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ブックマーク / michikaifu.hatenablog.com (135)

  • 日本ガラパゴス なつやすみにっき(2) ネットのアプライエンス化? - michikaifu’s diary

    もう数日前のことだが、慶応大学デジタル・メディア・コンテンツ機構(DMC)の友人が誘ってくれた謎の会合に行ってきた。DMCの英語ウェブマガジンにはときどき寄稿させてもらっているが、動画配信システムVolumeOneを独自開発したりしているのでテック系の場所かと思いきや、この私の長年の友人、岩渕潤子は、ドがつくアート系の人間であり、今回の会合も、行ってみたらド・アート系が主。ポンピドゥー・センターから来たフランス人とか、金箔でタトゥーを作った前衛伝統工芸おにいさんとか、私の生態系にはおよそ存在しない方々とお会いすることができたが、話にはほとんどついていけなかった。 サテ、私を誘ってくれたのはなぜかというと、携帯コンテンツのサミー・ネットワークスがauで最近始めた「モバプリ」というサービスのデモがあったからだ。 このサービスは、携帯ブラウザー経由で著作権つきの画像コンテンツを有料販売し、これを

    日本ガラパゴス なつやすみにっき(2) ネットのアプライエンス化? - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/07/16
    ネットやパソコンのように、汎用的「generative」なものに発生するアナーキーに耐えられない人のために、「アプライエンス化」も促進/「ミドルテール」型コンテンツ提供者や、ユーザー自身も支持することが多い
  • 日本ガラパゴス なつやすみにっき(1) 「パラダイス鎖国=今川義元」説 - michikaifu’s diary

    毎年のように、子供の体験入学のために日に来ている。昨日は、昼過ぎから東京で予定があり、地元の駅にたどりついたところで猛烈におなかがすき(時差でやたら早起きする子供につきあって、朝5時半とかに朝ごはんをべるので・・)、昼ごはんにはまだ早かったけど、その辺にあるそば屋に飛び込んで天ざるをべた。あー、天ざる!ニューヨークにいた頃はよくべたなぁ。ベイエリアではまずせない。どうでもいい駅前のそば屋でも、なんとおいしいこと・・・おととい、子供たちを連れて駅前のラーメン屋に行ったら、彼は一口べるごとにため息をつきながら「あー、おいしい・・」「なんておいしいんだ・・」と感激しながらしていた。地元の人に言わせると、どちらも別に特においしい店でもなんでもないんだけど。 日べ物がおいしい。ほんとーにおいしい。これに慣れたら、アメリカなんて住みたくないよね。腹が痛くなるかもしれない途上国のメシ

    日本ガラパゴス なつやすみにっき(1) 「パラダイス鎖国=今川義元」説 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/07/13
    日本は食べ物がおいしい。ほんとーにおいしい。日本人が外に出るのがおっくうになのも無理はない。「パラダイス鎖国」現象は、「美食に慣れて出不精になった今川義元」、ということなのかも。
  • ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 - michikaifu’s diary

    いつもながら、この件は私には、生活レベルでのアメリカと日のことしかわからないので、その範囲に限定して書く。 なんだか盛り上がってきて、面白くなってきた。 利権が無い文化を育てれば日は生き残れる - アンカテ Life is beautiful: 日は世界経済にとってのガラパゴス諸島 そこそこに大きく豊かで単一的な日市場という特徴を利用して、中だけに閉じた、高度に発達したコンテンツや文化や製品が生まれるということ自体はいいし、その成果であるゲームやアニメが海外にも売れてるというのは事実。 ただ、こっちに住んでアニメ適合年代の子供たちと生活を共にしていて、全体のコンテクストから見たその影響度合いとかが、相変わらず日で過大評価されているような気がしてならない。ゲームのことはあまり知らないので、とりあえずアニメのことについて書くが、この話は、1年半ほど前にも「パラダイス鎖国」連載の中で言

    ばばぁの繰言だけど、「ポケモンは自然に売れたんじゃない」という話 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/06/27
    鎖国して壁の花のように黙っていても、ある日外から白馬の王子様があらわれて、世界中が好きになってくれると思うのは甘い。「鎖国」するなら、王子様が来ることは期待しないでね、ということ。
  • お久しぶりの「パラダイス鎖国」と「情報発信」を閉ざすことについて - michikaifu’s diary

    「パラダイス鎖国」という話をこのブログに書いたのは2年前のことで、そろそろ書くことも尽きているので今更なのだが、たまたま雑誌に「パラダイス鎖国について書いてください」という依頼があり、まーいっぺんぐらい活字になるのも悪くないかな、と思って、短いコラムを「月刊アスキー」に寄稿した。6月24日発売。 http://monthly.ascii.jp/ ・・・という話を書こうと思っていたところ、ちょうど今日、渡辺千賀さんと梅田望夫さんが、まるでみんなでsyncしたように、関連するエントリーを書かれており、タイミングのあまりのよさにちょっとビックリ。 日は世界のブラックホールか桃源郷か | On Off and Beyond 海外に住んでも母国語中心に生きること - My Life Between Silicon Valley and Japan それと、私も書いたことのある、携帯電話のパラダイス

    お久しぶりの「パラダイス鎖国」と「情報発信」を閉ざすことについて - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/06/25
    私は敢えて英語でブログに書いた。そういうことを、携帯のconferenceで英語でしゃべろうと思って応募もしている。でも、どうせこんなもの、読む人も聞く人も少ない。誰も興味持たない。商売にもならない。
  •  父の日雑感 - マネージメントとしてのお父さん、お母さん - michikaifu’s diary

    今日は父の日ですね。お父さんがた、Happy Father's Day!! アメリカでも日でも、父の日は母の日よりも地位が低いのは共通の現象のようだ。日経の随筆欄にもその記述が今日あったし、一方昨日のサンフランシスコ・クロニクルによると、アメリカで父の日のプレゼントとしてのオススメ商品の値段はだいたい10ドルが相場で、母の日にはだいたい50ドルのものが並ぶのに比べて、格段にヤスモノ、なのだそうである。 これは、「社長の名前は知っているけど、副社長の名前はよくわからない」というのと同じことじゃーないかと思う。 最近のお父さん方、特に若いお父さんたちは、昔と比べてずいぶん家事や育児に関わるようになった。しかし、友人の男性が「オレは子供のオムツをいつも換えていた」と言って自慢するのを聞くにつけ、「でもそれって、工場でボルトを一個まわしてつけるのと同じようなもんだよな・・・」と内心思う。それは、

     父の日雑感 - マネージメントとしてのお父さん、お母さん - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/06/18
    「女性の負担軽減」なるものが語られる場合、常に「労働者としての単純労働」の話ばかりで、「マネージメントのストレス」については全く考慮されていない
  • 日本におけるテレコム新規参入の難しさ - michikaifu’s diary

    日経新聞に載っていた、「次世代高速無線通信」の免許割り当ての話を読んで、ちょっと不安になった。 テクノロジー : 日経電子版 90年代にアメリカで、携帯事業への新規参入を創出しようとしてベンチャーに特別に周波数枠を割り当てて競売したことがある。私自身、それに応札したベンチャー会社で波乱万丈の2年間を過ごした挙句、会社は倒産してレイオフされた。結局、さらに数年の紆余曲折の末、その周波数はベライゾンの手に落ちた。だから、身にしみるのである。 アメリカでも、700MHz帯の免許割り当てに際しては、既存の大手に応札を許すな、と、グーグルなどの新興企業連合が反対し、大騒ぎになっているのは知っている。 http://www.wi-fiplanet.com/news/article.php/3681356 それでも、アメリカならまだ、グーグルが周波数をとっても、シンギュラーに買収されたAT&Tワイヤレス

    日本におけるテレコム新規参入の難しさ - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/06/17
    今回のように諸外国に先駆けちゃって、方向転換できないと大変だよー
  • 豊かな時代の教育とは(続き):異端の存在価値 - michikaifu’s diary

    その昔大学のとき、雑談がやたら面白いので有名な某教授の授業があった。その中で一つ、鮮明に覚えているのが「20世紀初頭に人類の体格が飛躍的に向上したのは、自転車の発明のためである」との話。自転車のおかげで生活圏が歩く距離の3倍とか4倍とかに広がり、結婚相手の対象が広がってより離れた遺伝子が混ざりあうようになったから、という説明だった。この伝でいくと、戦後自動車や鉄道や飛行機の発達とともに、さらに人類の体格は向上している、というのも説明できるのだが、なぜかその話はスルーだった。(笑) いずれの時代にも、運送手段が向上すれば、料を遠隔地からも運搬できるようになって栄養がよくなった、みたいな話もあるし、まーどこまで当かわからないけれど、日よりさらに体格がよいので有名な(?)アメリカでも、こんなに体格が良くなってきたのは割に最近のこと、というのは当らしい。ニュージャージーに住んでいた頃、独立

    豊かな時代の教育とは(続き):異端の存在価値 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/06/12
    少なくとも、文明の発達した豊かな社会においては、異端はそれ自体、とても価値のあるものだと思う。
  • 豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary

    こんなエントリーを読んで、私はちょっと事情は違うけれど、当にそのとおりだなー、と思った。 談合社会の崩壊の中で「お母さん」たちが担っているもの - アンカテ 今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにいちいち感心してしまう。 ウチの息子は読み書きの学習障害があるが(詳細は「視覚発達障害」カテゴリー参照)、ビジョン・セラピーやここまでの種々の対策のおかげで、読むほうはだいぶよくなってきた。今回は、これまでの進歩の様子を確認して、この先どういった対策が必要かを判断するためのテストをした結果の報告と、その後の方針を話し合うミーティングだった。 スピーチ・セラピーの先生は、一種の「IQテスト」のようなフォ

    豊かな時代の教育とは:「こいつらにはやっぱかなわねー」と思うこと - michikaifu’s diary
  • Tech Mom from Silicon Valley - 「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について

    ちょっと前になるが、昨年日で最も評価の高かった劇場用アニメ映画、「パプリカ」の今敏監督と、「時をかける少女」の細田守監督が、たまたま相次いでアメリカに来られた。いつも映画関係の記事素材を提供してくださるハリウッドの映画ライター、はせがわいずみさんが、お二方にインタビューしたものを、私が現在、慶応大学デジタル・メディア・コンテンツ機構の英語ニュースレター記事に仕立て直しているところだ。 はせがわさんのインタビューは、いつも面白い発言を引き出していて、記事を書きたい意欲がわく。今回も英語だけではもったいなくて、日語でも書きたい良いネタがいろいろあるのだが、日語記事ははせがわさんご自身がどこかに書いておられるだろうし、彼女は仕事でやっているので、このような個人のブログに書くわけには当はいかない。でも、彼女の記事はだいたい映画専門誌なので、ギーク世界の皆様の目にはあまり触れないだろう、とい

    Tech Mom from Silicon Valley - 「パプリカ」の今敏監督がいいこと言った件について
    isrc
    isrc 2007/06/01
    そもそもバーチャルとか現実といった二元論そのものを私は懐疑していますし、いい加減「バーチャル込みの現実」が前提にされるべきではないかと思っています。
  • Tech Mom from Silicon Valley - SecondlifeとTwitterは都市伝説か?

    何度かこういう話がこれまでも出ているようだけれど、今日もこんなセカンドライフに関するエントリーがあった。 大西 宏のマーケティング・エッセンス : セカンドライフってもう終わった? 日だけじゃなくて、アメリカのプレスでも、どうもこのところ、セカンドライフは「紙」ベースのメジャーなメディア(サンフランシスコ・クロニクルとかウォールストリート・ジャーナルとか)では見るけれど、先月のWeb2.0EXPOでもセカンドライフの「セ」の字もどこの基調講演にもワークショップにも出なかったし、テック系ポッドキャスト、ブログ、ソーシャルニュースなど(メンドーなので全部まとめて「ギークメディア」とよぶ)でもほとんど言及されているのを聞かない。大西さんのようにちゃんと調べたわけではないが、なんか、ヘンだなぁ〜、という感じがしている。 ギークメディアでは、セカンドライフを評価する人と「ボクにはよくわからない」と

    Tech Mom from Silicon Valley - SecondlifeとTwitterは都市伝説か?
  • アメリカンとコンチネンタル − 携帯キャリア戦略 - michikaifu’s diary

    ・・・という話を英語ブログとNews Vineに書いた。朝メニュー、じゃなくて、携帯戦略の話。 News Vine entry アメリカというのは、携帯電話業界においては「文明の十字路」みたいなところだ。欧州流のやり方と、アメリカ型というか日型というか、とにかく非欧州流のやり方が競合している。 欧州流(コンチネンタル)というのは、「GSM・世界標準」準拠型。一国の市場は小さく、それぞれにキャリアがたくさんある状態で、アメリカのような大きな単一市場に対抗するのには有効な戦略だ。GSMは欧州以外の多くの国でも使われているので、機器の規模の経済も期待できる。でも、その代わり、キャリアが好きなようにサービスやインターフェースを作りこむことができず、相互互換性は「最大公約数」的な、標準の部分までしか保証できない。このため、コンテンツ流通などではメッセージングが「最大公約数」として使われる。オープ

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  • Tech Mom from Silicon Valley - 豊かな時代の究極の楽しみは「クリエイトすること」、それがWeb2.0

    昨日はWeb2.0EXPO会場で、日から来た友人たちと何人も会えた。皆、シリコンバレーの元気さ加減を羨ましく思っている口ぶりだったので、「でも日も景気いいじゃん、最近は何が面白いの?」と水を向けても、あまりパッとした答えが返ってこなかったので、ふぅむ、そんなものか・・・と黙った。 その中で出た話に、「最近のティーンは何が欲しいのかわからない、と困っているメーカーが多い」との話があった。昔の私たちの世代だと、車だとかオーディオだとかギターだとか、そういうものが欲しくて一生懸命アルバイトしてお金をためたりしたものだが、今のティーン世代はそういったものを買いたいと思わない。せいぜい、ゲーム機とケータイがあればいい。パソコンは親が持っているか学校にある。何やってるかというとケータイでメール送っているだけ・・だという。 まー確かに、ウチの子供たちを見ていても、具体的なモノを買いたいという要求は最

    Tech Mom from Silicon Valley - 豊かな時代の究極の楽しみは「クリエイトすること」、それがWeb2.0
    isrc
    isrc 2007/04/19
    究極的には「それによって今までなかった何かができあがること」「これまで手が届かないと思っていたことに影響を及ぼせること」「それがすぐに実感できること」の面白さが一番なのではないかと思う。
  • Web2.0 Expo 雑感 - michikaifu’s diary

    今日のキーノートで一番面白かったのは、HitwiseのBill Tancer氏の話。Hitwiseは、ウェブサイトの活動を測定するサービスで、今回は「世界初公開」の統計数字をいくつか出してくれた。参加型(=Web2.0系)サイトの代表としてYouTube、WikipediaFlickrの3つのユーザー行動統計を比べると、「ユーザー全体の中でコンテンツを提供する人の比率」は、Wikipediaで4.59%、Flickrで0.2%、YouTubeで0.16%しかいないのだそうだ。少ないだろうとは思っていたが、Wikipedia以外の数字があまりに低いので驚いた。それから、閲覧する人と提供する人を年齢層で分けると、皆が中心だと思っている若年層は、閲覧では確かに多いが、提供側はむしろ30歳代などの高年齢層のほうが多いという。まぁ、これはうなずける数字ではあるが、きちんと統計でグラフにして示される

    Web2.0 Expo 雑感 - michikaifu’s diary
    isrc
    isrc 2007/04/18
    「ユーザー全体の中でコンテンツを提供する人の比率」は、Wikipediaで4.59%、Flickrで0.2%、YouTubeで0.16%
  • 記事掲載のお知らせ 「スマートフォン」 - michikaifu’s diary

    KDDI総研R&A誌4月第一号に、私の書いた記事が掲載されましたのでお知らせします。ウェブで全文読めますのでご参照ください。 「スマートフォンに見る米国型ケータイ文化とその影響」 なお、この写真は全く記事とは無関係です。カリフォルニア中央平原にあるアーモンド畑で、「ベルシステム」と書いてある古い看板を発見したので、思わず撮りました。

    記事掲載のお知らせ 「スマートフォン」 - michikaifu’s diary
  • 無線と固定を隔てるものは「技術」ではなくて「人」 - michikaifu’s diary

    無線展示会「CTIA」に来ている。今日はまだpre-showなので、人もまばらで快適だ。 といっても、もう昨日から仕事は始まっていて、いろいろ人と会って話を聞いたりしている。まーちょっと、こりゃー大変だなー、と思うところもあって、これは説明するのが大変なのでまた改めて書くけれど、それにしても、無線の世界ってへんてこりんなところだな、と思う。 FMC、という言葉がある。Fixed Mobile Conversion、固定・携帯統合サービス。使う人によって勝手な使われ方もしていて、私のイメージとしてはきわめてヨーロッパの考え方のように思う。でも、この用語は使わないにしても、固定と携帯の統合、というテーマは日でもアメリカでも、皆期待をもって取り上げている。どういう形で実現するかは、皆それぞれ違うイメージを持ちながら、同じ用語で話していたりするのだが。 で、かつて細分化されてベンチャーや独立系が

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  • 「ケータイ文化先進国」---「アメリカのトレンド」とスマートフォン - michikaifu’s diary

    こちらのエントリーを大変興味深く読ませていただいた。このエントリーの前半部、CNETに出ていた部分は前に読んでいたけれど、後半のSidekickに関する部分が、とても面白かった。 http://www.tarosite.net/2006/08/post_623.html なぜかと言うと、「Sidekickは若年層に結構売れてるよ」という話は業界で聞くけれど、実際に使っている人を目撃したことも、ネット上でも見聞きしたこともなく、それは私は普段、Sidekickがターゲットとしているような年齢層の高校生・大学生と全く接触がないからなのだ。 私の生きている世界は、職業を持つ大人(20代から50代ぐらいまで)およびその配偶者か、子供(小学生以下がほとんど)か、どちらかしかいない。我が町はそういう年齢構成の家庭が多く、そのほかシニア向けハウジングもあるが、それはそれで隔絶されたところにあり、シニアの

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  • 広告ベースのWeb2.0商売にとって、アメリカは「約束の地」といっても過言ではないのだ - michikaifu’s diary

    Newsvineで、「Web2.0系サイトが、欲しくない場所のお客がいっぱい来て困っている」話を見つけた。そーいえば、日人がYouTubeをいくら使っても、広告商売にならないからメーワク、という話があったなー、と思い出し、英語ブログに書いてみた。 http://hogacentral.blogs.com/japan_tech_blog/ NBC News - Breaking News & Top Stories - Latest World, US & Local News | NBC News その記事は、日ではなく、東南アジアやブラジルなどでお客がいっぱいいるサイトが例に挙がっている。そういう国でいくらお客がついても、広告の足しにはならない。日でさえも、どうも難しい。日は、Web2.0を使いこなしている先進ユーザーがたくさんいる国なのに・・・ なぜか?その背景の一つには、広告

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  • トップSNSの天井と「ネットワークの外部性」 - michikaifu’s diary

    数日前に森祐次さんが、日と米国・韓国SNS文化の違いを書いた記事が人気になった。特に、韓国では意外に携帯からのSNSへの記事アップロードが少ない、という話が興味深かった。 日SNS利用はもう限界なのか - CNET Japan でも、もしかしたらSNSの「最大サイト」の頭打ちの予感は、アメリカでも出てきているのかもしれない。今朝のSan Francisco Chronicleで、よりニッチを狙ったSNSベンチャーを紹介する記事が載ったが、その中でこんな話がある。 Few are claiming this is the beginning of the end for MySpace, the signature social networking site that has upwards of 150 million profiles on its site and hoste

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    isrc
    isrc 2007/03/09
  • 「あるある」捏造事件と「ミドルテール」新メディア - michikaifu’s diary

    納豆ダイエットの情報捏造事件では、テレビ番組の下請け丸投げ体質、下請けいじめ体質がまたまた問題になっているようだ。 http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20070201et08.htm?from=os1 悪いけれど、これを読んで下請けの映像製作会社が特にかわいそうだとは思わない。ソフトウェアだって、電話の工事だって、自動車会社だって、下請けが締め付けられる構造はどこも同じだし、自分で競争力のあるプロダクトや新しい売り先を創出するだけの才能のない会社は、言われるままにこき使われるのはある程度仕方ない。ましてや、給料が安かろうが仕事がきつかろうが、やりたい人が後を絶たない、華やかな映像の世界なのだ。そのぐらい、覚悟の上だろう。かく言う私も、地味なテレコムの世界ではあるが、クライアントの下請けをやっているワケで、その中で安くこき使われないよう、勉強

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  • 外側へと拡大するネット、そしてWeb2.0の先祖返り - michikaifu’s diary

    梅田さんにWeb2.0という言葉を教えてもらってからそろそろ1年半、その要素をなすLong TailだのArchitecture of Participationなどまで含めるともう2年近くなるのかな。流行語として消費されるようになったWeb2.0はそろそろ飽きてきたので、もう流行遅れなんじゃないか、と思ってみたものの、まだどうもそうではないようで。 これだけ付き合いの長いコンセプトでもあり、仕事上でも偉そうに人に説明したりしていたのだが、つい先だって、なんだか初めて、この意味が腑に落ちたというか、悟りを開いたというか、まぁそれも大げさだが、なにしろ私のフレームワークに初めて、すとんと落ちた気がしたのだ。 今月前半、ソニーのPS3が日で発売されたときのこと。行列を作っている人だの、ネットオークションで高値がついただの、そういう話でにぎやかな日経新聞の片隅に、「PS3でたんぱく質の構造を解

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    isrc
    isrc 2006/11/27