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ブックマーク / www.suntory.co.jp (90)

  • キジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長80cm(オス)、60cm(メス)。尾の長いことが特徴の、地上性の、ニワトリ大の鳥です。州・四国・九州に分布しています。 オスは濃い緑色の体で、繁殖期になると、ハート型の赤い顔になり、「ケーンケーン」と鳴きながらメスを求めます。昔から日人とかかわりの深い鳥として、「桃太郎」をはじめいろいろな物語や、「焼野の雉(きぎす)、夜の鶴」などの子を思う親の愛情の深さを表わすタトエ話がありますが、現在でも草刈機に頭をとばされてしまうメスが出るほど巣の卵を大切にしています。「朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴く」といった予知能力まで与えられていると言われます。 日の鳥、つまり国鳥に選ばれていながら、狩猟が許されているという、何とも不幸な鳥です。キジの中で、全身緑色のものは日キジと呼ばれていますが、中国南部の亜種にも緑色化したものもいます。一般に鳥では、湿度の高い地方では色彩が濃色になり

    キジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/11/10
    “日本の鳥、つまり国鳥に選ばれていながら、狩猟が許されているという、何とも不幸な鳥です。”
  • ゴイサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    ゴイサギ 昼間は林の中でじっと待機、夕方から餌を探す 夜間「クワッ」とカラスのように鳴くことから「夜烏」の異名も 全長58cm。成鳥では頭から背は緑黒色で、翼の上面は灰色です。若鳥は灰色味のある茶色で斑点模様があります。日では州以南にすんでいます。巣は樹上につくり、何羽も集まって集団繁殖(コロニー)します。ゴイサギのみではなく、コサギ、アオサギなど他種とも集まってコロニーをつくります。ゴイサギは、昼間は林の中でじっとしていて、夕方から川や池へ出かけていって魚を捕る夜行性のサギです。シラサギの仲間の、あの白さにくらべると、ずんぐりした体、黒い頭、灰色の翼と尾ーあまりカッコよくありません。 「クワッ クワァッ」と一声ずつ鳴き、夜空から聞こえてくることが普通です。この声から「夜烏」の異名をもちますが、ラテン語で表記する学名はNycticoraxのcoraxは烏、nyctiはnightの意味で

    ゴイサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/11/03
    “日本では本州以南にすんでいます。巣は樹上につくり、何羽も集まって集団繁殖(コロニー)します。ゴイサギのみではなく、コサギ、アオサギなど他種とも集まってコロニーをつくります。”
  • ウミネコ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長45cm、翼を広げると115cmにもなりますが、カモメの仲間としては中型です。背、翼の上面は黒色で、下面は白色。白い尾に、黒帯が出ます。英名はblack-tailed gull。日の代表的なカモメの仲間で、「ミャーオ ミャーオ」と聞こえる声を、の声に似ているとして海です。世界的な分布は太平洋西部の、日近海で、小さな島や岩礁などに集って繁殖します。その繁殖地の多くは天然記念物に指定され保護されています。何十万羽もいるのに、繁殖地を大切にしているのは、かつて何十万羽も日近海の離島で繁殖していたアホウドリを、羽毛布団にする目的でほとんど絶滅させるところまで捕獲していった例があるからです。繁殖に参加しない若鳥は褐色をしており、夏中も全国の港湾や海岸に集まっていますが、沖縄地方では稀です。三歳で成鳥になり繁殖します。最近東京・上野の不忍池周辺の建物の屋上で繁殖するものが見つかっています

    ウミネコ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/27
    “日本の代表的なカモメの仲間で、「ミャーオ ミャーオ」と聞こえる声を、猫の声に似ているとして海猫です。”
  • ムクドリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長24cm。全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。飛んだときに、腰の白さが目立ちます。若鳥は全身の黒味がなくて、褐色をしています。地上を歩いて餌を探すことが多く、その時にはくちばしを草株の間に入れて開くことで、地面や草株にひそむ虫を探しています。「リャー リャー」とか「キュリリッ」といった声を出します。巣は樹洞の他、建物の隙間を使うことも多いので、巣箱もよく利用します。アジア大陸の中緯度、温帯に分布していて、冬には南へ移動するものもいます。日では九州以北で繁殖していて、北海道では夏鳥です。平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。駅前のロータリーや

    ムクドリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/13
    “全長24cm。全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。”
  • ダイゼン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長29cm。全体が灰色系の色彩ですが、夏羽では黒味が増し、顔から腹は黒色になります。日では全国で記録がありますが、いずれも春・秋に通過する旅鳥か、関東以西では冬鳥として越冬するものが少なくありません。生息地として個体数が多いのは干潟です。ハトくらいの大きさで、海岸、干潟、河口に生息、冬羽と夏羽では大きく変わります。ゆっくり歩きながら、ときどき立ちどまって周囲を見まわし、大好きなゴカイをさがします。捕らえたゴカイは、途中で切れないようにゆっくり引き出しますが、ゴカイが抵抗するとチューインガムのように伸びるのがユーモラスです。力つきて引き出されたゴカイを、ダイゼンは近くに水があれば洗って泥を落としてからべます。

    ダイゼン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/06
    “日本では全国で記録がありますが、いずれも春・秋に通過する旅鳥か、関東以西では冬鳥として越冬するものが少なくありません。”
  • ビンズイ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長15.5cm。ほぼホオジロ大のセキレイの仲間の鳥。尾はそれほど長くはありません。体の上面は緑褐色で、緑色味が強い。アジアの温帯地域に広く分布しています。日では北海道州・四国の山地の林縁や岩地、草地などの明るい場所で繁殖しています。木の上や岩上など目立つ場所でさえずったり、そこから舞い上がってさえずりながら隣の樹上や岩の上に止る行動を行います。これは縄張りの確保の行動です。山地の林でこんな飛び方をするのは、日では種のみです。冬には州以南(北海道は雪が多く、地面で餌が摂れないので)の平地の林、それも松林に好んですみ、地上で餌を探します。セキレイの仲間ですから、地上でも木の枝でも、脚を交互に出して゛歩きます゛。

    ビンズイ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/09/29
    “木の上や岩上など目立つ場所でさえずったり、そこから舞い上がってさえずりながら隣の樹上や岩の上に止る行動を行います。”
  • クロジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長17cm。ホオジロとほぼ同大のホオジロの仲間。オスは全体が暗い灰色、メスは褐色で、メスオスとも背・翼には黒褐色の模様があります。くちばしは三角形に見え、植物の種子をべることが、よく見てとれます。日と周辺で見られるホオジロの仲間には、尾羽の両側あるいは両端に、白羽あるいは白斑があるのですが、クロジにはありません。無いことが特徴になっています。日以外ではカムチャツカ・千島列島・サハリンに分布している、分布の狭い種です。日では北海道州の、主に落葉広葉樹林とその上の針広混交林の、下層にササ類の茂った林で、繁殖しています。クロジは、一般的には漂鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。「ピー フィー ツー チョチー」などとアオジのさえずりにも似た声でうたいます。地鳴きはアオジより低めの「ジッ」。冬期は州以南の暗い林にすんでいて、主に地上で草の種子をべています

    クロジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/08/18
    “日本以外ではカムチャツカ・千島列島・サハリンに分布している、分布の狭い種です。日本では北海道と本州の、主に落葉広葉樹林とその上の針広混交林の、下層にササ類の茂った林で、繁殖しています。”
  • ルリビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長14.5cm。オスは青いからだ、メスは尾だけわずかに青色です。日では北海道州・四国の高地に繁殖し、冬は主として関東地方よりも南の地方の山地か、低い山地の林に移ります。繁殖期には木の中や時に枝先で高く澄んだ丸みのある声で、「キョロ キョロ キョロリ」とさえずったりします。冬も1羽ずつで生活しています。明るい林よりも暗い林を好みます。オスの色彩は生まれて2年で完成しますが、1年目でも繁殖します。幼鳥はオスもメスによく似た色彩なので、メスだけで繁殖?などと見間違いすることもあるようです。

    ルリビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/08/04
    “オスの色彩は生まれて2年で完成しますが、1年目でも繁殖します。幼鳥はオスもメスによく似た色彩なので、メスだけで繁殖?などと見間違いすることもあるようです。”
  • アオサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長93cm。体の上面、翼の上面はうすく黒味のある灰色で、翼の風切羽は青色がかった黒色。飛んだ時に風切羽と肩の灰色の対照がはっきりしています。下面は白っぽい。日で繁殖するサギの仲間としては最大です。背が高く、脚も長い。飛行姿は長い首をZ字型に曲げ、後方へ脚を伸ばし、大きな翼をゆっくりはばたいて飛びます。「グワァー」と大きな声。飛行中には「グワッ」や「カァン」とか聞こえる。より短い声で鳴くこともよくあります。高い樹上に枝を組んで、やや皿形の大きな巣をつくって繁殖します。集まって繁殖することが普通です。べ物は動物で、魚類や水辺で捕れる両生類、爬虫類、甲殻類、それに小鳥のヒナなどもべています。日では北海道から州、佐渡、四国、九州、対馬などで繁殖しています。最近の30年で増加し、日中で見ることができるようになりました。 アオサギの英名は”grey heron”ですが、古くは”hern

    アオサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/07/21
    “日本で繁殖するサギの仲間としては最大です。背が高く、脚も長い。飛行姿は長い首をZ字型に曲げ、後方へ脚を伸ばし、大きな翼をゆっくりはばたいて飛びます。”
  • ノビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長13cm。オスは頭から背、翼の上面が黒色で、腰・腹は白色。胸に橙赤色があり、飛んだ時には翼の白斑が目立ちます。メスは全体が褐色で、上面は黒褐色が強い。腰は褐色。オスの冬羽はメスの色彩に似ています。越冬地で羽毛の外縁がすり切れて、内側の色彩が現れ、黒色になっていくのです。止まった姿は直立し、胸を張った姿勢です。餌は昆虫類やその幼虫が主。ユーラシア大陸北部に広く分布・繁殖しており、冬期には南へ渡ります。日でも夏鳥として渡来し、北海道の草原、州中部以北の高原、九州の高原などで繁殖しています。渡りの時には平地の草地、畑地、水田などでも良く見られています。八重山諸島ではごく少数が越冬しています。

    ノビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/06/30
    “オスは頭から背、翼の上面が黒色で、腰・腹は白色。胸に橙赤色があり、飛んだ時には翼の白斑が目立ちます。メスは全体が褐色で、上面は黒褐色が強い。腰は褐色。”
  • シジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長14.5cm。体重は14gくらいです。日ではほぼ全国に分布していますが、北日に多く、西日には少ないようです。平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。木の穴に巣をつくりますが、人工的な狭い穴にもよくつくります。「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げるシジュウカラは、市街地でもおなじみの鳥です。四十の雀と書いてシジュウカラ。たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽分の価値があったことから名付けられたという説もあります。 ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持って行き、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みました。小坊主が「これは何ですか」ときくので、「これはシジュウカラという鳥です」と答えると、小坊主は「なにシジュウカラ?人間でさえ人生わずか50年(五十年)というのに、なんじは小鳥のぶんざいでシジュウ

    シジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/05/05
    “全長14.5cm。体重は14gくらいです。日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないようです。平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。”
  • マガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長59cm。カモの仲間の代表種。オスは体が上下面とも淡褐色。遠目には白っぽく見えます。頭は緑色、胸は栗褐色、くちばしは黄色。尾には短いですが、黒色のカールした羽をもっています。脚は赤味のある橙色。メスは全身褐色で、黒褐色の模様が沢山あり、目立たない色彩をしています。オスは「グェー グェッ グェッ」 と大きな声で鳴きます。おもに水辺の植物の葉や実をべていますが、ヒナの時は底生動物もべています。ユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布・繁殖しており、北アメリカ大陸にも広く生息しています。日では主に冬鳥で、池沼、湖、河川、海上などに生息しています。州の一部や北海道では繁殖するものもいます。 種を飼育改良したものがアヒルで、ヨーロッパでもアジアでもマガモから作出されています。種の分布がユーラシア大陸では人の生活域とも重なっているので、飼育されたことも多い一方、野生の個体は、ずっと人間か

    マガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/03/03
    “日本では主に冬鳥で、池沼、湖、河川、海上などに生息しています。本州の一部や北海道では繁殖するものもいます。本種を飼育改良したものがアヒルで、ヨーロッパでもアジアでもマガモから作出されています。”
  • コガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長38cm。日では冬鳥です。オスの色彩はカラフルですが、メスは茶色系で地味で細かい模様をしています。地上に巣をつくるので、害敵から見えにくい色彩でいることは種の連続のために大切なことです。日の水辺にやってくるカモ類ではいちばん小さいカモ。小さいからコガモ、尾が長いからオナガガモ、くちばしが広いからハシビロガモ、などなど、カモ類のネーミングにはまことにもっともなものが多く、それだけに味わいに欠けるという人もいます。 コガモは、湖沼、河川、池、海岸などに群れでいることが多く、都市部の小さな川や公園の池でも見られます。地上や、水面で餌を摂ることが多いですが、時に逆立ちして水面下の餌もとります。猛禽類に狙われるなど、生命が危険な場合には、潜水して逃げる姿も見られます。 他のカモがそうであるように、日へやってくるときはメスと同じような色で、やがてオスは美しい姿にかわり、メスへの求愛(ディスプ

    コガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/01/28
    “全長38cm。日本では冬鳥です。オスの色彩はカラフルですが、メスは茶色系で地味で細かい模様をしています。”
  • コハクチョウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長120㎝。全身白色、大型の首の長い水鳥で、ガン、カモの仲間。くちばしは黒色で、基部に黄色・橙黄色の部分があります。よく似たオオハクチョウの基部の黄色より小さめです。オオハクチョウとは違い、上くちばし基部の上面が黄色くなるものもかなりいます。脚は黒色。首を真っ直ぐに伸ばして飛行し、短い脚は尾をこえて後方へ出ません。生態はオオハクチョウによく似ています。「コホッ コホッ」あるいは「オホォッ オホォッ」 と聞こえる、オオハクチョウよりも低い声で鳴きます。幼鳥は全身薄汚れた灰色に見えます。 ユーラシア大陸北部のツンドラ地帯で繁殖し、冬期には温帯へ渡ります。日では冬鳥で、定期的に渡来するものは、州の宮城県以南から島根県あたりで越冬しています。北海道では渡り途中に通過しているものばかりです。湖沼、河川、穏やかな海上などに生息。水草の葉や根など植物の鳥です。家族の生活を大切にし、秋の渡来時は親

    コハクチョウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/12/31
    “くちばしは黒色で、基部に黄色・橙黄色の部分があります。よく似たオオハクチョウの基部の黄色より小さめです。オオハクチョウとは違い、上くちばし基部の上面が黄色くなるものもかなりいます。”
  • オオハクチョウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長140cm。翼を広げると225cmにもなります。全身白色で、くちばしは黒色と黄色です。足は黒色。日では冬鳥で、主に北海道と東北地方北部で越冬しています。北国の長い長い冬の、白い雪の中の白い大きな鳥、オオハクチョウ。家族のきずなが固く、群れになって集まり、他のカモたちと一緒になって春を待っています。シベリアからやってくる、代表的な冬鳥です。 この鳥のお話で忘れられないのは「白鳥の歌」です。ガチョウと白鳥を飼っていた男が、ガチョウのつもりで白鳥を殺してべようとしました。白鳥は自分の死をさとると、美しくうたいました。男は誤ちに気づき、白鳥は死をのがれました。これはイソップにある話です。日の古事記では、ヤマトタケルの霊魂がハクチョウになったとあります。これは、世界中にある「白鳥の騎士伝説」のひとつとも考えられています。

    オオハクチョウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/12/03
    “全長140cm。翼を広げると225cmにもなります。全身白色で、くちばしは黒色と黄色です。足は黒色。日本では冬鳥で、主に北海道と東北地方北部で越冬しています。”
  • コゲラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長15cm。日で一番小さなキツツキ。背はこげ茶色に白い点模様(白点が続いて線に見えることも多い)が沢山あります。オスは耳羽の上あたりに赤色羽がありますが、風になびくなどしないと見えないくらい小さい羽です。握力の有る両足と尾との三点確保で、垂直な木の幹を上り下りできます。下りは頭は上にしたままの姿勢で、はねながら少しずつ落ちるように下がります。「ギイー ギイー」と聞こえる声。冬には木の幹に巣う虫を捕らえるために穴をあけることも。春夏は木の葉につく虫をべていることが多いです。堅い木の実をべることもあります。日では北海道から沖縄・西表島までの、ほぼ全国に分布・繁殖していて、渡りはしません。地方ごとに色彩に変化があり、多くの亜種に分けられています。

    コゲラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/11/12
    “全長15cm。日本で一番小さなキツツキ。背はこげ茶色に白い点模様(白点が続いて線に見えることも多い)が沢山あります。”
  • タゲリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長32cm。背、翼は金属光沢のある緑黒色。頭には後方へ伸びるかざり羽があります。「ミューウッ」あるいは「ミャーッ」と聞こえるの鳴き声に似た声を出します。日では全国で記録されていますが、州では繁殖例もあります。冬鳥として北方から渡って来て、積雪のない地方で冬枯れの田んぼの刈りあとや湖沼畔に群れをつくっています。飛ぶときは丸みのある翼をフワフワとはばたかせ、白と黒の模様をあざやかに浮き立たせます。名は田のケリ、とあってもチドリの仲間です。 【Web限定動画】クイズノックのメンバーが100種の鳥を1時間で暗記し、対決!(外部サイトにリンクします)

    タゲリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/10/29
    “全長32cm。背、翼は金属光沢のある緑黒色。頭には後方へ伸びるかざり羽があります。「ミューウッ」あるいは「ミャーッ」と聞こえる猫の鳴き声に似た声を出します。”
  • モズ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長20cm。日では全国の平地から低山地の農耕地や林緑、川畔林などに生息して、繁殖しています。冬には北日のものや山地のものは、南下したり山麓へ下ります。秋に高鳴きをしてなわばりを確保し、越冬したものは、2月頃から越冬した場所で繁殖します。4月中頃までにひなを育て終った親鳥は、高原や北へ移動しているようです。小さなからだなのに、くちばしはタカのようにカギ型をしており、小鳥を捕らえたりもします。 モズは生け垣などのとがった小枝や、有刺鉄線のトゲなどに、バッタやカエルなどのえものを串ざしにする変わった習性があることで知られ、日ではこれを「モズのはやにえ」と呼んで有名です。イギリスではモズを「屠殺人の鳥」といい、ドイツでは「絞め殺す天使」と呼んだりするのも、このはやにえから名づけられたものでしょう。これらのことから、江戸時代はモズは凶鳥で、モズが鳴く夜は死人が出ると信じられました。 / 鵙(

    モズ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/10/22
    “全長20cm。日本では全国の平地から低山地の農耕地や林緑、川畔林などに生息して、繁殖しています。冬には北日本のものや山地のものは、南下したり山麓へ下ります。”
  • シマセンニュウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長15.5㎝。オオヨシキリとコヨシキリの中間の大きさの小鳥。頭から背、腰、尾、翼上面はいずれも暗い緑褐色をしています。白っぽい眉斑があります。のど、胸、腹など下面は黄白色で、脇はうすい褐色です。尾は短めで、全体が楔形をしていて、各羽には暗色の細かい横縞があり、先端が白色をしています。 「ジッ ジョビ ジョビ ジョビ」とか、「チッ チョビ チョビ チョビ」などとコヨシキリよりも濁った声でさえずります。昼間のみではなく、夜間もさえずりますが、特に大声ではありません。 アジア北部のオホーツク海沿岸地域に分布・繁殖し、冬期は東南アジアへ渡っています。日では北海道に夏鳥として渡来し、繁殖しています。平地や海岸地の草原、湿原、藪などに生息していて、草や藪の少し上に止ってさえずるのが普通です。州以南では、旅鳥です。昆虫類とその幼虫、クモ類などを餌としています。

    シマセンニュウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/09/18
    “アジア北部のオホーツク海沿岸地域に分布・繁殖し、冬期は東南アジアへ渡っています。日本では北海道に夏鳥として渡来し、繁殖しています。”
  • オナガ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長37cm。黒い帽子をかぶっていて、翼は短かく幅広で、尾は長い鳥です。黒とブルーグレイの姿をひらひらさせて水平に飛ぶさまはエレガントですが、カラスの仲間。となると当然、鳴き声は、この姿でこんな声で鳴くとは信じられない、という人がいるほど。オナガは中部地方より北の、州だけにいます。従って、関西のバード・ウォッチャーにとっては、是非お目にかかりたい鳥の1つです。尾が長いのでオナガと呼ばれています。 よくテレビドラマで京都の話題の背景にオナガが鳴いている場面がありますが、自然ではありえない状況です。農耕地に点在する屋敷林、果樹園、住宅地など人の生活の近くにすんでいて、当の自然林にはすんでいません。17・8羽から35羽ほどまでの群をつくり、それ以上になると群が分れていくようです。 【Web限定動画】クイズノックのメンバーが100種の鳥を1時間で暗記し、対決!(外部サイトにリンクします)

    オナガ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2023/08/14
    “全長37cm。黒い帽子をかぶっていて、翼は短かく幅広で、尾は長い鳥です。黒とブルーグレイの姿をひらひらさせて水平に飛ぶさまはエレガントですが、カラスの仲間。”