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2006年7月30日のブックマーク (13件)

  • 梅田×西垣対論 - 記憶の彼方へ

    朝日新聞が「ウェブが変える」というWeb2.0の動向の目立つポイントを無難におさえた内容の特集を組んでいる。7/27はウィキペディアとブログについて。7/28はグーグルについて。そして別枠で梅田氏と西垣氏の「対論」。テーマは「新しいネットの姿『Web(ウェブ)2.0』。この大波は何をもたらすか」。ただし、「対論」といっても、実際に討論が行われたわけではなく、そもそも対立する見解を持っている両氏への個別のインタビューを「対論」として併置したもの、対論の演出である。しかしWeb2.0に対する両氏の認識と立場の大きな違いが浮き彫りになっていて大変面白い。 『ウェブ進化論』の読者なら十分察しがつくように、梅田氏はあくまでWeb2.0によって拓かれた地平の「先」を見ようとしている。もちろん問題点を熟知した上での、「にもかかわらず」の立場からのオプティムズムを梅田氏はそこでも貫いている。 それに対して

    梅田×西垣対論 - 記憶の彼方へ
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「文脈の変化の中で「知」の捉え方そのものが変化しているのだという点がウェブ2.0の思想的核心である。」
  • 人はなぜ、本を読まなくなったのか?―100‐day dialogue 別冊・本とコンピュータ - 雑記帳

    100日議論と題されたこのの前半では、編集部より提示された二つの問いに対して、論者が回答を行う形式となっている。以下の二つがその問いである。 日では近年とみに、純文学や古典、人文系や社会科学系の学術書などに代表される「かたい」が売れなくなっています。それにともない、これらの書物を持続的に刊行してきた出版社や大学出版部の深刻な経営危機が生じています。こうした現象は、日と同様、消費文化が高度に発達しているアメリカやヨーロッパ諸国でも起こっています。 こうした現象が起こる背景にはいくつかの要因が考えられます。たとえば、出版産業のコングロマリット化や、極端なベストセラー偏重主義。あるいはテレビやラジオ、映画といった他メディアとの競合。さらには、近年とみに著しいインターネットの発展などが挙げられるでしょう。理由はともあれ、これらによって私たちの「読書週間」は、大きく変化しつつあります。 そこ

    人はなぜ、本を読まなくなったのか?―100‐day dialogue 別冊・本とコンピュータ - 雑記帳
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「元々読む人はもっと読むようになり、読まなかった人は全く読まなくなった。そういうかたちでの二分化は既に進行しつつある」「インターネットは人文書の持つ一冊の書籍としての世界の全体性を解体してしまう」
  • 自己内対話 - 雑記帳

    丸山眞男のノートから。安保闘争時の東大での講義の様子を記録したp131-p140の内容が印象的。気になった部分をとりあえず抜き書き。 昭二〇・一〇・二九 我が国デモクラシーの諸問題 一、天皇制との関係 …… もし天皇から一切の実質的政治参与を取りのぞいた場合、天皇のレーゾン・デトールはどこにあるのか。結局それは国民の情的結合のシンボルとしてしか考へられない。国民の政治的分裂が国民的統一の破壊にまで至る様な事態を避けるのに役立つであらう。 …… 三、政治教育の問題 デモクラシーのための教育の問題は決して単に狭義の政治乃至公民教育には限られない。いな、それを直接目標とすることは望ましくないとすら考へられる。なぜなら、それは結果に於ては戦時に於てみたと同じ様な押しつけがましいお説教に墜して、むしろ国民を政治的なものに背をむけさせる懼れがあるからだ。大切なのは国民の生活的雰囲気に於けるデモクラシー

    自己内対話 - 雑記帳
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    "There are only two tragedies in life: one is not getting what one wants, and the other is getting it. "のこと。オスカー・ワイルドには皮肉たっぷりのquoteが多い。例えば"Democracy means simply the bludgeoning of the people by the people for the people."
  • ナウシカ解読 - ユートピアの臨界 - 雑記帳

    かなり以前に、UNIX的なユートピアを創れないかという話があって、少し物語の設定を考えたことがあった*1。その時にユートピア論の構築の難しさについていろいろと知ることができたから、「風の谷のナウシカ」の原作全7巻を読み終わったときの衝撃は強烈だった。宮崎駿の描くユートピア論は、ユートピアを否定することでユートピア論足り得たというちょっと特殊な構造になっている。それを私は自分なりに「きれいな嘘のつき方」*2と表現してみたことがあったけれど、哲学的にこの物語をまとめたがあれば是非読みたいと考えていた。そして、この、『ナウシカ解読―ユートピアの臨界』を見つけた。著者は哲学や社会学の理論を用いて詳細にこの物語を解説している。手元に置いてあるでもあるので、印象に残った部分のみメモ。ナウシカの原作と共に何度か読み返したくなる。 近代的な意味での「正義」の立場は典型的には従来の「勧善懲悪」の子供

    ナウシカ解読 - ユートピアの臨界 - 雑記帳
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「見ず知らずの他人同士をも結びつける社会関係のネットワークの論理を優先させるものへと正義を変形させていく。愛を遮断することによって正義は神ならぬ人間にも扱える「公正」の装置となる。」
  • Googleがしている明白に邪悪なこと - アンカテ

    Google論は一筋縄ではいかない」というのが私の持論ですが、現在、Googleは明白に邪悪なことをひとつしていると思います。 それは、悪徳商法?マニアックスに関するGoogle八分問題を解決しないまま、「不当な検閲はしてない」と日法人の社長がメディアを通して訴えていることです。 悪徳商法?マニアックスのGoogole八分は現在も継続中(こちらに出ている方法で誰でも確認できます) 一方、Beyondさんの個人情報晒しについては放置、謝罪等も無し 佐々木俊尚氏のグーグルGoogle 既存のビジネスを破壊するでもこの問題が取りあげられている 「不当な検閲はしてない」とメディアを通してアピールしている この4点のどれかが欠けたら、私としては「明白に邪悪」とは言えないと思います。私企業の公的な責務は、経営者の判断にゆだねられる部分が大きく、このような前例の無い問題は、コンセンサスを得るまでに

    Googleがしている明白に邪悪なこと - アンカテ
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「将来の損失の可能性を減らす行為として、私企業のすることとしては容認せざるを得ないという見方もあるかも」「Beyondさんの個人情報の晒しの問題に対応しなかったことは、非常にバランスを欠いている」
  • 合意された放送と通信の近未来: 歌田明弘の『地球村の事件簿』

    総務省の懇談会の報告書は、政府と与党の「激突」が伝えられたが、 意外なほど広範な合意が成立している。 「放送と通信の融合」はさらに進展する‥‥? ●大山鳴動ネズミ何匹? 竹中総務大臣が組織した「通信・放送の在り方に関する懇談会」は、総務大臣の私的懇談会という地味な位置づけにもかかわらず、通信と放送の今後を決定すると、注目度120パーセントだった。その活動の帰趨が決した。 小泉改革を推し進める竹中氏に反発する政治家は多い。 この懇談会も、竹中氏が民間人を集めて、また過激な改革をやろうとしていると警戒 され、自民党は急遽、党内の通信・放送産業高度化小委員会で同じ問題を議論し、報告書をまとめた。委員長を務めた片山参院自民党幹事長は、「竹中さんが総 務大臣になったら、何をやり出すのか心配だ」と放送事業者に頼まれたこともあって委員長になったと、インタヴューでありていに答えている。対立関係をとく に隠

  • isologue: 「電子系の法律」について考える(第1回:日本の認証インフラの現状とハンコ文化)

    isologue: 「電子系の法律」について考える(第1回:日本の認証インフラの現状とハンコ文化)
    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「堅いシステムを作り過ぎて、本末転倒になってまへんか?」電子登録債権法制の中間試案について。
  • エラー|Ameba by CyberAgent [アメーバ]

    存在しないブログIDです ご指定のURLはアメブロ未開設、誤ったURL、または既に退会処理をされたURLです。 再度URLをご確認ください。

  • デザインはパクってもいいんだよ!(な、なんだってー!?) – スタジオ・ポットSD

    うわー。夏だからかなあ。ゆるいこと書いてる方がいるなあ。 「レイアウトが似てるが著作権的に大丈夫か」という問いに対しての「ゼロから書いたので大丈夫」に愕然。 hbkr : ハバカリ | やめてない いや、それ合ってますから。Webアプリ(が例に挙がってるから乗っかるけど、日国内のすべての「著作物」に等しく適用されますな)において、著作権が絡むのは主にはコードだけで、デザインには著作権存在しませんから。「デザインはパクり(インスパイヤされますた)だけど、コードは自分で書いたお!」というのは、著作権法上は何の問題もありません。「法律がどうだろうと、どーしてもその根性が気に喰わんのじゃー!」と主張するのは勝手ですが、それが社会的に受け入れられる可能性は残念ながら少ないでしょう。元々の記事のインタビュアーも分かってないのか、確信犯的に釣り質問投げたのか、微妙なトコですな。 いや、主張されてること

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「著作権が絡むのは主にはコードだけで、デザインには著作権存在しませんから」「およそ情報の再配置という意味において、すべての知的活動にデザインは遍在するから重要である」
  • 活字中毒R。

    「ダカーポ・588号」(マガジンハウス)の特集記事「このを読め!好きの屋さんからの直言」より。 【大学卒業後の家業を継いで20年余り。久住さんは、札幌市西区で60年の歴史をもつ「くすみ書房」の2代目である。 「バブルの崩壊と若者の活字離れ、さらにナショナルチェーンの進出などで、町の屋は青息吐息。売り上げはピーク時の半分に落ち込み、全国で毎年、1000店舗を超える書店の廃業が続きました。売り上げを伸ばそうと、何年も努力を続けましたが、ほとんど打つ手がない。それが3年前の状況だったんです。 残る道は店を閉めるか、移転するしかない。久住さんは社員にそう宣言して、最後の頑張りのヒントを得ようと、片っ端からを読んだ。 (中略) 売り上げを伸ばす努力に怠りはなかった。だが、売り上げを一切考えないで、人集めだけを意識した取り組みをしたことはない。でも、どうしたらいいのか……。長年温めてきたアイ

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「『次郎物語』が本屋にないのはなぜ? 売れていないから本屋は置かない。本屋にないから目に触れない。そして絶版になり、消えていく。でも、本当に売れないの?」
  • YouTube - Broadcast Yourself

    第1回全日剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を 第1回全日剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を超える 観衆が集まった。 大会は、戦前の剣道界の慣習であった専門家、非専門家の区別を廃し、選手の資格は年齢、段位、称号などに一切の制限を設けず、 各府県の予選を経て代表者を出し、剣道日一を決するという画期的な構想によるものだった。 優勝の榊原正は大正9年愛知県蒲郡市生まれの33歳、名古屋矯正管区法務教官(剣道師範)、のちに剣道範士八段。戦前は名門東邦 商業で活躍した剣士。準優勝の阿部三郎は大正8年福島県相馬生まれの34歳、警視庁の剣道選手でのちの

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    タチコマだ!!
  • 「ロングテール理論」の提唱者クリス・アンダーソン氏に聞く - CNET Japan

    2004年10月、Wired Magazine誌に「The Long Tail」と題する記事が掲載された。すると、このロングテールという理論は、Malcolm Gladwellが提唱した「The Tipping Point」にも匹敵する勢いで、あっという間に広く認知されるようになった。 記事を書いたのは、Wired Magazine誌の編集長Chris Andersonだ。「ロングテール」というのは実は、もともと存在していた当たり前の現象を指しているのだが、Anderson氏はそれをシンプルな枠組みで展開して見せた。NetflixAmazon.com、AppleiTunesなどのサービスが、いわゆる死に筋の曲や映画を消費者の見える場所に陳列し、少数ながら立派に売れるようにもっていった、その方法について説明する。 こうしたアグリゲーションサービスでは、消費者から好みの音楽映画といっ

    「ロングテール理論」の提唱者クリス・アンダーソン氏に聞く - CNET Japan
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    inflorescencia 2006/07/30
    「 制作者です。ロングテールというのは、コンテンツを作成し、その利用者を探している、何百万何千万という人たちで構成されています。」
  • 米Google、OSI支援の新サービス「Project Hosting on Google Code」 | エンタープライズ | マイコミジャーナル

    Googleは7月27日(現地時間)、オープンソースプロジェクトの活動を支援する新サービス「Project Hosting on Google Code」を発表した。Project Hostingは、Googleサービスを利用するためのAPIを公開している「Google Code」上にホスティングスペースを設け、オープンソースプロジェクトを収容する仕組みを提供するもの。高速・大容量のストレージスペース上にAjaxベースのリッチなユーザーインタフェースが提供されるのが同サービスならではの特徴となっており、さらにGoogleが提供するGmailなどのサービスとの連携が図られている。 同サービスは、現在米オレゴン州ポートランドで開催されているO'Reilly Media主催のオープンソースカンファレンス「OSCON 2006」会場において、米GoogleエンジニアリングマネージャGre

    inflorescencia
    inflorescencia 2006/07/30
    「Project Hostingは、Googleサービスを利用するためのAPIを公開している「Google Code」上にホスティングスペースを設け、オープンソースプロジェクトを収容する仕組みを提供するもの。」