米航空宇宙局(NASA)は28日、火星や小惑星に人類を送り込む次世代有人宇宙船「オリオン」の試験機の開発状況を公開した。2030年代半ばまでの火星有人飛行の実現を目指し、来年秋から試験飛行を開始する。政府機関閉鎖の影響で中止が懸念されていた火星の大気を調べる無人探査機「メイブン」の打ち上げも予定通り11月18日に行う。米国の威信をかけた“火星一番乗り”に向け、準備は着々と進んでいるが、片道だけで半年以上かかる過酷な旅を克服するには、解決すべき課題も山積している。(SANKEI EXPRESS)来年9月、無人で試験 「われわれの計画は、最終段階に来ている。(打ち上げは)すでに軌道に乗った」。NASA、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)とともにオリオンの開発を担う米航空・宇宙企業ロッキード・マーチンでプロジェクトを担当するラリー・プライス氏は、米NBCニュースにこう語った。 組み立てはフロリダ州のケ
「まんがサイエンス」、「なつのロケット」など、科学系の漫画を多数執筆し、最近では民間でのロケット打ち上げに協力しているあさりよしとおさん。作品を通して伝えたいことや、民間の宇宙開発についてお話をうかがいました。 科学漫画を書こうと思ったきっかけは? アポロ11号の月着陸船(提供:NASA) 基本的には、科学が好きだからです。就学前から図鑑とか百科事典が愛読書で、その頃テレビでは『サンダーバード』や『宇宙大作戦(スタートレック)』などのSFドラマを放送していたりしました。小学校に上がると、ちょうどアポロ11号の月着陸という、歴史的イベントがあり、世の中が宇宙一色に染まっていたというのも原因です。 何より本物の宇宙船、アポロにはショックを受けました。それまでのSF映画には、流線型のロケットしか出ていなかったのに、月着陸船はなんかデコボコで、空気の無いところで使うから、抵抗を考えなくていいんだ!
Image credit: NASA 米国の民間企業シエラ・ネバダ社が開発中の宇宙船ドリーム・チェイサーが10月26日、初めてとなる滑空飛行試験をNASAドライデン飛行研究センターにおいて実施したものの、着陸に失敗した。 今回の飛行試験は、無人のドリーム・チェイサーの技術試験機(Engineering Test Article, ETA)をヘリコプターで上空から落下させ、自力で飛行と、滑走路への着陸を行わせるというもので、宇宙からの帰還を模したものであった。 太平洋標準時26日の11時10分ごろ、エリクソン・エアクレーン社のヘリコプターから投下されたドリーム・チェイサーETAは順調に滑空飛行し、エドワーズ空軍基地にある滑走路へ滑り込んできたが、着陸の段になって左側の着陸脚が出ず、そのまま着陸することとなった。 シエラ・ネバダ社やNASAは、その後どのように着陸したのかは、現在のところ明かし
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