子供たちに宇宙や科学への興味を持ってもらおうと、ロケット開発の研究者らが7日、和歌山市加太の「コスモパーク加太」でソフトキャンディーを燃料に使ったハイブリッドロケットを打ち上げた。 和歌山大学の宇宙教育研究所や秋田大学などが計画した。ロケットはアルミ製で全長約1・8メートル、直径約15センチ、重さ10キロ。UHA味覚糖のソフトキャンディー「ぷっちょ」20個を詰め込んだ燃焼器に液化ガスを入れて燃やし、生み出されたガスを推進力にする仕組み。 ソフトキャンディーの燃焼しやすく、長時間燃え続ける特性に着目し、昨年秋から開発が始まり、2回のテストを経て完成した。 この日、宇宙に興味がある県内の小中学生約20人が打ち上げを見守った。ロケットは大きな音とともに、7秒で高さ約220メートルまで到達し、パラシュートを開いてゆっくり降下。打ち上げ後には甘い香りが漂った。 打ち上げ成功に歓声をあげた市立高松小学
![燃料は「ぷっちょ」20個!ロケット点火 「キャンディーで飛ぶなんて」子供ら歓声 和歌山、220㍍打ち上げ成功 - 産経WEST](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8f6c29e62c5048a3f405ad61cef9ee570661ad27/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sankei.com%2Fimages%2Fnews%2F150307%2Fwst1503070033-p2.jpg)