ロシア北部の港湾都市ムルマンスクに停泊する、同国唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」(2018年5月19日撮影)。(c)AFP/Alexander NEMENOV 【12月13日 AFP】(更新)ロシアの北極圏内にある造船所で修理中だった同国唯一の空母で12日、火災が発生し、作業員1人が死亡、将校1人が行方不明になっている。同国メディアが報じた。火災により空母の将来を懸念する声が上がっている。 空母「アドミラル・クズネツォフ(Admiral Kuznetsov)」は、同国北西部ムルマンスク(Murmansk)で2年超にわたり修理が行われているが、昨年10月にはクレーン1基が甲板に落下し、損傷する事故も起きている。 国営ロシア通信(RIA)は、ズビョズドチカ(Zvezdochka)造船所の関係者の話として、溶接作業中に火災が発生したと報じた。初報では、行方不明になっている作業員は3人とされ