ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相。モンゴル・ウランバートルで(2022年7月5日撮影、資料写真)。(c)BYAMBASUREN BYAMBA-OCHIR / AFP 【7月20日 AFP】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は、国営メディアが20日に公表したインタビューで、ウクライナにおけるロシア軍の目標はもはや東部のみに限定されていないと述べるとともに、ウクライナに対する西側諸国の兵器供与を受けて計画を変更したと明らかにした。 外相は「今は形勢が変わっている。ドネツク人民共和国(DNR)やルガンスク人民共和国(LNR)だけではなく、ヘルソン(Kherson)、ザポリージャ(Zaporizhzhia)両州やその他の複数の領域が対象になっている」と明かし、「この過程は着実に粘り強く続けられる」と述べた。 さらに外相は、米国製の高機動ロケット砲システム「ハイマース(HIM