皇居で、新年の一般参賀に臨まれる上皇さま(2020年1月2日撮影、資料写真)。(c)Kazuhiro NOGI / AFP 【7月26日 AFP】宮内庁は26日、上皇さま(88)が心不全と診断されたと発表した。投薬治療を受け、現在は改善しつつあるという。 上皇さまは先月から、健康診断を受けられていた。 宮内庁はAFPに対し、検査の結果、心拡大と胸水貯留が認められたと明らかにした。その後、東京都内の病院でMRI検査を受けられ、右心不全と診断された。上皇さまは現在、治療を続けられており、所見は改善しつつあるという。 上皇さまは2020年、御所内で一時意識を失って倒れられたことがある。その際の検査では、異常は見つかっていなかった。前立腺がんや他の心臓疾患を患われたこともある。(c)AFP