范雲濤教授〝失踪〟に関する亜細亜大の声明(亜細亜大HPより)范氏は上海復旦大学から日本の京都大学大学院に留学し、法学博士を取得。大阪国際大、龍谷大で非常勤講師を務めた後、中国弁護士として東京の法律事務所にも所属したことも。上海交通大助教授、上海市外国貿易大客員教授などを経て2006年4月より亜細亜大で教授に。 中国では2014年に制定した「反スパイ法」を23年に改定し、「スパイ」としての摘発対象を拡大しており、日本在住の研究者が重点的な摘発対象とされている可能性もある。 この件に関し亜細亜大は「個人情報保護の観点から、休職者に関して、休職という事実以外は明らかにしておりません。本学としては、引き続き、ご本人の復職を切に願い、適宜、必要な対応をとってまいります」との声明を発表している。