米領グアム島の米海軍基地に停泊する空母「セオドア・ルーズベルト」(2020年5月15日撮影)。(c)Conner D. BLAKE / US NAVY / AFP 【9月17日 AFP】マーク・エスパー(Mark Esper)米国防長官は16日、海上で高まる中国の脅威に対抗するため、自律型の無人艦艇や無人潜水艦、無人機を米海軍に拡充配備する一大計画を発表した。2045年までに数百億ドルを投じ、米国が主要な脅威とみなす中国海軍に対する優位性の維持を図る。 エスパー氏はカリフォルニア州のシンクタンク「ランド研究所(Rand Corporation)」で、米海軍力の抜本的見直し計画「フューチャー・フォワード(Future Forward)」を発表。「将来の艦隊は、空と海上と海中から、よりバランス良く致命的な効果をもたらすことが可能になる」と述べた。 エスパー氏によると、海軍のありようを一変させる