パキスタン・イスラマバードで、パキスタン正義運動(PTI)のイムラン・カーン党首の横断幕の下に立つ男性(2018年7月26日撮影)。(c)AFP PHOTO / AAMIR QURESHI 【7月26日 AFP】パキスタンで25日、任期満了に伴う国民議会(下院)選挙の投票が行われ、地元メディアは翌26日、非公式で部分的な開票結果を基に、クリケットの元スター選手イムラン・カーン(Imran Khan)氏率いる野党・パキスタン正義運動(PTI)が勝利する見通しだと一斉に報じた。 開票作業が続く中、カーン氏の支持者らは勝利を祝うため街頭へ繰り出した。これに対し与党は、極めて重要となる今回の選挙で「露骨な不正」があったと非難。強力な軍がカーン氏の有利になるよう操作したという声も出ている。 新聞各社やテレビ各局は、野党PTIが少なくとも100議席を獲得して勝利すると予想している。ただ同党が単独で政権