先月末、日刊自動車新聞電子版で、「マツダ、SKYACTIV-Xエンジンの開発と生産の打ち切り」が報じられた。 SKYACTIV-X(スカイアクティブX)は2017年に発表、2019年に『マツダ3』に搭載されてデビューした。デビュー当時は180ps、224Nmだったパフォーマンスも、今は190ps、240Nmにアップしているが、出た時に思い描いたディーゼルのトルクと、ガソリンの軽快さを併せ持つという期待は、正直言うと明確に裏切られた印象だった。「火花点火制御圧縮着火」(SPCCI)と呼ばれた実現不可能と思えた技術を実現してしまうあたりは、流石ロータリーをものにしたマツダらしい。 開発も止めてしまうというから今後のさらなる熟成はない。そして、2027年には新開発の「SKYACTIV-Z」と呼ばれる新エンジンが投入されて、そこに引き継がれるのだろうが、ではスカイアクティブXはいつまで販売されるの
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