痴漢大国と言われる日本。 世界的にも問題視されながらも、いまだにこの国はこの社会課題を解決できていません。 そのためか、Twitterを中心に、ネット上では度々痴漢がテーマに議論になります。私も朝日新聞社WEBRONZAにて昨年痴漢をテーマに特集を組んだことがありました。今年は、加害者更生を専門とする斉藤章佳氏による書籍『男が痴漢になる理由』が発売したこともあって、さらに痴漢の話題を目にすることが多くなったと感じています。 実態は「痴漢VS普通の男性」ではない ところが、ネット上では、痴漢に反対する人(主に女性中心)と、冤罪やノットオールメン(全ての男性が痴漢ではない!)を主張する人(主に男性中心)が言い争って、延々と似たような議論が繰り返されているのが実態です。 なぜすれ違いが起こるのか、その最大の原因は「普通の男性」に対する認識のズレだと思います。要するに、冤罪やノットオールメンを主張
交通事故で両親を亡くした小学6年生の「おっこ」こと関織子は、花の湯温泉の旅館「春の屋」を営む祖母と一緒に暮らすことに。さらに、春の屋に住み着いているユーレイのウリ坊に頼まれて、跡取りがいない春の屋で若おかみとしての修業を始めることになった。 明るく元気で誰とでも仲良くなれるおっこは、春の湯を訪れる人たちに喜んでもらうため奮闘。空回りすることもあるものの、ウリ坊や、同じくユーレイの美陽、小鬼の鈴鬼にも支えられながら、少しずつ若おかみとして成長していく。 累計発行部数300万部越えの人気を誇る令丈ヒロ子の児童文学『若おかみは小学生!』(絵:亜沙美)が劇場アニメ化され、映画『若おかみは小学生!』として9月21日(金)に公開。今年4月から放送中のテレビアニメ版とは別の作品として、物語の始まりから改めて描かれており、原作やテレビアニメ版を知らない人でも楽しめる映画となっている。 エキレビ!では、『茄
東京都現代美術館の会田誠作品に対する「撤去要請」の論点を整理した前編に続き、尖った表現活動に寄せられるクレーム問題などについて、ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんが語り合います。 「子どもしか入れない」おかざき乾じろの展示に藤田突入!? 飯田 僕は今回問題になった会田家の展示よりも、同じ企画展で展示されている、おかざき乾じろ(岡崎乾二郎)作品のほうが、上から目線で子どもに語っていて、むかつきましたね。 藤田 おかざき乾じろさんの展示は「大人しか入れない場所はいっぱいあるのに、子どもしか入れない場所は少ないから」という理由で、子どもしか入れない部屋をつくって作品の展示をしているものですね。 ながーい説明書きがあって、「おとな」はピカソを「わからない」と言い合って世間に合わせて、自分の眼で観たり楽しんだりしないんだ、と書かれてありましたよね。で、ぼくは気づいたんです
先日開催された『デザインフェスタ』で初の写真集(1冊1000円)を販売したところ、用意した500部が完売。掲載されている写真はどれも綺麗だ。そこで、ふとももを撮影するにあたっての極意など、ゆりあさんに聞いてみた。 ――完売おめでとうございます! この写真集、紙のツヤも良くて、かなりコストがかかってるんじゃないです 「それなりにかかりました。撮影も、スタジオを借りて撮ることがあるので、それも含めるとかなりの金額になります」 いきなりお金の話をしてしまって申し訳ないが、もう少し値段が高くても良いのではないかと思うほどのクオリティなのである。外で撮影する場合も、綺麗な海だったり、夕日の綺麗な公園だったりと、ふとももの写真が映えるような場所で撮っている。 ――これまでに撮影した枚数は? 「1万枚くらいです。その中の一部はタブレットに保存してあります」 見ると、ふとももの写真のオンパレードであった。
2010年にケイティ・ペリーと結婚したものの、2011年の暮れにはケイティに「もう別れよう」と切りだしていた英コメディ俳優のラッセル・ブランド。たった1本のメールで離婚を突き付けられたと憤慨していたケイティ。 自宅にはほとんど居ない人気絶頂の歌姫とわかっていながらケイティと結婚したにもかかわらず、彼はあることでひどい不満を溜め込んでいた。昨年には恋人が出産して念願のパパにもなったラッセル。今が幸せだから語れるということなのか、このほど『Recovery:Freedom From Our Addictions』なる本を出版し、自身が過去に深刻な性依存症であったことを明かした。 ラッセル・ブランド(42)との離婚について、ある時「結婚生活が破綻したのは私に大きな責任があるようで辛かった。自殺を真剣に考えたこともあるわ。でも私のせいではない、私にはどうしようもできない問題があると感じるようになっ
集英社・少年ジャンプ編集部にある女子トイレのマークを漫画家が新たにデザイン。パンツを下げる女性のシルエットをかたどった女子トイレのマークがネット上に公開された。全国の少年たちに夢を与える「ジャンプっぽいトイレ」を実現する企画として作られたものだというが、度を越したおふざけ行為だとしてネット上で「気持ち悪い」「セクハラ」と批判が殺到している。 To LOVEるの矢吹先生に、女子トイレのマークを描き下ろしてもらいました。 ジャンプ編集部の女子トイレのマークを矢吹健太朗先生がデザインしたらこうなった/ すすめ!ジャンプへっぽこ探検隊!第3話https://t.co/7tWKE0NzLY pic.twitter.com/vSioksVPpb — 少年ジャンプ+ (@shonenjump_plus) 2017年4月19日 「To LOVEる」の作者が女子トイレのマークをデザイン 4月19日に「少年ジ
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんによる、話題の作品をランダムに取り上げて時評する文化放談。前編記事に続いてアニメ映画『この世界の片隅に』について語り合います。 宿命を受け入れる映画なのか、そうではないのか 飯田 近いのに遠いというか、隣なのに別世界。そういうことの連続を描いている作品ですよね。原爆が落ちた広島の隣の呉、同じ「鈴」という名前を持ちお互い貧乏暮らしをしていたのにかたや遊郭で働いているりん、不発弾でとなりで亡くなる晴美。そういう人たちがいるなかで生きているからこそ彼女は「この世界の片隅」にいるのだと思っているという気がする。もしかしたら死んでいたのは自分だった、という場所に誰だって本当は生きていることを思い起こさせる。 藤田 そうですねぇ…… 生きるも死ぬも、どんな境遇に生きるのかも、ほんの紙一重だっていうのが、よく伝わってきますね。まったいらになっ
ライター・編集者の飯田一史さんとSF・文芸評論家の藤田直哉さんによる、話題の作品をランダムに取り上げて時評する文化放談。今回はアニメ映画『この世界の片隅に』を取り上げます。 戦時下の日常系 藤田 片渕須直監督『この世界の片隅に』が話題になっています。今年度ナンバーワンアニメであるという声もあがっているほどですが……。 第二次世界大戦のときの、広島と呉が舞台で、そこでの日常生活を非常に丁寧に描いた作品です。クラウドファンディングで3600万円以上集めたことでも話題のアニメでもあります。それで参加の感覚を支援者は抱くので、応援したくなりましたよね。のん(元、能年玲奈)さんが関わっているので、マスメディアでは宣伝しないように圧力がかけられたと報じられる騒動もあり、SNSを中心に多くの人が「応援」に「参加」して「宣伝」している現象も興味深いです。 飯田 戦時下の呉を舞台にした日常もの(?)ですね。
志布志市が公開したPR動画『うな子』の一場面。少女にうなぎを擬人化させる過激な演出にネットは炎上!同市は動画の削除を余儀なくされた… 画像(1枚) 鹿児島県にある日本一“志”が多い街、志布志市志布志町志布志(しぶし)にある志布志市役所が公開したPR動画『うな子』が波紋を広げている――。 志布志市は、うなぎ生産量日本一を誇る鹿児島県の中でも養殖うなぎの生産が最も盛んな街。 問題の動画は、志布志市の「ふるさと納税」の返礼品の中で人気No.1の「うなぎの蒲焼」をPRするために市が制作会社に委託して作成したものだ。 その映像は学校にありそうな真夏のプールを舞台に「彼女と出会ったのは1年前の夏だった」というナレーションとともに始まり、“スク水”風の水着姿の少女が語り手の男性に向かってカメラ目線で『養って…』と迫ってくる。 そこからプールでの“男女共同の暮らし”が始まり、少女が水中で泳ぐ姿や、ホースで
佐村河内守さんは奥様の手料理を前に「いただきまぁす」と手を合わせる。が、守さんは料理には手をつけようとせずジョッキに注がれた豆乳を飲む、飲んで飲み干す。ようやくハンバーグかと思いきや再び豆乳。わたしたち観客は、守さんはバッシングの心労で食事が喉を通らないのだろう、お気の毒に……。と、思ってしまう。しかし、真意を問う森達也監督に対して守さんは「好きなんです、豆乳!」と臆面なく答え、観客一同ずっこける。「お気の毒」と感情移入してしまう側がFAKE現象を生んでいくことをこの映画は指摘している。 庵野秀明の映画の魅力はそのような「思わせぶり」に満ちていることだ。これによって鑑賞者の想像力が刺激され作品に様々な解釈が生まれていく。 ぼくは新劇場版『エヴァ:破』と『エヴァ:Q』が公開される間に、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版 -サウンドインパクト- 』というゲームを制作した。これは公式な2次創作であり「中
キン肉マンが1980年代に「牛丼一筋300年 早いのうまいの安いの」なんて歌をうたっていた。それから約35年経過した今でもサラリーマンのランチの定番になっている。 そんななか、吉野家がファミリー層をターゲットにした店舗を2016年3月18日に「たまプラーザテラス」(横浜市青葉区)にオープンした。 牛丼にフライドポテトがついてくる 通勤ラッシュで混雑する田園都市線にあるたまプラーザ駅。一度降り立つと、都心では見ることができないファミリー層だらけの場所だ。「ライブキッチンyoshinoya」はフードコート内にある。 ここでは牛丼ならぬ「牛丼ディッシュ」が提供される。ディッシュとついているのは、高級感アップを意識したものだろうか。ほかのメニューも「牛カルビ丼ディッシュ」、「焼味豚丼ディッシュ」、「ビーフステーキセット」、「チキンステーキセット」「キッズ牛丼」など、通常店舗では見たことのないものば
藤田 今回は、新しく創刊された批評誌『ゲンロン』1号を扱います。編集長は、批評家の東浩紀さん。 飯田 特集は「現代日本の批評」と小特集「テロの時代の芸術」の二本立てですね。ここでは前者について扱っていきます。 藤田 東さんは、ある時期から独立して出版社を立ち上げ、「批評」の場をご自身で作られて来ようとされてきた方ですね。そして今回、特集が「現代日本の批評」ということで、かつての柄谷行人、浅田彰、蓮實重彦、三浦雅士の行った座談会『近代日本の批評』を意図的に反復されているわけですね。 賛否はあれど、東浩紀さんは、ゼロ年代の批評を代表するほどの影響力を持った人なわけですが、本書は、彼は、現在は人文知や批評が読まれないような状況にあると認識しながら、日本の批評の歴史を背負おうとしている……という本なわけです。 隠す必要もないと思うので言いますが、ぼくも飯田さんも、東さんの影響をデビュー当時強く受け
岐阜県美濃加茂市がアニメ「のうりん」とコラボして作成したポスターが注目を集めている。ポスターは美濃加茂市で行われる「みのかもまるっとスタンプラリー」イベントを告知したものだ。 メインに配置されている画像は、ピンクのロングヘアーの女の子。襟もとが大きく開かれて露わになっている谷間、巨乳、ピンクに染まる胸元……頬は紅潮して、眉根はそっと寄せられている。 このポスターは11月上旬に公開され、駅前に掲出されていた。その告知ツイートが11月下旬に入って拡散され、「公的なポスターとしては不適切」「女性に対するセクハラでは」といった批判が寄せられた。 私自身、最初に見たときの感想は、「うわっ、さすがにちょっとエロすぎる……ほかに画像はなかったのか!? ゾーニングのことを考えてほしい」。 「のうりん」は美濃加茂の農林高校を舞台にした作品で、下ネタやギャグが多いが農業部分はしっかり取材をして描かれている。原
もうすぐ夏本番。子どもたちのみならず、大人もプールに入る機会が格段に増える季節だ。ところで、泳いだあとで目が真っ赤になったという経験はないだろうか。多くの人は、この目が赤くなる現象について、プールの水を消毒するための「塩素」が原因だと考えている。しかし今、アメリカの専門家たちが、それは間違いであり原因は別にあると訴えているのだ。では、一体何が私たちの目を赤くしているのか? ショッキングな事実をお伝えしよう。 【その他の画像はこちらから→http://tocana.jp/2015/06/post_6563.html】 今月24日付の英紙「The Daily Mail」によると、驚愕の事実を暴露しているのは、「アメリカ疾病予防管理センター(CDC)」や「ナショナルスイミングプール財団(NSPF)」、水質と健康に関する評議会などに所属する複数の専門家たち。彼らが明かした、プールの水で目が赤くなる
ちょっと小腹が空いたとき、木枯らしで気が滅入りそうな帰り道、朝まで飲んだ日のモーニング(?)に……。あらゆるシチュエーションで人々の願望を満たしてくれるのが「立ち食いそば屋」だ。 街頭で目にする「名代 富士そば」や「吉そば」、駅そばチェーンの「相州そば」「箱根そば」「住よし」「田舎そば」、そして地域密着型の店舗まで、立ち食いそば屋と一口に言っても、その業態や味はさまざまだ。 しかしお恥ずかしながら、人生で数回しか立ち食いそば屋を利用したことがない筆者は未だ立ち食いそばの魅力を掴みきれていない。これは関東人として、いや日本人して許されざる事実なのではないか……? 食べログ高ポイントの洒落たそば屋に出向いたり、「蕎麦は“たぐる”って言うんだよ〜」とドヤったりする暇があるのなら、まずは立ち食いそばがなんたるかを知るべきではないのか!? そう思い立ったが吉日、2015年最初の初体験として「“立ち食
民主党の枝野幸男元内閣官房長官は10日までに『事実無根の悪質デマが動画サイトのYou Tubeなどに「民主党枝野幸男が大失言か」とのタイトルで流されていると広報。 「枝野幸男を狙った悪質なデマに注意ください」とEメールレターで伝えている。枝野事務所では削除を要請するとともに『投稿者に法的措置を講じる』としている。 デマは「これは絶対オフレコだが、自然災害が起こることを期待している。安倍(総理)と菅(官房長官)が官邸不在のとき、自然災害が起こることを願っている」などと語ったなどと枝野幹事長の顔写真の静止画で、ナレーションで流しているもの。 枝野事務所では「悪質なデマで、明らかな選挙妨害」と法的措置で対応することにしているが、民主党では辻元清美元国土交通副大臣もデマに悩まされている。デマは辻元元国交副大臣に内縁の夫がいて、赤軍や過激派というものなど、複数ある。 辻元元国交副大臣の秘書の長谷川哲
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