JR東日本は2日、羽田空港と東京都心を直結する新路線「羽田空港アクセス線」の起工式を東京都港区で行った。2031年度の開業を目指し、工事を本格化させる。 JR東は、空港と東京駅方面を結ぶ「東山手ルート」と、羽田空港地下に設けられる新駅の整備に着手。工事費は約2800億円を見込んでいる。 新路線「羽田空港アクセス線」の起工式に出席したJR東日本の深沢祐二社長(右)=2日午前、東京都港区式典には同社の深沢祐二社長や施工業者ら約90人が出席。くわ入れなどをして工事の無事を祈願した。深沢社長は「将来的に、首都圏のネットワークで大きな位置付けを占めるようになると考えている」と話した。