トミオフクダという銘柄のブラジル産コーヒーを行きつけの自家焙煎珈琲店でいただいた。焙煎度は中深煎り。一杯目はホットで、二杯目はアイスコーヒーで、味を飲み比べた。 「トミオフクダ」は、ブラジルの日系二世・トミオフクダ氏が、ブラジルの農園(※1)で、丹精込めて栽培しているコーヒーの銘柄。 ※1 トミオフクダ氏の農園(バウ農園)は、東ブラジルに位置するバイーア州シャパーダ・ジアマンチーナにある。景観が美しい地で、「シャパーダ」は、急な崖、「ジアマンチーナ」は、19世紀にこの地で発掘されたダイヤモンドを意味する。 トミオフクダ氏の農園では、栽培・収穫・精選・乾燥・選別・輸出用パッキングまでを一貫管理。品質重視の生産が行なわれている。 豆の特徴 トミオフクダ氏の農園では、「ドライ・オン・ツリー」(※2)と呼ばれる製法で、コーヒー豆を栽培している。 ※2 ドライ・オン・ツリー(Dried On Tre