ハウステンボス(長崎県佐世保市)は4月16日、ぬいぐるみの姿をしたコミュニケーションロボット「TELLBO」(テルボ)を5月31日に発売すると発表した。「一人暮らしの高齢者がTELLBOにメッセージを吹き込み、離れて暮らす家族に届けてもらう」といった用途を見込む。メッセージの送受信などに機能を絞った上で、ぬいぐるみの見た目を“着せ替え”できるようにし、親しみやすいよう工夫した。本体価格は3万9600円(税別、以下同)で、月額1290円の通信料が別途かかる。 ぬいぐるみの腹部にあるクマの形のマークを押すとメッセージを録音し、事前に連携した家族のスマートフォンに送信。遠く離れた場所にいる家族が、専用スマホアプリ(iOS/Android)上でメッセージを受け取り、文字入力か音声入力で返信する。そして、家族から届いたメッセージをTELLBOが読み上げる――という仕組みだ。家族側では、スマホアプリ上