ニジェールの首都ニアメー(Niamey)のモスクで祈る人たち(2013年11月1日撮影)。(c)AFP/Boureima HAMA 【11月2日 AFP】西アフリカのニジェールでサハラ砂漠を越えようとして、飲み水がなかったために死亡したとみられる92人の遺体が発見された。大半は女性と子どもだという。 10月30日に遺体となって見つかったのは子ども52人、女性33人、男性7人。難民たちが乗っていたトラック2台は、アルジェリアへ向かう途上で立ち往生したとみられ、遺体はすでに分解が進んでいた。 ニジェール政府は公共放送を通じた声明で「この悲劇はあらゆる種類の人身取引に関わるネットワークが起こした犯罪の結果だ」と非難した。またこの事態を受け、同国北部の中心都市アガデス(Agadez)にある「ゲットー」と呼ばれる難民キャンプの閉鎖を命じたという。さらに政府は、多くはニジェール北部を通ってアルジェリア
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