画像はAmazonより Kindleにて読みました。 中山七里さんの小説『境界線』は、東日本大震災を背景にした社会派ヒューマンミステリーです。 「護られなかった者たちへ」という小説を以前読みました。 あの小説も東日本大震災をテーマにした内容で、暗く、重い内容。 映画化もされ、映画も見ました。 今回の作品はその続編、第2弾とされています。 ただ、内容的に直接のつながりはないので、この本から読み始めても全然OKでしょう。 tails-of-devil.hatenablog.com tails-of-devil.hatenablog.com 2018年5月、気仙沼市南町の海岸で女性の変死体が発見されます。 遺留品の身分証から、その女性は宮城県警捜査一課警部・笘篠誠一郎の妻であることが判明します。 笘篠の妻は7年前の震災で行方不明となっていましたが、遺体の様子から彼女は前夜まで生きていたことがわか