いっぽうの田園都市線。渋谷から三軒茶屋、駒沢大学、二子玉川を通って、たまプラーザ、青葉台といった横浜の高台を走る路線だ。バブル時代の人気テレビドラマ「金曜日の妻たちへ」ではこの沿線に住む高年収の夫を持った専業主婦たちの本音を語り、毎回登場する沿線のお洒落な街並みが視聴者を魅了した。 「金曜日の妻たちへ」の舞台となった田園都市線の中央林間駅 ©文藝春秋 ところが最近この電車を利用する人たちの電車に対する評判があまり芳しくない。そして悪評はどうやら他社線との相互乗り入れ開始後から始まったようだ。 安心して電車に乗れるレベルではない 東横線は2013年3月に大幅な路線改造とダイヤ改定を発表した。東横線の渋谷駅は地下に潜り、東京メトロ副都心線に乗り入れた。副都心線は渋谷から新宿三丁目、池袋を通って西武池袋線と東武東上線に接続したのだ。 東横線はこのときすでに横浜駅から先、元町・中華街駅まで横浜高速
![「渋谷ストリーム」開業も 東急線は「鉄道相互乗り入れ」でダメになった | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e2459eb0d21134b412caf075c75be736e48dc244/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F1%2F0%2F1200wm%2Fimg_1038916443ed0faf7ffc915ae8fd120d1367606.jpg)