新型コロナウイルスの影響が長引く中、自殺を考える人からの相談が相次いでいます。千葉県成田市の相談窓口には今月10日から16日までの自殺予防週間の期間中、およそ50件の相談が寄せられ、影響の長期化に伴って精神面の悩みに関するものが増えているということです。 このうちNPOの代表で、千葉県成田市で寺の住職を務める篠原鋭一さん(75)には、期間中だけでおよそ50件の相談が寄せられました。 篠原さんによりますと、最近は8割ほどが新型コロナに関係する相談で、特にコロナ禍の経済的な困窮が長引き、追い込まれた人や家族と会えなくなって孤独を感じるようになった人からの相談が増えているということです。 篠原さんは「新型コロナの影響が長引く中、肉体をむしばむだけでなく、人間関係や心をむしばむという状況まで変化してきている。自分で自分を追い込まず、まずは孤立しないことを大事にしてほしい。同時に身近な人を孤立させな
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