私が委員長を務めさせていただいています議院運営委員会とは地方議会でいうところの議会運営委員会。 なぜ呼び方が違うのか、 とよく聞かれます。 議会全般の持ち方を取り決め、 法案の生殺与奪を握る、 というのはどちらも共通しているのですが、 一つ違うのはそれ以外の所掌が 「議運」 にはあること。 「議運」 は施設やその中身に関する運営もこれにあずかり、 その対象は国会議事堂はもちろん、 議員会館、 宿舎にまで及びます。 したがってエレベーターの管理から衛視さんや運転手さんの処遇、 はては議員食堂の箸の選定(実際にあった話)までを決めることになります。 昨年末に参議院がサイバーテロ攻撃を受けたというニュースが流れましたが、 その後、 テロ対策室を設け大幅に組織改編をしたのも我々議運で連日のように協議をした結果です。 その後、 テロ攻撃は収まっていますが、 問題が起きてからでは遅い、 ということで断
オーケストラの演奏会で用いる楽譜は、団員が持っているものではない。総譜(スコア)という、全ての楽器が記されている指揮者用の楽譜は、携帯しやすいように小型版が出版されているので、全体像を掴(つか)むために求める団員もいるはずだ。 しかし、一つの楽器が弾く部分だけを書き出したパート譜は個人持ちではないのだ。 まず、世に管弦楽団の数は知れているから、そんなものを売り出したって採算が合わないだろう。尤(もっと)も、ベートーヴェンの「運命」などは演奏頻度が高いからセットで売っていて、団の財産として買うのである。その管理をするのがライブラリアンだ。 団員は前もってそのパート譜を借り、さまざまな印や覚え書きを書き込む。いざ稽古が始まると、指揮者の指図も記入するのである。そして筆記用具は必ず鉛筆でなければならない。次に別の指揮者と協演するときは、新しく書かねばならないからだ。ライブラリアンの仕事の一
2012年6月5日に、佛教大学図書館が、これまで提供していた「佛教大学電子資料庫」を「佛教大学図書館デジタルコレクション」としてリニューアル公開しました。 「佛教大学図書館デジタルコレクション」では、同大学が所蔵する『洛中洛外図屏風』をはじめ、京都にまつわる御伽草子や絵巻、浄土宗文献等の約160点(画像7,200枚)を一般向けに公開しています。また、今回のリニューアルに伴い、ユーザビリティを向上させたインターフェースやスムーズな画像の閲覧、ソーシャルメディアとの連携等での改善が行われ、『保元物語』『平治物語』『古經題跋』『法然上人行状略傳』『黒谷聖人傳繪詞』『観経疏伝通記』の6つのコレクションが追加されたとのことです。 佛教大学図書館デジタルコレクション http://archives.bukkyo-u.ac.jp/collections/ 「佛教大学電子資料庫」が「佛教大学図書館デジタル
米国の美術研究機関であるGetty Research Instituteが、2012年5月31日に、パブリックドメインとなっている、世界のデジタル化美術史関係資料へのアクセスプラットフォームとして、“Getty Research Portal”を公開しました。 Getty Research Portal http://portal.getty.edu/ Getty launches full text website for art history research (Los Angels Times 2012/5/31付けの記事) http://www.latimes.com/entertainment/arts/culture/la-et-cm-getty-debuts-full-text-web-site-for-art-history-research-20120530,0,673
2012年5月29日付けのdesignboomで、ベルギーで開催されているアートフェスティバル“TRACK”において展示されている、イタリアの芸術家Massimo Bartolini氏の“bookyard”と名付けられた作品が紹介されています。その作品は、「野外公共図書館」のようなもので、ゲントにある聖ペテロ修道院(St. Peter’s Abbey)のワイン畑に20組の書架が並べられており、ゲントやアントワープの公共図書館からの除籍本等が配架されているとのことです。 Massimo Bartolini (TRACKでの作家紹介ページ) http://track.be/en/index.php/kunstenaars/detail/massimo_bartolini bookyard – an outdoor library by massimo bartolini (designboom
1712年5月23日に旧館の礎石が置かれて300年を迎えたのを記念して、アイルランドのトリニティ・カレッジ・ダブリンの図書館では、同館職員の集合写真の撮影や、ジョナサン・スウィフトやオスカー・ワイルド等といった同大学の著名な卒業生に扮した人々のイベント等が行われたようです。その様子が同館の300周年記念特設サイトで公開されています。なお、同館は、これまでにたびたび「美しい図書館」として取り上げられている図書館です。 We Are 300… (Trinity College Library Dublin 2012/5/24付けの記事) http://tcld.wordpress.com/2012/05/24/we-are-300/ Old Library Tercentenary 1712-2012 (Trinity College Dublin図書館の300周年特設サイト) http://
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