岸田文雄首相は10日夕、第2次岸田改造内閣発足後に記者会見し、今回は旧統一教会との関係を見直すことを了解した人だけを閣僚に任命したと述べた。代表撮影(2022年 ロイター) [東京 10日 ロイター] - 岸田文雄首相は10日夕、第2次岸田改造内閣発足後に記者会見し、今回は旧統一教会との関係を見直すことを了解した人だけを閣僚に任命したと述べた。宗教団体の法令違反に厳正に対処することを徹底し、国民から信頼される政権運営を目指すとした。 首相は、政治家は社会的に問題が指摘されている団体との関係について「国民に疑念を持たれるようなことがないよう十分に注意しなければならない」と指摘。宗教団体の法令から逸脱する行為には厳正に対処すること、法務大臣をはじめとする関係大臣に被害者救済に万全を尽くすことを指示し、これらの徹底を通じて国民から信頼される行政運営を行っていくとした。