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ブックマーク / www.suntory.co.jp (98)

  • ゴジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長13.5cm。頭から背・尾は灰青色。顔から胸は白色です。目を通る黒線がはっきりしています。ユーラシア大陸・北アメリカ大陸の温帯から亜寒帯の森林に分布しています。日では、北海道から九州までの、よく繁った落葉広葉樹林にすんでいます。この鳥の最大の特徴は、木の幹を下を向きながら下りてくることを平気で出来ることです。握力が強いことと、爪がしっかりしています。幹にあいた穴を巣にしますが、自分では掘れないので、樹洞やキツツキが空けた穴を、泥を使って入り口を狭めて使います。クマゲラが自作している巣穴を奪い取る例も時々見かけます。自分で掘ることのできるクマゲラは、うるさく、しつこいゴジュウカラを嫌って、穴を捨てていくようです。「フィフィフィ」とか「フィー フィー フィー フィー」あるいは「ピピピピピィ」など大きな声を出します。 【Web限定動画】クイズノックのメンバーが100種の鳥を1時間で暗記し、

    ゴジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/03/09
    “この鳥の最大の特徴は、木の幹を下を向きながら下りてくることを平気で出来ることです。握力が強いことと、爪がしっかりしています。”
  • ヨシガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長48㎝。オスの頭は扁平で、ナポレオンの帽子を縦にかぶったように見えます。この帽子は褐色かがった赤紫色。首は白色で、黒線の輪があります。胸に黒色の三日月型の斑が多数あり、背、翼の上面、腹などに白色羽の黒線が多数あるため、遠目には灰色に見えます。翼の三列風切羽が長く、白黒の飾り羽になっています。飛行時に翼の上面に大きな白色部がでることと、頭が大きく、尾が短いので他種との区別ができます。メスは全体が褐色で黒褐色の斑があります。くちばしは黒色。 アジア大陸の北部に分布・繁殖し、冬には東南アジアの温帯・熱帯へ渡ります。日では冬鳥で、全国で記録されており、湖沼、河川、海岸などに生息しています。「ホーイ ホーイ」と二声を続けて鳴きます。イネ科草の種子、タデ類の種子、アマモ、クロモなど植物質が主です。水面から直接飛立つことができます。

    ヨシガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/03/02
    “アジア大陸の北部に分布・繁殖し、冬には東南アジアの温帯・熱帯へ渡ります。日本では冬鳥で、全国で記録されており、湖沼、河川、海岸などに生息しています。”
  • クロガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長47㎝(オス)、43㎝(メス)。潜水採餌のカモの仲間。オスは全身がほぼ黒色で、くちばしも黒色。上くちばしの基部にあるこぶ状突起は橙黄色をしているので、遠方からでも目立ちます。メスは全身がほぼ黒褐色で、顔の下半分と喉のあたりが淡い褐色をしており、くちばしは黒っぽい。 北半球の高緯度地方で繁殖し、冬期には温帯地方へ渡ります。日では冬鳥として渡来し、主に外海の沿岸に生息しています。繁殖期以外は群れで生活しているので、日では群れで見られていることが多いです。オスは笛を吹くような「ピーィ  ピーィ」とよく透る声で鳴きます。北日に多く見られます。 べ物は魚ではなく、底生のカニ類、貝類などで、潜水をしてとっています。流氷の隙間から聞こえるこの声は、春の到来を期待させるものと言えるでしょう。

    クロガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/02/09
    “オスは笛を吹くような「ピーィ  ピーィ」とよく透る声で鳴きます。北日本に多く見られます。食べ物は魚食ではなく、底生のカニ類、貝類などで、潜水をしてとっています。”
  • ヒドリガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長48㎝。オスは顔が全体に赤褐色で、頭上は褐色です。この額・頭は遠方からは白っぽく見えることがあります。胸は頭よりはうすい赤褐色。背、脇は白羽に黒色の細かい線が沢山あるので、離れて見ると灰色に見えます。メスは全体が褐色で、上面には黒褐色の斑があります。メスには全体に褐色に見えるものと、頭から背に黒みのあるものがいます。くちばしは青灰色で、先端は黒色、脚は灰黒色をしています。飛行時は次列雨覆羽の白色が大きく、よく目立ちます。 ユーラシア大陸北部に広く分布・繁殖しており、冬にはユーラシア・アフリカ大陸の温帯・熱帯地方へ渡ります。日では冬鳥として全国に渡来し、湖沼、河川、海岸などに生息しています。「ピュゥーウ ピューウ」と区切って鳴く特徴のある声です。 植物質を好み、アマモ、エビモ、アオノリ、アオサなどの海草や水藻などをべ、陸へ上がって草の新葉をべている様子がよく見られます。飛行する時

    ヒドリガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/01/12
    “日本では冬鳥として全国に渡来し、湖沼、河川、海岸などに生息しています。「ピュゥーウ ピューウ」と区切って鳴く特徴のある声です。”
  • マナヅル|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    出典:社団法人 霞会館(蔵)、(株)学研ホールディングス「この鳥を守ろう」 マナヅル 灰と白のスマートなツル ツルの中では大型種 全長127cm。翼を広げると2.1mほどある大型の鳥ですが、くちばし、首、足も長い背も高い鳥です。日では冬鳥で全国から記録はありますが、九州以外ではごく少数です。水辺の小魚、カニ、カエルなど小動物や、草の根や実をべています。鹿児島県出水平野に飛来する他、九州北部では通過するものが見られます。出水荒崎は、世界でも屈指の一大越冬地として知られ、給餌場での大群は見ものです。他の地方ではごくまれな鳥。10月、稲作のあと片づけが終るのと前後して、夜、数10羽単位で到着し、11月ともなれば海沿いの干拓地(現況は水田や畑)はマナヅル、ナベヅル、少数のカナダヅル、クロヅルなど、ツルたちで埋めつくされます。マナヅルは、その肉がおいしいので真菜(まな)ヅルと呼ぶようになったとか

    マナヅル|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/01/05
    “出水荒崎は、10月、稲作のあと片づけが終るのと前後して、数10羽単位で到着し、11月ともなれば海沿いの干拓地(現況水田や畑)はマナヅル、ナベヅル、少数のカナダヅル、クロヅルなどで埋めつくされます。”
  • ナベヅル|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長96cm、翼開長185cm。体は大きいですが、ツルの仲間としては中形です。体は灰黒色で、首の半分から上は白色をしています。頭上に赤斑をもち、額は黒色です。メスオス同色で、オスの方が体は大きい。「クォーォッ」 と大きな声で鳴き、幼鳥は「ピー」と聞こえる声で鳴いています。幼鳥は全体に褐色味が強く、首が褐色をしています。成鳥になりツガイをつくると、どちらかが死ぬまでずっとそのツガイを維持します。家族単位で生活し、繁殖年齢になるまでの若鳥は群をつくっています。アジア北部で繁殖し、冬には南へ渡ります。日では鹿児島県出水平野に多数が渡って来て越冬します。朝鮮半島から出水への渡りルート、例えば対馬、長崎県諫早干拓地などではよく見られています。世界中の個体数の9割が日へ渡来していると考えられています。 古くは東北地方(岩手県中部)を渡っているものが知られており、殿さま(江戸時代は伊達家)への献上品

    ナベヅル|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2025/01/05
    “成鳥になりツガイをつくると、どちらかが死ぬまでずっとそのツガイを維持します。家族単位で生活し、繁殖年齢になるまでの若鳥は群をつくっています。”
  • ノスリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長57cm、翼を開くと137cm(いずれもメス)。トビよりも一回り小さなタカで、上面は褐色で、下面は黄色味もある灰褐色で、模様があります。翼は丸みがあり、尾も短めで、開くと先は丸くなります。「ピッ ピィイー」と聞こえるサシバより低い声で鳴きます。ユーラシア大陸の温帯に連続して広く分布しています。日では北海道から九州、小笠原諸島に分布・繁殖していて、北のものは冬には南へ移動しているものもいます。一般的には漂鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。巣は林の中の樹上につくります。農耕地・草原・原野などでネズミ類、モグラ類を主にしていますが、鳥類やカエル類などもべています。空中で一点に留まる飛び方をして、地上のえさを探すことも少なくありません。 その色彩から、゛馬糞鷹゛の名で呼んでいた地方もあります。 【Web限定動画】クイズノックのメンバーが100種の鳥を1時間で

    ノスリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/12/08
    “全長57cm、翼を開くと137cm(いずれもメス)。トビよりも一回り小さなタカで、上面は褐色で、下面は黄色味もある灰褐色で、模様があります。”
  • カワウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    出典:社団法人 霞会館(蔵)、(株)学研ホールディングス「この鳥を守ろう」 カワウ 魚獲りが上手 水にぬれた翼を大きく広げ乾かします 全長81cm。全身ほぼ黒色の、ガチョウほどもある大型の水鳥。成鳥の背・翼の雨覆羽には、褐色味があります。くちばしの先は挟んだ魚を逃さないように鉤型です。首、体も長め。水上では体が低く沈んだ姿勢で泳ぎます。足は体の後方にあって、指全ての間に膜になったみずかきがあり、泳ぐのも潜水するのも達者にこなします。魚類を水中で捕らえ、水面まで運んで飲み込みます。飛び立つときには助走が必要で、その場合は、両足をそろえて跳ねています。白鳥などは片足を交互に出して水上を走りますが、ウ・ペリカン類は、両足を揃えて跳ねています。巣は一般に樹上で、枝を組んでつくります。多数が集まって、集団で繁殖するのが普通。ユーラシア大陸、アフリカ、オーストラリア大陸などにも分布している、広域繁殖種

    カワウ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/11/24
    “泳ぐのも潜水するのも達者にこなします。魚類を水中で捕らえ、水面まで運んで飲み込みます。飛び立つときには助走が必要で、その場合は、両足をそろえて跳ねています。”
  • キジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長80cm(オス)、60cm(メス)。尾の長いことが特徴の、地上性の、ニワトリ大の鳥です。州・四国・九州に分布しています。 オスは濃い緑色の体で、繁殖期になると、ハート型の赤い顔になり、「ケーンケーン」と鳴きながらメスを求めます。昔から日人とかかわりの深い鳥として、「桃太郎」をはじめいろいろな物語や、「焼野の雉(きぎす)、夜の鶴」などの子を思う親の愛情の深さを表わすタトエ話がありますが、現在でも草刈機に頭をとばされてしまうメスが出るほど巣の卵を大切にしています。「朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴く」といった予知能力まで与えられていると言われます。 日の鳥、つまり国鳥に選ばれていながら、狩猟が許されているという、何とも不幸な鳥です。キジの中で、全身緑色のものは日キジと呼ばれていますが、中国南部の亜種にも緑色化したものもいます。一般に鳥では、湿度の高い地方では色彩が濃色になり

    キジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/11/10
    “日本の鳥、つまり国鳥に選ばれていながら、狩猟が許されているという、何とも不幸な鳥です。”
  • ゴイサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    ゴイサギ 昼間は林の中でじっと待機、夕方から餌を探す 夜間「クワッ」とカラスのように鳴くことから「夜烏」の異名も 全長58cm。成鳥では頭から背は緑黒色で、翼の上面は灰色です。若鳥は灰色味のある茶色で斑点模様があります。日では州以南にすんでいます。巣は樹上につくり、何羽も集まって集団繁殖(コロニー)します。ゴイサギのみではなく、コサギ、アオサギなど他種とも集まってコロニーをつくります。ゴイサギは、昼間は林の中でじっとしていて、夕方から川や池へ出かけていって魚を捕る夜行性のサギです。シラサギの仲間の、あの白さにくらべると、ずんぐりした体、黒い頭、灰色の翼と尾ーあまりカッコよくありません。 「クワッ クワァッ」と一声ずつ鳴き、夜空から聞こえてくることが普通です。この声から「夜烏」の異名をもちますが、ラテン語で表記する学名はNycticoraxのcoraxは烏、nyctiはnightの意味で

    ゴイサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/11/03
    “日本では本州以南にすんでいます。巣は樹上につくり、何羽も集まって集団繁殖(コロニー)します。ゴイサギのみではなく、コサギ、アオサギなど他種とも集まってコロニーをつくります。”
  • ウミネコ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長45cm、翼を広げると115cmにもなりますが、カモメの仲間としては中型です。背、翼の上面は黒色で、下面は白色。白い尾に、黒帯が出ます。英名はblack-tailed gull。日の代表的なカモメの仲間で、「ミャーオ ミャーオ」と聞こえる声を、の声に似ているとして海です。世界的な分布は太平洋西部の、日近海で、小さな島や岩礁などに集って繁殖します。その繁殖地の多くは天然記念物に指定され保護されています。何十万羽もいるのに、繁殖地を大切にしているのは、かつて何十万羽も日近海の離島で繁殖していたアホウドリを、羽毛布団にする目的でほとんど絶滅させるところまで捕獲していった例があるからです。繁殖に参加しない若鳥は褐色をしており、夏中も全国の港湾や海岸に集まっていますが、沖縄地方では稀です。三歳で成鳥になり繁殖します。最近東京・上野の不忍池周辺の建物の屋上で繁殖するものが見つかっています

    ウミネコ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/27
    “日本の代表的なカモメの仲間で、「ミャーオ ミャーオ」と聞こえる声を、猫の声に似ているとして海猫です。”
  • ムクドリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長24cm。全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。飛んだときに、腰の白さが目立ちます。若鳥は全身の黒味がなくて、褐色をしています。地上を歩いて餌を探すことが多く、その時にはくちばしを草株の間に入れて開くことで、地面や草株にひそむ虫を探しています。「リャー リャー」とか「キュリリッ」といった声を出します。巣は樹洞の他、建物の隙間を使うことも多いので、巣箱もよく利用します。アジア大陸の中緯度、温帯に分布していて、冬には南へ移動するものもいます。日では九州以北で繁殖していて、北海道では夏鳥です。平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。駅前のロータリーや

    ムクドリ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/13
    “全長24cm。全身は黒味のある褐色で、頭は灰色がかった黒褐色。目の周囲から頬にかけて不規則な白斑があります。この白斑は個体によって違っていることが普通です。くちばし、足は黄色です。”
  • ダイゼン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長29cm。全体が灰色系の色彩ですが、夏羽では黒味が増し、顔から腹は黒色になります。日では全国で記録がありますが、いずれも春・秋に通過する旅鳥か、関東以西では冬鳥として越冬するものが少なくありません。生息地として個体数が多いのは干潟です。ハトくらいの大きさで、海岸、干潟、河口に生息、冬羽と夏羽では大きく変わります。ゆっくり歩きながら、ときどき立ちどまって周囲を見まわし、大好きなゴカイをさがします。捕らえたゴカイは、途中で切れないようにゆっくり引き出しますが、ゴカイが抵抗するとチューインガムのように伸びるのがユーモラスです。力つきて引き出されたゴカイを、ダイゼンは近くに水があれば洗って泥を落としてからべます。

    ダイゼン|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/10/06
    “日本では全国で記録がありますが、いずれも春・秋に通過する旅鳥か、関東以西では冬鳥として越冬するものが少なくありません。”
  • ビンズイ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長15.5cm。ほぼホオジロ大のセキレイの仲間の鳥。尾はそれほど長くはありません。体の上面は緑褐色で、緑色味が強い。アジアの温帯地域に広く分布しています。日では北海道州・四国の山地の林縁や岩地、草地などの明るい場所で繁殖しています。木の上や岩上など目立つ場所でさえずったり、そこから舞い上がってさえずりながら隣の樹上や岩の上に止る行動を行います。これは縄張りの確保の行動です。山地の林でこんな飛び方をするのは、日では種のみです。冬には州以南(北海道は雪が多く、地面で餌が摂れないので)の平地の林、それも松林に好んですみ、地上で餌を探します。セキレイの仲間ですから、地上でも木の枝でも、脚を交互に出して゛歩きます゛。

    ビンズイ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/09/29
    “木の上や岩上など目立つ場所でさえずったり、そこから舞い上がってさえずりながら隣の樹上や岩の上に止る行動を行います。”
  • クロジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長17cm。ホオジロとほぼ同大のホオジロの仲間。オスは全体が暗い灰色、メスは褐色で、メスオスとも背・翼には黒褐色の模様があります。くちばしは三角形に見え、植物の種子をべることが、よく見てとれます。日と周辺で見られるホオジロの仲間には、尾羽の両側あるいは両端に、白羽あるいは白斑があるのですが、クロジにはありません。無いことが特徴になっています。日以外ではカムチャツカ・千島列島・サハリンに分布している、分布の狭い種です。日では北海道州の、主に落葉広葉樹林とその上の針広混交林の、下層にササ類の茂った林で、繁殖しています。クロジは、一般的には漂鳥ですが、冬になると海外から渡来してくることも確認されています。「ピー フィー ツー チョチー」などとアオジのさえずりにも似た声でうたいます。地鳴きはアオジより低めの「ジッ」。冬期は州以南の暗い林にすんでいて、主に地上で草の種子をべています

    クロジ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/08/18
    “日本以外ではカムチャツカ・千島列島・サハリンに分布している、分布の狭い種です。日本では北海道と本州の、主に落葉広葉樹林とその上の針広混交林の、下層にササ類の茂った林で、繁殖しています。”
  • ルリビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長14.5cm。オスは青いからだ、メスは尾だけわずかに青色です。日では北海道州・四国の高地に繁殖し、冬は主として関東地方よりも南の地方の山地か、低い山地の林に移ります。繁殖期には木の中や時に枝先で高く澄んだ丸みのある声で、「キョロ キョロ キョロリ」とさえずったりします。冬も1羽ずつで生活しています。明るい林よりも暗い林を好みます。オスの色彩は生まれて2年で完成しますが、1年目でも繁殖します。幼鳥はオスもメスによく似た色彩なので、メスだけで繁殖?などと見間違いすることもあるようです。

    ルリビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/08/04
    “オスの色彩は生まれて2年で完成しますが、1年目でも繁殖します。幼鳥はオスもメスによく似た色彩なので、メスだけで繁殖?などと見間違いすることもあるようです。”
  • アオサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長93cm。体の上面、翼の上面はうすく黒味のある灰色で、翼の風切羽は青色がかった黒色。飛んだ時に風切羽と肩の灰色の対照がはっきりしています。下面は白っぽい。日で繁殖するサギの仲間としては最大です。背が高く、脚も長い。飛行姿は長い首をZ字型に曲げ、後方へ脚を伸ばし、大きな翼をゆっくりはばたいて飛びます。「グワァー」と大きな声。飛行中には「グワッ」や「カァン」とか聞こえる。より短い声で鳴くこともよくあります。高い樹上に枝を組んで、やや皿形の大きな巣をつくって繁殖します。集まって繁殖することが普通です。べ物は動物で、魚類や水辺で捕れる両生類、爬虫類、甲殻類、それに小鳥のヒナなどもべています。日では北海道から州、佐渡、四国、九州、対馬などで繁殖しています。最近の30年で増加し、日中で見ることができるようになりました。 アオサギの英名は”grey heron”ですが、古くは”hern

    アオサギ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/07/21
    “日本で繁殖するサギの仲間としては最大です。背が高く、脚も長い。飛行姿は長い首をZ字型に曲げ、後方へ脚を伸ばし、大きな翼をゆっくりはばたいて飛びます。”
  • ノビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長13cm。オスは頭から背、翼の上面が黒色で、腰・腹は白色。胸に橙赤色があり、飛んだ時には翼の白斑が目立ちます。メスは全体が褐色で、上面は黒褐色が強い。腰は褐色。オスの冬羽はメスの色彩に似ています。越冬地で羽毛の外縁がすり切れて、内側の色彩が現れ、黒色になっていくのです。止まった姿は直立し、胸を張った姿勢です。餌は昆虫類やその幼虫が主。ユーラシア大陸北部に広く分布・繁殖しており、冬期には南へ渡ります。日でも夏鳥として渡来し、北海道の草原、州中部以北の高原、九州の高原などで繁殖しています。渡りの時には平地の草地、畑地、水田などでも良く見られています。八重山諸島ではごく少数が越冬しています。

    ノビタキ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/06/30
    “オスは頭から背、翼の上面が黒色で、腰・腹は白色。胸に橙赤色があり、飛んだ時には翼の白斑が目立ちます。メスは全体が褐色で、上面は黒褐色が強い。腰は褐色。”
  • シジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長14.5cm。体重は14gくらいです。日ではほぼ全国に分布していますが、北日に多く、西日には少ないようです。平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。木の穴に巣をつくりますが、人工的な狭い穴にもよくつくります。「ツツピン ツツピン」と鳴いて、鳥の中でもいち早く春を告げるシジュウカラは、市街地でもおなじみの鳥です。四十の雀と書いてシジュウカラ。たくさん群れるから、という説や、スズメ40羽分の価値があったことから名付けられたという説もあります。 ある男が、死んでしまったシジュウカラを寺へ持って行き、出てきた小坊主に、あの世への引導(いんどう)を渡してほしいと頼みました。小坊主が「これは何ですか」ときくので、「これはシジュウカラという鳥です」と答えると、小坊主は「なにシジュウカラ?人間でさえ人生わずか50年(五十年)というのに、なんじは小鳥のぶんざいでシジュウ

    シジュウカラ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/05/05
    “全長14.5cm。体重は14gくらいです。日本ではほぼ全国に分布していますが、北日本に多く、西日本には少ないようです。平地から山地の林にすみますが、市街地、住宅地で見ることも多い鳥です。”
  • マガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動

    全長59cm。カモの仲間の代表種。オスは体が上下面とも淡褐色。遠目には白っぽく見えます。頭は緑色、胸は栗褐色、くちばしは黄色。尾には短いですが、黒色のカールした羽をもっています。脚は赤味のある橙色。メスは全身褐色で、黒褐色の模様が沢山あり、目立たない色彩をしています。オスは「グェー グェッ グェッ」 と大きな声で鳴きます。おもに水辺の植物の葉や実をべていますが、ヒナの時は底生動物もべています。ユーラシア大陸北部の森林地帯に広く分布・繁殖しており、北アメリカ大陸にも広く生息しています。日では主に冬鳥で、池沼、湖、河川、海上などに生息しています。州の一部や北海道では繁殖するものもいます。 種を飼育改良したものがアヒルで、ヨーロッパでもアジアでもマガモから作出されています。種の分布がユーラシア大陸では人の生活域とも重なっているので、飼育されたことも多い一方、野生の個体は、ずっと人間か

    マガモ|日本の鳥百科|サントリーの愛鳥活動
    hozho
    hozho 2024/03/03
    “日本では主に冬鳥で、池沼、湖、河川、海上などに生息しています。本州の一部や北海道では繁殖するものもいます。本種を飼育改良したものがアヒルで、ヨーロッパでもアジアでもマガモから作出されています。”