1月19日、ダカール・ラリー2024は最終ステージを迎え、サウジアラビアのヤンブを基点にしたループコースで174㎞のSS(競技区間)を実施。その後99㎞のリエゾン(移動区間)でビバークに戻り、ゴールセレモニーを開催して15日間の全行程が終了した。 この日のSSは砂地のワダチが中心。スピードに乗れる区間もあったが、走りにくいトライアルセクションや、砂の中に石が隠れていてパンクのリスクも高い場所もあった。終盤は路面が変わり最後は紅海岸へ。海岸沿いを走ってゴールした。 菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組が駆る日野チームスガワラの「HINO600シリーズ」はこのSSを落ち着いて走りだしたが、エア漏れのトラブルで10分ほど遅れ、トラック部門の16位でゴールした。この結果により日野チームは今大会の累積順位でトラック部門6位の座を確定。2019年(部門9位)以来となるシングルフィニッシュを達成した。 ゴール