韓国の旅客船沈没事故で捜索活動の拠点となっているチンドで20日、記念撮影をしようとしたとして、安否の分からない高校生の家族たちの激しい抗議を受けた韓国政府の幹部が職務を解任されました。 この幹部は、韓国安全行政省のソン・ヨンチョル監査官で、捜索活動を見守る家族を支援するために政府が設置した施設の前で20日、記念撮影をしようとしたとして家族たちの激しい抗議を受けていました。 安全行政省はソン監査官に対し、20日のうちに職務を解任し、待機を命じていたことを21日、正式に発表しました。 また、21日、本人が提出した辞表を直ちに受理したということです。 今回の事故では、船内に取り残されている人たちの捜索が今も続いていて、家族の焦りと疲労が増しているだけでなく、捜索活動の状況についての説明が二転三転したことなど、韓国政府の対応のもたつきに一般国民からも批判が強まっているだけに、パク・クネ政権としては