小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられ、3日で3年になった。宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、はやぶさ2は地球と火星の間の軌道にある小惑星「リュウグウ」を目指して順調に飛行中で、リュウグウ到着まで600万キロあまりとなっている。日本ではやぶさ2が持ち帰る予定の試料分析に関する国際会議が開かれるのに合わせ、2日に相模原市で開かれた講演会で、海外の研究者がはやぶさ2への期待を語った。参加者の一人は「太陽系の歴史を知るために、目的の天体から直接試料を持ち帰るミッションの黄金期を迎えた」と話す。