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ブックマーク / casabrutus.com (63)

  • 箱根に佇む予算100万円で建てられた吉村順三の“最小”作品。

    アントニン・レーモンドに師事し、モダニズムと伝統的な木造建築を融合させた建築家の吉村順三。このほど彼が手がけたわずか10坪、最小の建築が取り壊しの危機から救われた。 都内の組織設計事務所に勤める辻林舞衣子は、吉村建築を訪れ何げなくSNSに投稿した。すると、それを見たスキー仲間から「昔使っていた別荘を建てた人と同じでびっくり」という連絡が届く。驚いて詳しい話を聞くと、箱根にあるその建物は壊れて使えず20年以上誰も住んでいない状態で、売却契約間際、来月には解体されるかもしれないという状況だった。彼女は吉村の作品集を確認し、友人と同じ苗字の施主の名前が記載されている物件を確認。友人とその親族に売却を待ってもらい、箱根・仙石原にあるその建物を見せてもらうことに。 「うっそうとした薮に包まれていた建物は、わずか10坪。入口の階段は温泉の硫黄で朽ち、外壁は張り替えられてはいましたが、高床式であったこと

    箱根に佇む予算100万円で建てられた吉村順三の“最小”作品。
    hozho
    hozho 2024/10/26
    “この家が完成したのは1969年。吉村が親族に依頼され、予算100万円に収まるように設計した彼の最小作品だということがわかった。”
  • パリのデザインウィークで発見した、〈MUJI〉商品を使ったDIYアイデア!

    『カーサ ブルータス』2024年11月号より October 16, 2024 | Design | a wall newspaper | photo_©︎SBlanc 2024   text_Chiyo Sagae 9月、パリのデザインウィークにフランスの〈MUJI〉がモジュール式の《MUJI MUJI 5.5》を出展。玄関、お風呂、台所など6つの機能を持つ個別キットを組み合わせた、自由なカスタマイズが可能な極小住宅だ。アップデートし続ける家を提案したのは、既存の素材を元にモノや空間を創る独自のデザインアプローチで知られるパリのデザイナーズユニット〈ステュディオ 5・5〉。 「簡素で無駄のない、日の家の文化がインスピレーションの源です」と共同設立者のクレール・ルナールは言う。家が極小ゆえに、屋内には利便性を追求。自由なアイデアで〈MUJI〉の既存商品に手を加え、別の用途に転換する楽しく

    パリのデザインウィークで発見した、〈MUJI〉商品を使ったDIYアイデア!
    hozho
    hozho 2024/10/16
    “既存品を活用し、心豊かに生きるアップサイクリングのアイデアは限りがない。楽しみながらDIYしてほしいと、世界の〈MUJI〉愛用者に新たな消費のあり方をユニークに問いかける。”
  • Chill CARS|日産《パオ》|贅沢な設計で、レトロさをモダンデザインで再構築したクルマ。

    『カーサ ブルータス』2024年11月号より October 14, 2024 | Vehicle | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Izuru Endo   illustration_Daijiro Ohara しかしそのほとんどが、車体の前後を変更するのみで、内装も基的にはベース車の設計をなぞる。 ところが1989年、初代《マーチ》をベースに〈日産〉が発売した《パオ》は、各部にリブが入れられたボディ、平面ガラスの窓、すべて円形の灯火類など、すべての外装に《パオ》専用のレトロ風デザインが与えられていた。元が《マーチ》だとはわからないほどだ。 外装に負けず、内装も独自のパーツが並ぶ。クラシックなクルマをイメージさせるボディ同色のダッシュボードや、真空管ラジオを連想させるオーディオも、オリジナルのデザインだった。 しかも《パオ》が優れていた

    Chill CARS|日産《パオ》|贅沢な設計で、レトロさをモダンデザインで再構築したクルマ。
    hozho
    hozho 2024/10/15
    “バブル期ゆえの潤沢な予算が生んだクルマだ。現代では、《パオ》ほど独自設計が多い少量生産車は生まれにくい。贅沢さ、完成度が高いデザインが、現在もなお《パオ》が高い人気をキープしている理由に違いない。”
  • 日本初、コンラン卿の半生に迫る展覧会が開幕です。

    コンランと彼がデザインした《コーン・チェア》1952年撮影、レイモンド・ウィリアムズ・エステート蔵。photo_(c) Estate of Raymond Williams Conran Foundation and Conran IP LTD. セレクトショップの先駆けとして、世界にデザインブームを引き起こした〈ザ・コンランショップ〉。その創始者こそ、サー・テレンス・コンランである。同店が1994年に日上陸したデザイン黎明期から特集を組んできた、カーサ ブルータスとも縁が深い人物だ。そんなコンラン卿の人物像に迫る日初の展覧会を〈東京ステーションギャラリー〉で開催する。

    日本初、コンラン卿の半生に迫る展覧会が開幕です。
    hozho
    hozho 2024/10/09
    “コンラン卿の人物像に迫る日本初の展覧会を〈東京ステーションギャラリー〉で開催する。”
  • Chill CARS|二度と生まれ得ない、過剰なまでに高品質な実用セダン。

    『カーサ ブルータス』2024年10月号より September 16, 2024 | Vehicle, Design | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Izuru Endo   illustration_Daijiro Ohara 1970〜80年代頃の日車は、「10年10万km持てばいい」という時代だった。一方、〈メルセデス・ベンツ〉が1976年から85年まで販売した《W123》は、「100万km持つ」と謳われた。 必要以上に高品質にクルマを作りあげる、「オーバークオリティ」の設計がなせる業だった。これは、当時の〈メルセデス・ベンツ〉の思想である「最善か無か」の具現化のひとつともいえた。最善の製品以外はないものに等しい、という考え方だ。そのため《W123》は、耐久性のみならず安全性にも優れており、実用セダンに必要な居住性・快適性なども

    Chill CARS|二度と生まれ得ない、過剰なまでに高品質な実用セダン。
    hozho
    hozho 2024/09/16
    “「最善か無か」の具現化。最善の製品以外はないものに等しい、という考え方だ。そのため《W123》は、耐久性のみならず安全性にも優れており、実用セダンに必要な居住性・快適性なども高い水準で満たしていた。”
  • Chill CARS|気軽さが魅力な、スニーカーのような軽自動車。

    『カーサ ブルータス』2024年9月号より August 11, 2024 | Vehicle, Design | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Izuru Endo   illustration_Daijiro Ohara マイカー所有が遠い夢だった1950年代、その実現に大きく貢献した軽自動車《360》を生み出した〈スバル〉は、1972年に新たな軽自動車、初代《レックス》を発売した。 当時の流行を反映した、抑揚が強いボディラインが特徴だった。76年に軽自動車規格が変更され、排気量が360㏄から550㏄に。車体幅や全長の上限が増した。その際〈スバル〉は、初代《レックス》の幅を広げ、エンジンを載せ替えて応じた。 取材車は新規格対応後のモデル。基的に360㏄時代の車体を継続するも、バンパー・テールライトの大型化、明るい色調に一新した内装で新

    Chill CARS|気軽さが魅力な、スニーカーのような軽自動車。
    hozho
    hozho 2024/08/11
    “かつての軽自動車は「気軽に履けるスニーカー」のような存在だった。初代《レックス》は、その時代を思い出させてくれる。”
  • Chill CARS|アメリカへの憧れが感じられる、高級志向のパーソナルクーペ。

    『カーサ ブルータス』2024年8月号より July 11, 2024 | Vehicle, Design | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Izuru Endo   illustration_Daijiro Ohara 装備が豊かになり、性能も向上、車種も増えるなど大きな発展を遂げた1970年代の日車。その中には、アメリカ車の影響を強く受けるクルマも見られた。 〈三菱〉の2ドアクーペ、《ギャランΛ(ラムダ)》が登場したのは1976年のこと。前任の《ギャランGTO》のスポーティ路線から高級パーソナルクーペにシフトした《ギャランΛ》は、スタイリッシュなフォルムで登場した。大きくラウンドしたリアウィンドウ、尖ったノーズ、角形4灯式ヘッドライトなど斬新なデザインに身を包み、話題を呼んだ。デビュー後48年を経ても、ハッとさせられるディテールにあふ

    Chill CARS|アメリカへの憧れが感じられる、高級志向のパーソナルクーペ。
    hozho
    hozho 2024/07/11
    “《ギャランΛ》が、どことなくアメリカ車のそれを思わせるのは、アメリカ車への強い憧れがあったためだ。このクルマには、成熟した現代のクルマが失いかけた「憧れ」という熱量がある。”
  • まるで古代遺跡? 渋谷の隠れた名建築が再活用されています。

    『カーサ ブルータス』2024年5月号より April 18, 2024 | Architecture | a wall newspaper | photo_Kenya Abe   text_Housekeeper

    まるで古代遺跡? 渋谷の隠れた名建築が再活用されています。
    hozho
    hozho 2024/04/20
    “ファサードには窓がほとんどなく、一面には大量のタイル、傾斜した外壁がなんともいえない存在感を放つ〈旧三基商事東京本部第1ビル〉。その場所の再活用が現在進められている。”
  • 2024年プリツカー賞建築家、山本理顕が考えるコミュニティと建築の関係性。

    〈ザ・サークル〉(2020年)雨風が入る路地がある一つの町のような建築。チューリヒ国際空港の複合施設。24時間、自由に出入りできる幅8mの通路に面してコンベンションホールや商業施設がある。コンペによるものだが、そのプロセスの丁寧さも印象に残った、と山は言う。photo_Flughafen Zürich AG “建築界のノーベル賞” とも言われ、毎年その行方が大きな注目を集めるプリツカー賞。今年の受賞者は山理顕、日人では9人目の快挙だ。 審査委員長のアレハンドロ・アラベナは、山の建築について「パブリックとプライベートの境界線を慎重に揺るがし、人々が集まって交流する機会を増やす」と評する。山は以前から「地域社会圏」というコンセプトを標榜してきた。人々が住宅や施設の中に閉じこもるのではなく、さまざまな関係性を作り出せるような建築だ。そこでは建築と外側との関係を設計することが重要になると

    2024年プリツカー賞建築家、山本理顕が考えるコミュニティと建築の関係性。
    hozho
    hozho 2024/04/20
    “コミュニティのあり方と建築の関係性に着目している山本理顕。プリツカー賞受賞について思うことを聞きました。”
  • ホテルに宿泊し、サウナでととのいながら、野球も楽しめる〈北海道ボールパークFビレッジ〉。通年遊べます!

    ホテルに宿泊し、サウナでととのいながら、野球も楽しめる〈北海道ボールパークFビレッジ〉。通年遊べます! March 18, 2024 | Travel, Architecture, Design, Food | casabrutus.com | text_Akiko Miyaura   editor_Keiko Kusano 2023年春、北海道・北広島市に誕生した〈北海道ボールパークFビレッジ〉。北海道ハムファイターズの新球場〈エスコンフィールドHOKKAIDO〉を中心に、フィールドが一望できる球場内ホテルや温泉サウナ、ルーフトップバーなどを擁し、球場を囲む一帯にはヴィラや焚き火テラス、ショップ、アクティビティといった施設が並びます。単に野球観戦する場所ではなく、スポーツの価値と北海道の価値を融合させ、人が楽しみ、学び、癒やされる場所。野球のオンシーズンもオフシーズンもさまざまな楽

    ホテルに宿泊し、サウナでととのいながら、野球も楽しめる〈北海道ボールパークFビレッジ〉。通年遊べます!
    hozho
    hozho 2024/03/18
    “フィールドが一望できる球場内ホテルや温泉・サウナ、ルーフトップバーなどを擁し、球場を囲む一帯にはヴィラや焚き火テラス、ショップ、アクティビティといった施設が並びます。”
  • 【本と名言365】バックミンスター・フラー|「私たちはすばらしい本物の宇宙船、…」

    February 14, 2024 | Culture, Architecture, Design | casabrutus.com | photo_Miyu Yasuda    text_Ryota Mukai   illustration_Yoshifumi Takeda design_Norihiko Shimada(paper) これまでになかった手法で新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介。建築家で思想家、そして発明家でもあったバックミンスター・フラー。その主著のひとつである書は、今もなお私たちの価値観を揺さぶり続ける。 私たちはすばらしい物の宇宙船、この地球という丸い宇宙船に乗っている。 空輸もできる構造物「ジオデシック・ドーム」を考案した建築家で、宇宙規模で地球を捉えた思想家。その多才さから現代のレオナルド・ダ・ヴィンチとも評された人物がバックミン

    【本と名言365】バックミンスター・フラー|「私たちはすばらしい本物の宇宙船、…」
    hozho
    hozho 2024/02/17
    “私たちはすばらしい本物の宇宙船、この地球という丸い宇宙船に乗っている。”
  • Chill CARS|節度のあるデザインをまとう、クラシカルなセダン。

    『カーサ ブルータス』2024年3月号より February 8, 2024 | Vehicle, Design | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Izuru Endo   illustration_Daijiro Ohara 工業製品であるクルマは、新型に切り替わるたび進化を遂げていく。1972年に初代が登場した〈BMW〉の高級セダン《5シリーズ》は、2023年デビューの現行型で8代目を数える。 その間に安全性能・環境性能・快適性は著しく向上した。一方で、車体は全長約30cm、全幅は約20cmも拡大されており、街中では少々持て余すほどの大きさになった。 デザインも大きく変わった。現行型は流麗でスポーツカーのようなフォルムだが、初代の面影を強く残す取材車の2代目では、水平に近いボンネットとトランク、角度の立ったピラーによって、いかにも3BO

    Chill CARS|節度のあるデザインをまとう、クラシカルなセダン。
    hozho
    hozho 2024/02/10
    “節度を感じるのは、これらの要素において、奇を衒うデザインがされていないからだろう。街乗りでも苦のない適度なボディサイズだが、室内空間は十分。”
  • 「マシン・エイジ」に機械と人間が見る夢とは?|青野尚子の今週末見るべきアート

    January 13, 2024 | Art, Design | casabrutus.com | text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano 機械の美を愛でる。今から100年前に生まれたトレンド「マシン・エイジ」をテーマにした展覧会が箱根の〈ポーラ美術館〉で開かれています。機械と人間の出合いのさまざまな様相を表現するデザインやアートが並びます。 空山基《Untitled_Sexy Robot type II floating》(中央)《Untitled_Sexy Robot_Space traveler》(左右。いずれも2022年)。Courtesy of NANZUKA (c)Hajime Sorayama 「モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン」展示風景「第1章 機械と人間:近代性のユートピア」より。手前は《ブガッティ

    「マシン・エイジ」に機械と人間が見る夢とは?|青野尚子の今週末見るべきアート
    hozho
    hozho 2024/01/14
    “今、かつての産業革命に匹敵するといわれるデジタル化が産業革命以上に世界を変えている。これまで起こったことを振り返りながら、これから何が起きるのかを想像してみたい。”
  • Chill CARS|自由の象徴のような、軽のピックアップトラック。

    『カーサ ブルータス』2024年2月号より January 9, 2024 | Vehicle | Chill CARS | photo_Futoshi Osako   text_Fumio Ogawa   illustration_Daijiro Ohara 〈スズキ〉の《マイティボーイ》は、まさにそんな若者向けのクルマとして1983年に誕生した。同社の軽クーペ《セルボ》をベースとした2人乗り軽ピックアップトラックである。ミニマム価格も45万円で、購入のしやすさを狙っていた。 トラックといっても、《マイティボーイ》の荷台は、仕事よりも遊び道具を積むことが想定された。 全面的に若者をフィーチャーした当時のカタログには、自転車を含む大きなアウトドアグッズや、水上スキー・ダイビング用品などを濡れたまま積めると謳われており、このクルマの使い道が自由であることを示していた。 外観は、《セルボ》の車

    Chill CARS|自由の象徴のような、軽のピックアップトラック。
    hozho
    hozho 2024/01/11
    “〈スズキ〉の《マイティボーイ》は、若者向けのクルマとして1983年に誕生。軽クーペ《セルボ》をベースとした2人乗り軽ピックアップトラックである。ミニマム価格も45万円で、購入のしやすさを狙っていた。”
  • 菊竹清訓による群馬・館林の名建築にギャラリー&カフェが誕生! 名作を次世代につなぐプロジェクトが始動。

    菊竹清訓による群馬・館林の名建築にギャラリー&カフェが誕生! 名作を次世代につなぐプロジェクトが始動。 『カーサ ブルータス』2024年1月号より December 16, 2023 | Architecture | a wall newspaper | photo_Satoshi Nagare   text_Tatsuo Iso

    菊竹清訓による群馬・館林の名建築にギャラリー&カフェが誕生! 名作を次世代につなぐプロジェクトが始動。
    hozho
    hozho 2023/12/16
    “菊竹清訓は戦後の日本建築界を牽引した建築家の1人だ。その代表作として、まず挙がるのが〈出雲大社庁の舎〉(1963年)や〈東光園〉(1964年)だが、ほぼ同じ時期に手がけたものがこの〈旧館林市庁舎〉である。”
  • ヴィム・ヴェンダース監督へインタビュー! オール日本ロケの最新作の舞台は、あの公共建築でした。

    『カーサ ブルータス』2024年1月号より December 15, 2023 | Culture, Architecture | a wall newspaper | text_Sawako Akune

    ヴィム・ヴェンダース監督へインタビュー! オール日本ロケの最新作の舞台は、あの公共建築でした。
    hozho
    hozho 2023/12/16
    “『PERFECT DAYS』。平山が働くのは〈THE TOKYO TOILET〉。安藤忠雄、伊東豊雄、坂茂、隈研吾ら日本を代表するクリエイターたちが設計した渋谷区のトイレの数々がロケ地になっているのだ。”
  • 団地の聖地・赤羽台に名作住戸が蘇る。〈URまちとくらしのミュージアム〉がオープン。

    『カーサ ブルータス』2023年12月号より November 25, 2023 | Architecture | a wall newspaper | photo_Masanori Kaneshita   text_Naoko Aono 都市再生機構(UR)の団地の歴史をたどる〈URまちとくらしのミュージアム〉が東京・赤羽台に誕生! 復元住戸に入って当時の暮らしを追体験できます。 どこか懐かしい団地。その多くは戦後の急激な経済成長や都市化による住宅不足を補うため、1955年に設立された日住宅公団(現・都市再生機構。略称UR)によるものだ。旧赤羽台団地の一角に開館した〈URまちとくらしのミュージアム〉はその歴史をたどるもの。設計組織ADH(渡辺真理+木下庸子)が設計したミュージアム棟に、前川國男が設計した〈晴海高層アパート〉など4つの地区・団地の6住戸が復元され、模型や部材などとともに展

    団地の聖地・赤羽台に名作住戸が蘇る。〈URまちとくらしのミュージアム〉がオープン。
    hozho
    hozho 2023/11/25
    “都市再生機構(UR)の団地の歴史をたどる〈URまちとくらしのミュージアム〉が東京・赤羽台に誕生! 復元住戸に入って当時の暮らしを追体験できます。”
  • 【おいしくて美しい“和菓子遺産”】清寿軒の小判どら焼き

    文久元(1861)年、日橋に創業し、今も変わらずこの地に店を構える〈清寿軒〉。店先には東京大空襲のなか背負って運んだという、創業時から唯一残る「くわしや(菓子や)」の看板が飾られる。 代表銘菓の「小判どら焼き」は、一度見たら忘れられない姿が特徴だ。銅板で焼き上げる皮は楕円の小判形で、1枚でそのままクルリとあんを挟む。あんは皮で覆いきれないほどボリュームがあり、マリトッツォのごとく大きな口を開けている。「小判」という名のイメージを覆す厚みと存在感…! このガブリと“頬張る”どら焼きを求め、〈清寿軒〉には連日行列が絶えないのだ。 「うちは江戸の創業時から戦前までは羊羹が中心で、どら焼きは戦後に先代が始めたもの。 “何かオリジナリティのある形を”そして “自慢の粒あんをたっぷりべて欲しい”という思いからこの形になったんです」と7代目店主・日向野(ひがの)政治さん。 〈清寿軒〉には一般的な2枚

    【おいしくて美しい“和菓子遺産”】清寿軒の小判どら焼き
    hozho
    hozho 2023/11/14
    “清寿軒:迫力ある筆致で「大福帳」と書かれた粋な化粧箱は〈清寿軒〉の代名詞。江戸時代に店で実際に使われていた帳簿の表紙を写したものだ。●東京都中央区日本橋掘留町1-4-16”
  • 【本と名言365】剣持勇|「デザインは本来アノニマスなものであり、…」

    November 8, 2023 | Culture | casabrutus.com | photo_Miyu Yasuda    text_Yoshinao Yamada   illustration_Yoshifumi Takeda design_Norihiko Shimada(paper) これまでになかった手法で、新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介。戦後日にデザインという概念を根付かせたデザイナーの一人、剣持勇。ジャパニーズ・モダンという概念をいち早く持ち込み、そこから大きな論争も生んだ剣持にとってデザインとはどのようなものだったのだろう。 デザインは来アノニマスなものであり、必要性と必然性がぴったり密着していなくてはならない 戦後日のデザイン黎明期に、その概念を人々に広く伝えたデザイナーの一人が剣持勇だ。丹下健三の〈香川県庁舎〉や大谷幸夫の〈

    【本と名言365】剣持勇|「デザインは本来アノニマスなものであり、…」
    hozho
    hozho 2023/11/12
    “戦後日本のデザイン黎明期に、その概念を人々に広く伝えたデザイナーの一人が剣持勇だ。”
  • 【本と名言365】山本耀司|「根底にいつもあるのは、…」

    November 10, 2023 | Culture | casabrutus.com | photo_Miyu Yasuda    text_Yoshinao Yamada   illustration_Yoshifumi Takeda design_Norihiko Shimada(paper) これまでになかった手法で、新しい価値観を提示してきた各界の偉人たちの名言を日替わりで紹介。世代を超えて愛されるファッションブランド〈ヨウジヤマモト〉はもちろん、独特のキャラクターと美学で人物そのものにもファンの多い山耀司。ファッション史に大きな影響を与えたその哲学とは。 根底にいつもあるのは、西洋の美学や美意識に対する反論です。 1981年、山耀司の〈ヨウジヤマモト〉が川久保玲の〈コム デ ギャルソン〉とともにパリで発表した初めてのコレクションは、批評家によって「ヒロシマ・シック」と冷や

    【本と名言365】山本耀司|「根底にいつもあるのは、…」
    hozho
    hozho 2023/11/12
    “「生きるということは孤独と友達になること」”