ジンバブエのワンゲ国立公園の近くで道路を横断するゾウ(2022年5月26日撮影、資料写真)。(c)Zinyange Auntony / AFP 【9月20日 AFP】ジンバブエ当局は18日、水を求めて多数のゾウが、国内最大のワンゲ国立公園(Hwange National Park)から隣国ボツワナに移動を始めたと発表した。 ワンゲ国立公園は総面積1万4600平方キロ以上で、約5万頭のゾウが生息している。 ジンバブエ公園野生動物管理当局の広報担当者はAFPに対し、「ゾウは湖や池が干上がったことから、水や餌を探している」と説明した。バファローなど園内に生息するあらゆる種類の動物も大移動を始めているという。 移動は8月から始まった。移動したゾウの具体的な数は分からないが極めて多いとみられる。 同広報担当者によると、近年水不足が深刻化しており、移動する動物の数が増えている。 当局はワンゲ国立公園か