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  • カーボンニュートラル燃料深掘り e-FUEL編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.09.01 / 掲載日:2024.08.30 カーボンニュートラル燃料深掘り e-FUEL編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●トヨタ 昨年あたりから、合成燃料が注目されているが、その中でも最も知名度が高いのがこのe-FUELである。 ガソリンは炭化水素であり、炭素(C)と水素(H)の分子が複数化合したものである。先週の記事で炭化水素の内、Cがひとつだとメタン。Cがふたつだとエタンと説明した。 ガソリンは化学合成されたものではないので、色んな個数のものが混じり合って存在している。具体的にはCが4つから10個の間で結びついたものが混在した形だ。ガソリンのもっとも代表的な分子構造のものは、オクタンで、Cが8個とHが18個結びついた形である。これを合成製造したものがe-FUELである。 オクタンの分子構造(黒が炭素分子で白が水素分子) ただし

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    hozho 2024/08/31
    “再生可能エネルギーも化石燃料同様に、持てる国と持たざる国が存在。再生可能エネルギーの適地で発電し、水素を作れば良い。エネルギーの国内調達は我が国の悲願ではあるが、適地で無い場所で足掻いても難しい。”
  • カーボンニュートラル燃料深掘り メタノール編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.08.23 / 掲載日:2024.08.23 カーボンニュートラル燃料深掘り メタノール編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●ホンダ メタノールは工業用アルコールとも呼ばれ、主に燃料用アルコールとして使われる。アルコールには消毒などの用途に使われるエタノールとこのメタノールがあり、メタノールは人体に有害である。これは人体に入った時にできる物質が異なるからで、エタノールは無害な酢酸が生成されるが、メタノールは有害な蟻酸(ぎさん)が生成される。失明の危険などが指摘されている。 メタノールは工業用アルコールと言われるだけあって、エタノールと比べると安価な傾向にあるが、エタノールの方は消毒用の医薬品なので、製造時の管理レベルも全く異なり、直接の価格比較はしにくい。 さてこのメタノール、現在は天然ガスや石炭などの化石燃料を水蒸気改質して作られてい

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    hozho 2024/08/26
    “現在主流のこうした天然ガス(化石燃料)由来原料のメタノールの場合、CO2の発生が問題となる。そこで現在グリーンメタノールと呼ばれる合成メタノールへの移行が急がれている。”
  • カーボンニュートラル燃料深掘り バイオエタノール編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.08.19 / 掲載日:2024.08.16 カーボンニュートラル燃料深掘り バイオエタノール編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●トヨタ、ホンダ さて、カーボンニュートラル燃料(CNF)深掘り解説シリーズの第3弾はバイオエタノールである。編集部からはこのシリーズが「いつもよりよく読まれている」と喜んで連絡が入ったので、ちょっと安心した。なにせお勉強的シリーズなので、ちょっと反応が心配だったのだ。 さて、前回のバイオディーゼル編で、バイオ系燃料全般の説明をした。その際に書いた通り、バイオエタノールとは植物が作った有機物やそれを捕して育った動物。さらにはそれらを使って作られた糧の廃棄物など、光合成を起源とする直接間接の有機物を発酵によってアルコールに変換したものである。 具体的には穀物と糖質作物、あるいは残飯や生ごみ、ごみの混じった下

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    hozho 2024/08/17
    “甜菜は国内では十勝エリアやオホーツクエリアなどで生産されており、今後燃料用に増産が進めば北海道の農業振興に寄与する可能性が高い。”
  • カーボンニュートラル燃料深掘り バイオディーゼル編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.08.09 / 掲載日:2024.08.09 カーボンニュートラル燃料深掘り バイオディーゼル編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●ユニット・コンパス、池田直渡、マツダ 7月19日掲載の水素編で、冒頭にCNFへの期待の高まりについて以下の様に書いた。「どうやら世界的にカーボンニュートラル燃料(CNF)に期待が集まり始めている。もちろんBEVも重要な選択肢であるが、世界の人々を誰一人取り残す事なく、これまで通りの「移動の自由」を提供していくためには、BEVだけでは需要を満たす台数が作れない」。 ということで我々はBEV以外にどうしても選択肢が必要でありそれはおそらくCNFになっていくのだが、CNFと一口で言っても種類が多い。今回はその中でバイオディーゼルについて話をして行きたい。 このあたり、話が大変ややこしい。似た様な名前で異なる燃料が

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    hozho 2024/08/10
    “現在のところ藻類に関しては将来に期待という範囲であり、現実的な量産の目処は何度も計画は掲げられつつ先延ばしという状況にある。”
  • 日産・ホンダ・三菱の戦略パートナーシップを発表【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.08.02 / 掲載日:2024.08.02 日産・ホンダ・三菱の戦略パートナーシップを発表【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●日産 8月1日、日産自動車と田技研工業、三菱自動車工業の3社は、自動車の知能化・電動化に向けた戦略的パートナーシップの協議を進める覚書を交わした。3社とは言え、日産とホンダの協業に、三菱が後から乗った形である。 国内では、トヨタ自動車、マツダ、SUBARU、スズキ、ダイハツ工業による5社アライアンスに次ぐ、第2のアライアンスとなる。 日産自動車株式会社 取締役、代表執行役社長兼最高経営責任者 内田 誠氏(左)と田技研工業株式会社 取締役代表執行役社長 三部敏宏氏(右) 冒頭に知能化・電動化と記した通り、基的には電動領域における協業だ。具体的には5つの要素を挙げている。以下に列記する。 次世代SDV(Sof

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    hozho 2024/08/03
    “正直なところ、まだこの新しいアライアンスは、話し合いが始まったばかり。現時点で先行きを評価するのは不可能だ。”
  • 認証不正問題に決着を【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車のニュース 更新日:2024.07.26 / 掲載日:2024.07.26 認証不正問題に決着を【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文⚫️池田直渡 写真●トヨタ さて、6月7日に認証不正問題に関する解説記事を書いた。各社の不正内容を解説した記事だったが、その後メディアやSNSでの議論の展開をずっと眺めてきて、筆者がどう考えたかをそろそろまとめてみたい。 まず、大原則を述べれば「ルールを破った」ということで、該当事案は全部不正だ。各メーカーもそれを認めて謝罪会見を開いている。基準と違う以上、これはもう不正であり悪いことだった。ここをどうこう言う気は全くない。 認証のパターンとそれらのプロセス。今回の問題は、「政府認証」と呼ばれる認証パターンのプロセスにおいて発生した(トヨタ発表資料より) 問題があるとすれば、意図的な不正も、ヒューマンエラーも区別なく、基準と違えば「不正」と一括りにされて

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    hozho 2024/07/28
    “今後のためには、ヒューマンエラーによるものは「不正」とは別分類にすべきだろう。そこはリコール制度を見習って、やり直せるシステムを組み込むべきだ。もちろん意図的なものは不正であることは変わらない。”
  • カーボンニュートラル燃料深掘り 水素編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.07.19 / 掲載日:2024.07.19 カーボンニュートラル燃料深掘り 水素編【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 先週「CNFのゲームチェンジが来た!」という記事を書いた。どうやら世界的にカーボンニュートラル燃料(CNF)に期待が集まり始めている。もちろんBEVも重要な選択肢であるが、世界の人々を誰一人取り残す事なく、これまで通りの「移動の自由」を提供していくためには、BEVだけでは需要を満たす台数が作れない。 数年前までは、社会の志向が「ゼロカーボン絶対主義」であり、その前提ではBEVの他の選択肢と言えば、燃料電池だけだった。ところがこちらも普及にはだいぶ高いハードルが残っている。結局は走行時の絶対ゼロカーボンだけ考えても、製造時や廃棄時の話が置き去りになるだけなので、今やゼロカーボンより現実的なカーボンニュートラルが主流になりつつあ

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    hozho 2024/07/20
    “楽観論を展開するつもりはないが、燃料電池の大型車両の普及によっては、大きなトラックターミナルには水素ステーションが導入される。水素インフラの共用で内燃機関が運用できることのメリットは大きい。”
  • CNFのゲームチェンジが来た!【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.07.12 / 掲載日:2024.07.12 CNFのゲームチェンジが来た!【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●トヨタ マスコミが喜んで使う「失われた30年」という言葉。そういう言葉に誘導されて、何だか未来がとても閉塞したものに思えてないだろうか。 そのせいか、この10年ほど「ゲームチェンジャー待望論」が幅を利かせている。みなさんもよくご存知の「EV」に始まり、バッテリーがなかなか進歩しないところで期待を集める「リン酸鉄バッテリー」。最近待望論が多いのは「全固体電池」あたりだろうか。 冷静になってみれば、どれもゲームチェンジャーとなるには決定打に欠けていた。EVはゲームチェンジャーとして多数派になるには鉱物資源が足りず、急速充電もいまだに採算を合わせるビジネスプランが生まれてこない。 リン酸鉄は地道にシェアを伸ばしているが、やはりゲーム

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    hozho 2024/07/13
    “CNF(カーボンニュートラル燃料)を使う限り、財力のある人は燃費よりフィールを選ぶことができる。それはかつて、12気筒エンジンを楽しむことが罪ではなかったようにだ。”
  • 新しい酒を古い革袋に 産官学による交通安全改革【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.07.08 / 掲載日:2024.07.05 新しい酒を古い革袋に 産官学による交通安全改革【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文と写真●池田直渡 ご存知の方も多いと思うが、筆者はトヨタ・モビリティ基金(TMF)の理事を務めている。TMFは「より良いモビリティ社会の実現、モビリティ格差の解消に向けた各種活動を通じて社会に貢献する」ことを目標に、志を同じくする人たちとの協働をする非営利団体であり、具体的に言えば、トヨタ自動車が保有する自社株の配当を基金として、交通社会に貢献する活動をする人たちに資金援助を行う一般財団法人である。 先月、筆者は理事として、沖縄のレンタカー事故増加を抑制する「沖縄ゆいまーるプロジェクト」の視察に行って来た。 近年、レンタカーの貸し出し増加に伴い、事故件数が増加しており、特に外国人観光客の交通ルールの理解不足に起因する事故が増加し

    新しい酒を古い革袋に 産官学による交通安全改革【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】
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    hozho 2024/07/07
    “警察の地道で伝統的な手法に、最新のビッグデータであるプローブデータを組み合わせることで、大きな革新が起きている。”
  • 水平分業はどうもダメだった話【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車のニュース 更新日:2024.07.01 / 掲載日:2024.06.28 水平分業はどうもダメだった話【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●フィスカー、マグナ、ニデック 6月17日、新興EVメーカーのフィスカーが米連邦破産法第11条(チャプター11)の適用を申請し経営破綻した。自動車好きの皆様はご存じの通り、創業者のヘンリク・フィスカーは、BMW Z8やアストンマーチンDB9を手がけたことで知られるカーデザイナーだが、2005年以来、様々な枠組みで、主に電動車事業の立ち上げに挑み続け、失敗を重ねた。 ヘンリク・フィスカー氏はデザイナーとしてBMWやアストンマーティンで活躍した後、自動車ベンチャーを起業。2016年に電気自動車を製造するフィスカー・インクを設立した。 というとまるでフィスカー氏に才能が無い様に聞こえるかも知れないが、実は起業家に最も重要なのは、自ら世に

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    hozho 2024/06/29
    “すぐ水平分業とファブレスで行かれると考えたことがフィスカーの敗因。フィスカー氏はもう一度明るい未来を描いてリプランし、新しいビジネスを世に問うことができるだろうか。筆者は期待している。”
  • 所有車なしの自動車評論家が買うクルマ【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車のニュース 更新日:2024.06.14 / 掲載日:2024.06.14 所有車なしの自動車評論家が買うクルマ【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●マツダ 「池田さんってクルマ何乗っているんですか?」 なんかスゴいの持っているんだろうと期待に満ちた目がこちらを見る。がしかし、筆者はもう10年ぐらいクルマを持っていない。その頃、貧乏で維持できなくなったからだ。 まあ原稿書きで稼げるようになるのは大変で、ここ2〜3年でようやく少しは余裕ができたけれど、「貧乏に懲りてなますを吹く」みたいな腰の引け方で、何となくまだ「クルマを買うのは時期尚早」という警戒感はある。何せ仕事をいただく立場、発注がなければたちまち失業者である。 実はつい最近有料note“池田直渡の「ぜんぶクルマが教えてくれる」”を始めたのだが、当にみなみなさまのおかげさまで、これが出足から好調。「あれ、これな

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    hozho 2024/06/17
    “月額1100円でnoteの有料会員になっていただけると、池田はRFが買えるかもしれない。ご無理のない範囲でお願いしたい。”
  • 集合住宅でのBEV生活を考える【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.05.26 / 掲載日:2024.05.17 集合住宅でのBEV生活を考える【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 東京都は、2025年4月以降、新築マンションへの充電設備設置の義務化を決めた。適用が開始されるとひとまず駐車台数の2割に充電器の設置が義務付けられる。 筆者の長年の持論は、BEVやPHEVを維持するならば、自宅に普通充電器があることが前提である。なのでこれはひとまず朗報と言えるだろう。国や自治体にもよるが、充電インフラ補助金適用範囲の拡大も決まった。 「東京都マンションEV充電器情報ポータル」。2025年から都条例によって都内の新築マンションにEV充電器設置が義務となる。 とは言え、あくまでも東京に限り、今後新築マンションに徐々に設備整備が進んでいく話だ。誰もが新築マンションに入居するわけでもないし、そもそも都内在住でもない。なので

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    hozho 2024/05/19
    “誰もが新築マンションに入居するわけでもないし、そもそも都内在住でもない。なので全国の多くの人にとってみれば、やはり今今の話、自分の裁量で充電器が設置できるのは、駐車場付きの戸建てが前提となる。”
  • テスラのスーパーチャージャーに何が起きているか【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.05.13 / 掲載日:2024.05.03 テスラのスーパーチャージャーに何が起きているか【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●テスラ 5月1日。外紙が一斉に伝えたところによれば、テスラは急速充電器「スーパーチャージャー」チームのほぼ全員を解雇した。解雇の理由は発表されていないが、テスラでは4月中旬に世界の従業員の10%の人員削減を発表しており、過去に車両価格の値下げや生産調整なども発表されてきたことから見て、同社の利益体質に何らかの問題が発生していると思われる。 テスラは2024年4月23日に、2024年第1四半期の決算を発表。販売台数減少の影響を受け、総売上高は前期比で約15%減少。営業利益は前期比で約43%の減少。キャッシュフローもマイナスとなった さて、問題はスーパーチャージャーの今後の話である。昨年はテスラが立ち上げた充電方式

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    hozho 2024/05/04
    “テスラの魅力は、走りながら考えるところにあるのだが、それにも限度がある。もはやスタートアップの段階を過ぎたテスラは、少なくとも成功への青写真も無しに闇雲に走っていけば破綻する。”
  • レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.04.26 / 掲載日:2024.04.26 レクサスLBXが生まれる工場【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文と写真⚫︎池田直渡 レクサスが小さな高級車LBXをリリースした記事は1月に掲載した。  勘の良い読者ならすでにお気づきのことと思うが、筆者はこのLBXをかなり気に入っている。なんならちょっと欲しい。高いけど。 さて、今回トヨタはこのLBXが生産されるトヨタ自動車東日(TMEJ)の岩手工場をメディアに公開した。TMEJ岩手工場は前身である関東自動車工業時代にESやIS、SCと言ったレクサスモデルを生産した経験があるが、2011年のTMEJ設立以降、小型車の生産にシフトした。そのためLBXはTMEJ初のレクサスモデルとなる。 そもそも、TMEJは東北震災復興のために当時の豊田章男社長の「一時的な支援金より地域に根ざした産業を」との理念で、当時の関東

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    hozho 2024/04/27
    “LBXというクルマが生まれるためには、まず混流生産が、そして混流生産のためにはコンパクトカー用プラットフォームであるGA-Bが、そしてGA-Bで要求性能の異なる多彩なクルマを作るためにはTNGAが必要だった。  ”
  • トヨタ専用ニュルブルクリンクコース【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.04.12 / 掲載日:2024.04.12 トヨタ専用ニュルブルクリンクコース【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文⚫︎池田直渡 写真●トヨタ、池田直渡 3月25日、トヨタは豊田市と岡崎市にまたがる山間部に、かねてより建設を進めていた「Toyota Technical Center Shimoyama」の全面運用を開始した。 取材に行った筆者が圧倒されたのは車両開発棟と来客棟を備えた西エリアの建物。その規模感は羽田空港並み。建物の反対側の端まで歩いて行かれる気がしないサイズ。そして、これは下山のごく一部でしかない。 来客棟の内観。サプライヤーなどトヨタ社外の人員も施設を訪れ、協力して車両を開発していく 全体図を見て貰えばわかる通り、この他に中央エリアと東エリアが一体となってテクニカルセンターを構成している。ポイントは中央エリアの「カントリー路」というのど

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    hozho 2024/04/13
    “ポイントは「壊す」。「想定した負荷をかけて壊れなかった」ことを検証するのではなく、「壊れるまで徹底的に負荷をかける」のだ。壊れるまでの負荷をかけるには、高速で負荷の高い難しいコースが必要。”
  • 沖縄ラリーチャレンジの戦略【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    モータースポーツ 更新日:2024.03.22 / 掲載日:2024.03.22 沖縄ラリーチャレンジの戦略【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●三橋仁明/N-RAK PHOTO AGENCY、池田直渡 昨今、全国の自治体は、地域振興の起爆剤としてラリーに大きな期待を寄せており、開催地が奪い合いになりつつある。当然そこで視野に収まるのは開催地周辺の観光や地域のグルメなどの「ラリーツーリズム」需要である。レースを開催するにはどうしても常設のサーキットが求められるが、ラリーはご存じの通り公道競技なので、ざっくり言って地域の協力さえ得られればどこでも開催できる。だからラリーが注目されるのだ。 国内ラリーの入門編であり、「参加型ラリー」をコンセプトに掲げ、北は北海道から南は沖縄まで年間12戦が組まれるラリーチャレンジは、現在そうした地域が注目するコンテンツとなっている。 3月1

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    hozho
    hozho 2024/03/23
    “日本の自動車メーカーは、ASEANで、中国製自動車との一騎打ちが行われる中、単純な価格の叩き合いには参加したくない。となれば、クルマの品質や性能と併せて、自動車文化そのものが大きな差別ポイントとなる。”
  • BEV専用プラットフォームの危機【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】

    車の最新技術 更新日:2024.03.17 / 掲載日:2024.03.15 BEV専用プラットフォームの危機【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 さて、日の出の勢いという触れ込みだったはずが、予想よりかなり早期に減速感に見舞われているBEVだが、この流れが各メーカーの戦略にどういう影響を与えるのだろうか? 最も問題になるのはBEV専用プラットフォームの開発費用の回収遅れである。例えばフォルクスワーゲンの場合、BEV専用プラットフォーム「MEB」への追加投資だけでも15億ユーロ(約2500億円)を計上している。 フォルクスワーゲンがBEV専用に開発したMEBプラットフォーム CASE世代のプラットフォームは要素が多岐に渡り、またそのプラットフォームで構築する車種群の規模にもよるので一概には言いにくい。従来より圧倒的に高いことは間違いない。各社の様々な発表を見ていくとどうも5000億円程度と

    BEV専用プラットフォームの危機【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】
    hozho
    hozho 2024/03/16
    “ここ数年のトレンドは、一度急速に「BEV専用じゃないとダメ」に振れ、今まさに「マルチパスウェイじゃないと厳しい」に揺り戻しが起きている最中である。”
  • 電動化とは何を意味するのか?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.03.08 / 掲載日:2024.03.08 電動化とは何を意味するのか?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●トヨタ、日産 昨今、メディアを賑わすワードとして「電動化」が挙げられる。ただしこの電動化は人によって定義が結構違う。用法が混乱しているので、ちょっと一度整理した方が良いと思う。 最も多く使われているのは、駆動用のモーターを装備するクルマは全部「電動化モデル」だとする説。つまりマイルドハイブリッド(MHEV)、ハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)、燃料電池車(FCEV)、バッテリー電気自動車(BEV)の全てが電動化モデルであるという定義になる。日自動車工業会や国内メーカーはこの説を取っている。そういう意味ではこれが最もオーソライズされた説である。ここでは「自工会説」としておこう。 EV推進派の論客たちが好ん

    電動化とは何を意味するのか?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】
    hozho
    hozho 2024/03/09
    “脱炭素とはすなわち化石燃料をいかに燃やさないかなので、エネルギー効率改善は脱炭素に貢献する。そういうシステムの総称として電動化と呼ぶことには分類ツールとして有意なものだと思える。”
  • EVバブルは崩壊したのか?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車の最新技術 更新日:2024.03.06 / 掲載日:2024.03.01 EVバブルは崩壊したのか?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●フォルクスワーゲン、メルセデス・ベンツ BMWを皮切りに、GMやダイムラー、ジャガーランドローバーなど、次々とBEVシフトのペースダウンを発表している昨今。すでにメディアの報道は「EVバブル崩壊」とか「ハイブリッド好調」という話になっている。まあ全面的に間違っているわけではないが、ついこの間まで浮かれて「世界はEVに舵を切った」と騒いでいた時と同様。解像度が低い。好意的に言っても流れの捉え方が乱暴だと思う。 大手メディアの書きっぷりを見ている限り、多分、このペースダウンの先に、おそらくはEV終了みたいな絵図を描いている気配が感じられてなんだかなぁと思う。今回のペースダウンは「ペース配分の間違い」が原因だ。この間まで「バスに乗り遅れ

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    hozho 2024/03/03
    “「BEVオワコン」という意味ではなく、まだまだ長距離レースの序盤戦が中盤戦に移っていくに過ぎない。そして序盤戦の戦術を間違えた会社が今どんどん浮き彫りになっている。”
  • ダイハツは何故必要か?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 | 中古車なら【グーネット】

    車のニュース 更新日:2024.03.01 / 掲載日:2024.02.23 ダイハツは何故必要か?【池田直渡の5分でわかるクルマ経済】 文●池田直渡 写真●ダイハツ 日野自動車、ダイハツ、豊田自動織機と、トヨタグループの企業で続け様に不正が発覚したのはすでに読者の皆さんご存知の通り。しかも不正そのものはどれも悪質で、情状酌量の余地はほぼない。そこまでは筆者も同じなのだが、そこからどうも意見が合わない人がいる。 以下、特にどの社というわけではなく一般論。いや一般論というより、むしろどの社にも当てはまる話でもあるという印象を持っている。 まずはやらかした側が、謝罪会見の席でいきなり「信頼回復」と言い出すのは、どうにも図々しく感じる。まずは深く謝罪するとともに、損害を被った、あるいは被るユーザーや取引先、販売店などに対して、誠心誠意の対応を行うことであり、ユーザーの話を例にとれば、手元にある車

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    hozho 2024/02/23
    “彼らの技術を武器に日本の自動車産業の一員として日本経済に貢献して行くことこそが、ダイハツの責任の果たし方だし、我々メディアの本来の役割は、そのダイハツの更生を厳しく叱咤激励していくべきだと思う。”