は補助用エアバッグを膨らませたり、速度を変えること
3月23日に行われた第88回選抜高校野球大会1回戦。秀岳館(熊本)対花咲徳栄(埼玉)は接戦の結果、6対5で秀岳館に軍配が上がった。ところがこの試合の最中に、高校野球では珍しいサイン盗みを疑われる行為が発覚、秀岳館の選手とベンチに陣取る鍛冶舎巧監督が審判から注意を受けたのだ。 秀岳館の取った行為からは、とにかく試合に勝てばいいとの強い思いが感じ取れ、教育の一環という高校野球の本分から逸脱している。しかも、メンバーのうち熊本出身者は1人のみ。レギュラーのほとんどは野球留学組で、大阪枚方にあるボーイズリーグ出身者がずらりと並ぶ。このため、熊本・八代市の地元も盛り上がるどころか白けているそうだ。 それにはわけがある。監督の鍛冶舎氏が枚方のボーイズリーグを長年指導しており、2014年に秀岳館監督就任と同時に教え子たちをこぞって引き連れてきたからだ。 この鍛冶舎氏、知る人ぞ知る元パナソニック専務。中村
昨年11月にスタートした「ブルーカーボン・ヨコハマ コンブ プロジェクト」。主催する”里海イニシアティブ”設立準備委員会は横浜市漁業協同組合 金沢支所(金沢漁港)の協力を得て、海の公園の前浜でコンブを育ててきた。4月23日(土)・24日(日)に横浜ベイサイドマリーナ(白帆)で収穫祭を開催する。 ブルーカーボンとは海藻などの海洋生物による二酸化炭素(CO2)の吸収のこと。”里海イニシアティブ”設立準備委員会(事務所/白帆)は「コンブの計画栽培でCO2吸収と食育イベント」を掲げ、昨年11月に発足した。準備委員のひとり、渡辺みのるさん(60)は「コンブはCO2吸収だけでなく、プランクトンのすみかにもなり、海の環境を整える役割も。おまけにミネラルが豊富で美味しい」と話す。だが水温18度以下でしか生育しないため、日本で自生するのは東北地方や北海道だけだ。 同委員会は金沢漁港の協力を得て、海の公園の前
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