LIFE 映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス “毒親”がこんなに!? 今春の注目作から考える。子どもはいかに育つのか、いかに感性や存在を殺されるのか―― 毒親に負けるな! 衝撃の感動作が続々公開 実のところ私自身も褒められるような親ではないので、決して偉そうなことは言えないのですが……。なぜか今春、衝撃的な“毒親”が登場する映画が続いており、しかもその多くが良品だったりするので、思わず「うぉぉぉぉ~」と仰け反っております。 痛そうな表情の子ども、あるいは無表情を貼り付けた子どもたちを見ると、何だかもう我慢できないくらいに胸が締め付けられてしまって……。 『システム・クラッシャー』(4月27日より公開予定) 例えば、上は『システム・クラッシャー』の1シーンですが、とっても深い愛情で結ばれた母と娘に見えますよね!? 娘がママのことを大好きなのは当然ですが、ママの方も間違いなく娘を
4月27日に公開されるノラ・フィングシャイトの長編初監督作『システム・クラッシャー』のポスタービジュアルと予告編が公開された。 Netflix映画『消えない罪』のフィングシャイトが監督・脚本を務めた本作は、社会のどこにも居場所のなくなってしまった9歳の少女を描いた人間ドラマ。 9歳の少女ベニーは、幼少期に父親から受けたトラウマを背負い、手の付けようのない暴れん坊と化してしまう。烈火のごとき怒りようで、里親、グループホーム、特別支援学校、どこに行こうと問題を起こして追い出されてしまう。そんなベニーの願いは一つ。「ただ、ママのもとに帰りたい」。しかし、母はベニーに対して愛情は持ちながらもどのように接していいのか皆目見当がつかず、施設へと押し付け続ける。このままでは何処にも居場所がなくなってしまうという中、非暴力トレーナーのミヒャは、自分とベニーの2人きり森深くの山小屋で3週間の隔離療法を受けさ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く