住田町は、東日本大震災後に同町世田米に整備した仮設住宅火石(ひいし)団地の建物13戸を、1戸につき3万円で一般へ払い下げる。町は町産材を使った木造仮設住宅の有効活用へ向け、希望者を募っている。 仮設住宅は1戸約30平方メートルの2DK。町産のスギを使用し、湿気防止や断熱・保温処理が施されている。外内装に木目を生かした温かみがある造りが特長だ。 町内の個人・団体や公益性を優先し、一般向けに希望を募る。移設運搬が必要となり、その費用は別途各自が負担。申し込み受け付けは11月2日まで。移設期限は来年2月28日。問い合わせは同町総務課管財係(0192・46・2112)へ。 【写真=住田町が一般へ払い下げる火石団地の仮設住宅】