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ブックマーク / www.art-it.asia (46)

  • 対岸の火事:日本において表現の自由が晒されている脅威 - ART iT(アートイット)

    展示風景「表現の不自由展・その後」撮影:アライ=ヒロユキ 対岸の火事:日において表現の自由が晒されている脅威 文 / アンドリュー・マークル 翻訳:奥村雄樹 ※ 稿は、Frieze誌に掲載された「The Threat to Freedom of Expression in Japan」(2019年8月15日)を一部編集、翻訳したものである。 あいちトリエンナーレ2019が迎えた最初の週末は惨憺たるものだったが、あまりにも事態が複層的に入り組んでいるため、一体どこから話を始めればいいのか、一体どうすれば重要な事項をすべて埋没させることなく語ることができるのか、見当もつかない。芸術祭の内覧会から3日後の8月3日に、「表現の不自由展・その後」と題された、日の公的な機関において近年に検閲された20点以上の作品を集めた展示それ自体が実質的に検閲された。しかしトリエンナーレの主催者たちは、そこに

    対岸の火事:日本において表現の自由が晒されている脅威 - ART iT(アートイット)
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    hyougen 2019/09/21
  • ラヴ・ディアス インタビュー - ART iT(アートイット)

    すべては映画にたどり着く インタビュー / アンドリュー・マークル All images: Lav Diaz – Norte, the End of History (2013). © Raymond Lee & Lav Diaz. ART iT あなたの作品に繰り返し現れているテーマは、初見ではわかりづらいのですが、「解放」だと考えています。『Century of Birthing』(2011)では、カルト教団がその信者に魂の解放を約束するものの、実際、信者はある種の精神的奴隷になってしまうという現実がある。一方、インテリの写真家はその教団から若い女性を解放しようとして、彼女を犯し、彼女の自我を破壊してしまいます。あなたの作品における「解放」というテーマはどのように描かれてきたのでしょうか。 ラヴ・ディアス(以下、LD) 私たちはみな、自由や解放や贖罪に対する自分自身の捉え方や視座を持っ

    ラヴ・ディアス インタビュー - ART iT(アートイット)
  • 藤井光 インタビュー - ART iT(アートイット)

    等深線を描く思索的距離 インタビュー / 大舘奈津子、良知暁 『ASAHIZA 人間は、どこへ行く』2013年 Ⅰ. ART iT 社会派と呼ばれることの多い藤井さんですが、それはフランスに滞在した経験とも深く関わっているのではないでしょうか。その辺りからはじめましょうか。 藤井光(以下、HF) パリに住んでいた頃は、日で活動するつもりはありませんでした。制作を手伝っていたゲーリー・ヒルの推薦で、ARCUSスタジオに行くということが決まったときに、日から10年離れていたことや、家族の事情もあり、日はどういうところかも含めてこの機会にリサーチしようと思い、一時帰国しました。滞在期間は五ヶ月で、その際に会ったキュレーターの方々に、「政治性の強い作品をつくるのであれば、日にいない方がいい」とか「日だと展開していくのが難しい」といったようなことを言われたので、逆に、ここでなにかをしてみた

    藤井光 インタビュー - ART iT(アートイット)
  • PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015|Interview Archive - ART iT(アートイット)

    PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015 2015年3月7日(土)–5月10日(日) http://www.parasophia.jp/ 2015年3月7日より、PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭が、京都市美術館を中心に京都市内の複数の会場で開幕する。記念すべき第1回開催となるPARASOPHIAは、河信治(元京都国立近代美術館学芸課長)がアーティスティックディレクターを務め、10年、20年後の文化資産の生産と蓄積、思考と創造の継続的かつ開かれたプラットフォームの構築を目指す。PARASOPHIAでは、約2年間の準備期間を通じて、国内外からの39組の参加作家のほとんどが京都を訪れ、歴史文化遺産のリサーチのみならず、人々との交流を図るとともに、オープンリサーチプログラムやアクセスプログラムなどを実施し、多様な「知」を共有する機会を積み重ねている。それ故に、PARASOP

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    hyougen 2015/03/09
  • ガブリエル・オロスコ インタビュー - ART iT(アートイット)

    不可避の様式 インタビュー / アンドリュー・マークル La DS Cornaline (2013), installation view in “Gabriel Orozco: Inner-Cycles” at the Museum of Contemporary Art Tokyo, 2015. Photo ART iT. Ⅰ. ART iT あなたは以前、横浜トリエンナーレ(2001)に参加していましたが、この東京都現代美術館での展覧会が日で初めての大規模な個展とは少し意外でした。今回、基的にはまったく新しい観客を前にして、自分の作品を考え直すのはどんな気持ちでしたか。一般的に、準備の段階でどの程度観客を意識するのでしょうか。 ガブリエル・オロスコ(以下、GO) 今回のような過去作品が大半を占める展覧会や回顧展を開くにあたり、自分の作品についてそこまで詳しくない普通の人々を考慮し

    ガブリエル・オロスコ インタビュー - ART iT(アートイット)
  • 47:追悼・三上晴子 — 彼女はメディア・アーティストだったか(1) - ART iT(アートイット)

    連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 連載目次 「Molecular Informatics ~ morphogenic substance via eye tracking (Version 1.0)」、1996年、Canon ARTLAB、ヒルサイドプラザ、東京 Photo: Mikio Kurokawa 画像提供:多摩美術大学(以降すべて) 三上晴子の訃報は、まったく唐突な知らせだった。同じ大学で教鞭を執る関係から、正月明け早々に、まだ非公開の段階で不意打ちのように同僚から聞いた。にわかには信じられなかった。 もっとも、三上とは所属する科が違うこともあり、大学で顔を合わせる機会はほとんどなかった。せいぜい教授会でたまに目にするくらいだった。いま思えば、もっといろいろ意見を交換しておくべきであった。自分でも意外なくらい悔いが残る。 私は、かつて三

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    hyougen 2015/03/02
  • ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス インタビュー(2) - ART iT(アートイット)

    技巧(テクネ)が生むいたずら II. ローマの休日 フィッシュリ&ヴァイス、目に見える世界の透明性について Detail of Untitled (2000/10) as installed at 21st Century Museum of Contemporary Art, Kanazawa, 2010. Carved and painted polyurethane objects. Photo Osamu Watanabe. All images: © Peter Fischli/David Weiss. ART iT 前回、『Airports』や「Visible World」といった、今日におけるイメージの陳腐さを受け入れているとも言える作品について話をうかがいました。しかし、それらの作品を鑑賞する側としては、どうしても見たままの率直さを受け止めずに深読みしてしまうこともあります

    ペーター・フィッシュリ ダヴィッド・ヴァイス インタビュー(2) - ART iT(アートイット)
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    hyougen 2015/02/25
  • ヴィム・デルボア インタビュー - ART iT(アートイット)

    21世紀のオイレンシュピーゲル インタビュー / アンドリュー・マークル Flatbed Trailer (2007), installation view at the Yokohama Triennale 2014. Photo ART iT. ART iT あなたは既に30数年というキャリアを重ねてきましたが、その間に自分の作品を取り巻く環境が変わってきたと感じることはありましたか。例えば、あなたは初期のインタビューで、「Cloaca」(2000-2007)はある部分で、排泄物の「デモクラシー」という手段によって、90年代のアイデンティティ・ポリティクスを切り拓いていく試みであると語っていました。 ヴィム・デルボア(以下、WD) 変わりましたね。現在は当時ほど好意的ではありません。この十年間で、アートはエリートや裕福な人々の道具と化してしまいました。ジャーナリストはアートフェアや展覧

    ヴィム・デルボア インタビュー - ART iT(アートイット)
  • マリア・ラスニック死去(1919-2014) - ART iT(アートイット)

    Maria Lassnig. Installation view at 55th Venice Biennale. Photo: ART iT 2014年5月6日、フェミニスト的視点を備えた前衛美術の先駆者として知られるマリア・ラスニックがウィーン市内の病院にて死去した。94歳。 マリア・ラスニックは1919年カッペル(オーストリア)生まれ。60年以上にわたって身体および個人の表象をセルフポートレートを通して探究した。第二次世界大戦期にウィーン芸術アカデミーで学び、戦後パリへと移るとアンドレ・ブルトンやパウル・ツェランらシュルレアリストに出会う。その後、ニューヨークに渡り、「ボディ–アウェアネス・ペインティング」と称する手法を用いて映像作品なども制作している。80年にオーストリアへと帰国すると、ドイツ語圏内では女性としては初の絵画科の教授に就任(ウィーン応用芸術大学)、第39回ヴェネツィア

    マリア・ラスニック死去(1919-2014) - ART iT(アートイット)
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    hyougen 2014/08/02
  • ヴォルフガング・ティルマンス インタビュー - ART iT(アートイット)

    0と1のあいだ インタビュー / アンドリュー・マークル Guide Star, ESO (2012). All images: Unless otherwise noted, © Wolfgang Tillmans, courtesy Wolfgang Tillmans and Wako Works of Art, Tokyo. I. ART iT 以前、リアム・ギリックにインタビューする機会がありましたが、彼の実践には言うまでもなく建築、都市環境、そうした構造の一部としての無味乾燥な統制の形に対する観察というものがあります。そうしたことを考えながら、『Neue Welt』(2012)に収録された写真を含む近作や今回展示されている写真を見ていく中で印象的だったのは、それらの写真にグローバル資主義社会が構築する環境や、そうした環境の私たちの視覚や身体への影響関係を観察するというギリックと

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  • 連載 編集長対談:日本的アートとは 目次 - ART iT(アートイット)

    現代アートの起源は、いうまでもなく欧米にある。では、日などの非欧米圏において、現代アートの作品を作る、あるいは観るとはどういうことなのだろう。アート界の内外からゲストを迎え、これらの難問について考えてみたい。 第10回 「我々のリアリティ」が生み出すもの 総集編 「日的なアート、非欧米圏のアートはあり得るのか、あるとしたらそれはどのようなものか」をテーマに様々な形でアートに携わるゲストを迎えた連続対談シリーズの総集編。9名のゲストとの対談を通じて導かれた結論とは? 第9回 椿昇 いまを生き抜くためのシステム作り 前編|後編 関西を拠点とし、世界を相手取って、ラディカルな視点で同時代の「裂け目」に対するアプローチを続ける作家。以前は高校で美術教師を務め、現在は美大でアート界でのサバイバル術を伝授する。日的なアートとは? そして、日的なアートの問題点とは? 第8回 三潴末雄(ミヅマアー

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    hyougen 2013/09/21
  • アンドレアス・グルスキー インタビュー - ART iT(アートイット)

    拡大のヴァンテージ・ポイント インタビュー / アンドリュー・マークル 99 cent (1999) © Andreas Gursky / JASPAR 2013. Courtesy Sprüth Magers Berlin London ART iT あなたのほとんどの写真作品は、あるひとつの場面に対する多角的な遠近感を合成し、デジタル加工を施しています。そのような作品がもたらす世界の拡大図はひとつの解釈といえるでしょう。このような考え方を前提としたとき、あなたは写真における現実と表象、客観性と技巧との伝統的な乖離をどのように考えていますか。また、あなたの作品は西洋美術における遠近法のイデオロギーを補強していますか。それとも、破壊していると考えていますか。 アンドレアス・グルスキー(以下、AG) 私の作品は非常に現実的であり、合成されているとはいえ、すべてが想像上のものというわけではあり

  • ウォルター・デ・マリア死去(1935-2013) - ART iT(アートイット)

    Apollo’s Ecstasy (1990). Installation view at the 55th Venice Biennale. 2013 Photo: ART iT 2013年7月25日、ウォルター・デ・マリアがロサンゼルス市内にて死去した。77歳。 デ・マリアは1935年、カリフォルニア州アルバニーに生まれる。カリフォルニア大学バークレー校で歴史学と美術を学び、在学中には前衛運動に興味を示し、ハプニングやパフォーマンスに参加する。60年にニューヨークへ移住した後も、ハプニングに参加、ロバート・ホイットマンとともに画廊を開くと、ミニマルな彫刻を発表する。65年に後のポーラ・ジョンソンギャラリー(後のポーラ・クーパーギャラリー)で個展を開催、66年には『プライマリー・ストラクチャーズ』にステンレスの彫刻「ケージ」を出品、69年には『態度がかたちになるとき』に「アート・バイ・テ

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    hyougen 2013/07/30
  • ニッポン国デザイン村 番外編 (ヨーロッパ)

    iTunesとしての展覧会と、DJとしてのキュレイター 唐突だが、みなさんは音楽をどうやって聴いているだろうか。お気に入りのCDやレコードを棚から探し出して、ステレオにセットして・・? でも多くのひとは、もうiTunesで好みの曲やアーティストをクリックするだけだろう。 何年か前、ブライアン・イーノが書いていた――娘がiTunesをいじっていたと思ったら、「おとうさん、このレッド・ツェッペリンってかっこいいね!」と。おまえ、それは70年代の歴史的ロックバンドだよ、と教えると「そうなんだ、ふーん」で終わり。 彼女たちの世代にとっては、ツェッペリンであろうがエルヴィスであろうが、デビューしたての新人バンドであろうが、iTunesのプレイリストに並んでいる時点ですでに、ぜんぶ「いま」なのだ。角が傷んだレコードジャケットや、貴重盤につけられた高額プライスに「歴史」を実感する感覚は、すでにない

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    hyougen 2013/07/27
  • 32:絵描きと「贋金つくり」——会田誠「天才でごめんなさい」展をめぐって(2) - ART iT(アートイット)

    連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 前回はこちら 会田誠「犬(雪月花のうち“雪”)」1998年 パネル、和紙、岩顔料、アクリル絵具、ちぎり絵用の和紙 73x100cm 撮影:宮島径 © AIDA Makoto Courtesy Mizuma Art Gallery 日の美術は、いまなお明治維新における西洋文明導入時の悪しき忘却と反復に陥っている。そこでは、まるで歴史など存在していないかのようだ。会田誠「天才でごめんなさい」展における連作「犬」をめぐる一件なども、その一端だろう。今回の問題については、昨今の「児童ポルノ」の概念規定をめぐる一連の動向と絡めて語られる傾向が強い。が、そもそもこの日で、美術として図画に描かれた女性の裸体図さえ社会的に問題視する傾向が、いったいいつから、どのような経緯を経て広まったのかという、より根的な出自を確かめてお

  • 坂茂 インタビュー - ART iT(アートイット)

    問いの建て方、問いの解き方 インタビュー / アンドリュー・マークル Pompidou Center Metz. © Didier Boy de la Tour, courtesy Art Tower Mito. ART iT アートと建築が共有するもののひとつにモダニズムの遺産があります。それはさまざまな形で世界に広がっており、両者が表現するものや両者に対する理解の社会的な期待を支えています。さて、坂さんは今日の建築の社会的役割についてどのように考えているのでしょうか。新しい価値観を持った新しい人間像を形成する建築という考え、このような考え方には批判的ですか。 坂 茂(以下、SB) 建築が新しい人間像を作り出すとは考えません。また、私がしていることが近代美術や近代建築の遺産に繋がっているとは感じません。私が受けた教育は変わっていて、ル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエの前に、近

  • ビジョイ・ジェイン インタビュー(3) - ART iT(アートイット)

    ものを建てる、関係を築く インタビュー / 日埜直彦 8/29 The eighth day of the construction. Photo: Masumi Kawamura NH あなたのプロジェクトの規模は次第に大きくなり、より広い社会的ひろがりを持つようになってきました。これまではクライアントと密接に関わり、量産品ではなく、あなたが選ぶ地域の素材を使用して建築してきましたが、規模の大きいプロジェクトはあなたのスタイルにとって試金石となるのではないでしょうか。 BJ 大丈夫ですよ。地域の素材なのか量産品なのかというところには興味がありません。繰り返しますが、量産品しか使えなくとも、私たちの感じ方や私たちの内に根的にあるものをどれだけ表現できる余地を見つけられるかどうかなのです。創造力は大量生産にも伝統にも近代主義にも依存していません。そうしたものとは関係がないのです。ただ、何を

  • 31:絵描きと「贋金つくり」——会田誠「天才でごめんなさい」展をめぐって(1) - ART iT(アートイット)

    連載での進行中シリーズ〈再説・「爆心地」の芸術〉は今回お休みとなります。 『会田誠展:天才でごめんなさい』展示風景、森美術館 2012/11/17-2013/3/31 Courtesy Mizuma Art Gallery 撮影:渡邉 修 写真提供:森美術館 森美術館(東京、六木)での『会田誠展:天才でごめんなさい』がいろいろと喧しい。私は昨年、すでに展覧会の実見を済ませ、その充実した回顧や新作の展開に大きな関心をそそられた。が、他方で、作家への賞讃ばかりが聞こえてくる当初の反応に、少なからぬ疑問も持った。 会田誠は、その作風から「毒のある作家」とも呼ばれ、今回の展覧会を実現するにあたっても、他館への巡回は予定されておらず、企業による協賛も期待通りには得られなかったと聞いている。そんな「逆風」のなか、美術館をあげての会田誠展を敢行した森美術館の取り組みは刮目に値する。にもかかわらず、

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    hyougen 2013/03/02
  • 奈良美智氏の反論:ブログ記事「ビジネスマンとしての奈良美智」に対して

    ART iT 公式ブロガー、Adrian Favell氏による「ビジネスマンとしての奈良美智」に対し、アーティスト奈良美智氏より反論がありました。 以下に、人より事実誤認とする部分について、訂正をいただきましたので掲載いたします。 (この反論の英語訳についてはこちらから Please Click here for the English translation) Favell氏自身が当初掲載していた日語訳は、日語と英語のニュアンスの違いから、一旦ご人がブログ記事から削除しましたが、奈良氏からの要請を受けて、この訂正注釈公開にあわせて、再掲載します。しかしながら、Favell氏は、英語の原文が持つニュアンスが伝わりにくいことに対し、懸念しておりますので、読者におかれましては、その点をご考慮頂くようお願いいたします。 尚、ARTiT公式ブログに書かれた内容は、個人ブログ同様にブロガー自

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    hyougen 2012/08/16
  • ダヴィッド・ヴァイス死去(1946-2012) - ART iT(アートイット)

    2012年4月27日、ペーター・フィシュリとのふたり組のユニットとして国際的に知られるアーティスト、ダヴィッド・ヴァイスが癌のため死去した。享年66歳。 ダヴィッド・ヴァイスは、1946年にチューリッヒに生まれる。同じくチューリッヒ出身のペーター・フィシュリと1979年から共同制作を開始し、日常的なものやステレオタイプなどを用いながら、“常識”を揺さぶるような作品の制作、発表を続ける。タイヤや椅子、ペットボトルなどの日常的なものが、重力や遠心力などによって、ドミノ倒しのようにエネルギーを伝えていく様子を記録した30分間の映像作品「事の次第」は代表作のひとつとして知られる。2003年のヴェネツィア・ビエンナーレでは、数カ国語の手書きの問いが複数のスライド・プロジェクターからランダムに投影される「無題(質問)」を発表し、金獅子賞を受賞している。 2000年以降の主な個展に、バルセロナ現代美術館

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    hyougen 2012/04/29