茨城県土浦市内の病院に暴行を受けて死亡した男性が運び込まれた事件で、県警組織犯罪総合対策推進本部と土浦署などは5日、傷害致死の疑いで、いずれも逮捕監禁罪で起訴されている指定暴力団松葉会系幹部、青木葉貴之被告(40)=同市東若松町=と同、神田修被告(34)=同市並木=ら3人を再逮捕した。神田容疑者は「自分1人でやった」と供述、2人は「そんなことはやってない」と否認している。 同本部などの調べによると、3人は6月20日、土浦市内で同市並木の無職、舟串(ふなくし)武美さん=当時(35)=を鈍器で殴るなどして死亡させた疑いが持たれている。舟串さんは同日夜に病院に運び込まれが、外傷性ショックで死亡した。 翌日朝、土浦署に出頭した神田容疑者が凶器の隠し場所を自供した。同署で凶器を発見し、裏付け捜査を進めている。 同本部などによると、舟串さんは、父親の知人が組長の暴力団事務所で生活していたが、組内で“法