台風19号支援通信 台風19号は関東甲信越や東北などの広い地域に被害をもたらした。被災地が分散しており、復旧・復興に各地で多くの人手が必要だ。その力になるのがボランティア。被災地の復旧・復興を手助けするためには、どんなことに注意すればいいのか。 まずは被災地の被害状況や、ボランティアの募集状況を把握することが大切だ。全国社会福祉協議会(全社協)は「まずは自分自身で被災地の情報を収集し、現地に行くか、行かないかを判断すること」と呼びかける。 多くの場合、地元自治体の社会福祉協議会(社協)などが中心になってボランティアセンター(ボラセン)を設けてボランティアを受け付ける。同時に泥かきや浸水家具の片付けなど、被災者ごとに異なるニーズを整理し、ボランティアに役割を割り振る形が一般的だ。 ただ、混乱している被災地ではすぐにボラセンを開けないこともある。特に、ボランティアの経験が少なく自己完結型の活動